今朝、第二管区の海上保安官が来艇、明日も出航しないようにと言って帰られた。
そのあと、市中を無料自転車を借りて、北前船のことなどの情報を集めることにした。日和山で北前船の大型模型を見て、山形コンニャクを頂く。おまけにと、コンニャク玉の串を1本追加してくれた。また、美味しい緑茶まで頂く。公園の茶屋でおもてなしが心地よかった。
その後、酒田市立資料館に出向き、調査員のA原女史の説明を受ける。小一時間、女史の説明を受けると、益々、北前船に興味が湧いてくる。素晴らしい説明で、ルナ艇長も大きくうなずきながら聴き入っていた。また課題もできたので、あとはメールでやり取りすることになるだろう。
また女史の紹介で旧鐙屋へ行くと、そこでは案内のご高齢者の女性が、いろいろな話を聞かせてくださる。そのなか井原西鶴の日本永代蔵巻ニの一節を淡々ともうされて、その記憶力には驚かされる。
昼食に酒田ラーメンを食べる。そのお店に佐高信さん寄稿の新聞記事があり、読むとケルンのことが書かれた。昨夜も街を歩くなか、ケルンの横を通ったので、気になっていた。
そのケルンをのぞいてみた、このケルンの話は次の項にしましょう。
昼食の後は山居倉庫を見学、その道すがら、元お相撲さんの把瑠都関に出会い、立ち話をする。彼も船舶免許を最近取得したと言っていた。
大方の用事を済ませて、酒田かんぽの宿に出向いて温泉に浸かり夕食をする。ここで親切な応対をうける。
順序は逆になるが、このかんぽの宿に行くバスの事で、親切な女性がバスの時刻などをいろいろ教えてくださる。まあ、その対応には驚いた。
で、今度はバス停では東北電力の事務所から出てこられた男性とバスが一緒になる。彼から外の風景などの案内を受ける。
その方が降りた後は、今度は福祉バスの運転手さんが、これまた親切な対応してくださる。戻りも同じバスで、その運転手さんは、我々が温泉に浸かり、夕食を摂ってる間に、休憩時間を利用なされ、明日の別の温泉への行く時間などを調べてくれてた。
まあ、本当に親切な人たちだった。
酒田は北前船のスタートとフィニッシュ拠点であるので、当時は多くの人達が行き交ったことだろう。そのホスタピィティが今の時代にも、いきづいているのかなーと、思った。
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