2016年5月28日土曜日

岩内のみなさん

昨日、岩内に入港して、仮舫いをとって、港関連のところへ挨拶に出向き、許可をお願いする。管轄外と言われつつ、奥のほうにとめれば、 まあ、大丈夫でしょうと。

次に目に前にある文化センターへ行くと、ここでもいろいろ周辺のことを教えてくださる。また、前述の通り、燃えるゴミまで引き受けてくれ、飲料水も提供してくれた。立派 な建物である。文化センターの情報をK山さんに伝える。

その後、今度は旅館や民宿へお風呂を拝借したい旨、連絡すると、民宿かもめの女将さんが、どうぞと快く応じてくださり、既お客さんが戻る前に入りなさいと。お風呂をおかりしたお金は要らないと。お礼を申し辞し、食事の場所を探す。

うどん&居酒屋大将に入ると、お店経営のAさんご夫妻とお客さんが一人飲んでらした。カウンターに座り、サッポロクラッシックの生ビールを注文すると、今日は割引デーだと。
料理数点注文して、我々の素性をお話ししたら、一気にお近づきになる。岩内へようこそ、と大歓迎してくださる。大将のご亭主は、こういうお客さんと接するとロマンを感じるよと申してくださる。

そうこうしてたら、お友達のみなさんも集まり、ご亭主と女将さんを含む、女性3人、男性5人で大いに盛り上がる。Mちゃんという女性と幼馴染でお姉えさんと慕うNさん、ZARAとH&Mをうまく着こなす方。
酒屋経営と書家でもあるOさんと市会議員の先生、このお二人方は関西にもいらしたことがある。そんなこんなで話が尽きることなく進んだ。Oさんは畳の席で、我々の艇の名前と氏名を書いてくださり、落款を押印してプレゼントしてくれる。素晴らしい書である。

大将のAさんご夫妻とOさんは、愚生に対して、とても話しやすい人ですねと申されるので、恐縮した。また、メガネの下がり具合と髪と髭から、フォークシンガーの小室さんに似てますねとも。同じことを酒田の90歳のバーテンダーからも云われた。そのバーケルンを思い出した。戻ったらメガネを丸にしてみようかな・・・。

興にいったルナ艇長はサッポロクラッシックを3杯飲まれ、岩内(いわない)ではなく、いわないといけないと、洒落ていた。
注文した食べ物を全て美味しく、〆のキツネうどんはワカメ、ふのりが入ってて、飲んだ後にちょうど良い加減の出汁。細うどんで、きのこを練りこんでいる、とてもヘルシーなうどんであった。

もう少し居たかったが、翌朝は早めの出港となっていたので、みなさんと握手を交わしてお別れした。帰り際に女将さんから、そのキノコのお茶をいただいた。
ルナ艇長と、帰る道々、みなさんと出逢えてよかったと・・・。大将で出逢ったみなさん、本当に楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。みなさんのおもてなし、忘れません。

舫いを取る各港で本当にみなさんの親切と人情に触れる。愚生はこの風の旅を通じて、親切の大切さを改めて感じ、また、多くのことを教えてもらっている。
岩内のみなさん、本当にありがとうございました。


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