今日はlegが少し長いので6時に出港した。
朝方、風のヒューヒューとの音で目が覚めた。海上に出ると、8mくらいの西南西の風が吹いている。2ポイントでジブも90%くらい展開してのぼり帆走する。
暫くすると風の勢いが増してきたので、ジブを巻き、機帆走にはいる。7時頃には15〜16mをポンコツ風速計が差す。風警報は出ていたので、まあ、まあ・・・。波は3mくらいはあるが、予報では2m。
ひたすら、岩内に向かって航行するも、真のぼりであるのが、どうもいけません。小樽へ向かう時も真のぼり、そこから戻るのも真のぼりとは、ツイテない。
キャビンでこうしてblogを書いているが、揺れに揺れて、波に船底が叩かれている。小舟が自然を相手に一丁前に進む姿、これもまたよし。
そういえば、昨日の役場の電話の待ち受け音楽がソーラン節だった。そうとは知らずに、漁協の所長さんに、役場でソーラン節の練習か何かやってるんですか、と尋ねたら、いや、それは待受音楽ですよ、と。
こういうのが、どうも愚生はピンとこない。あとから考えると、少々恥ずかしかったが、そのあとからという時間差がある。これを天然ボケというのでしょうか。
ただいまの時刻8時30分、あと29海哩。まあ、よう揺れますこと。
神威岬を回り、更に、積丹半島を回り込むと少し静かになった。15時15分に舫いをとる。
場所もなんとかあり、安堵。
文化センターがすぐ横なので、伺い街の情報などをうかがう。お風呂は無いとのことだったので、3軒ほど旅館と民宿へ電話すると、民宿かもめの女将さんが快くお風呂を提供してくださった。また、そこで働く女性も愚生の咳込みを心配しくださったり、優しい方だった。それから、文化センターの方々もゴミの処理や飲料水を提供してくださる。
岩内のみなさんは本当に親切、本当にありがたかった。
そのあと、食事処を探すと、素晴らしいお店が見つかった。お店のご夫婦、常連のお客さん、ここでのみなさんも、兎に角、素晴らしい。忘れることができない時間を過ごした。
そのお店での一期一会は次稿でご紹介する。
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