2018年5月31日木曜日

星がでてきた

昼ごろ短時間だったが強烈な雨が降った、これは南を移動中の前線のせいだろう。明日から来週はじめにかけての天気は良さそうので、未だ梅雨入り宣言はないのでは・・・。

 K理事長から今夕商工会議所で打合せがある旨の連絡を頂くも所用で対応出来ず。明日夜は友人達との食事会、明後日から数日は東に出向き戻った翌日から西に出向く。その後の土日はHYAのアンカレッジ行事に参加となる。またこの週末は仕事場の引越しもある。そこへは再来週に初出社することになる。こう書くとなんとなく・・・。

この時間、星がでてきた、外気は冷たい。明日はいい天気との予報。

2018年5月30日水曜日

朝から雨

雨の日は、本を読む。
繰り返し読む本に田辺栄蔵氏のキャビン夜話がある。どの章も面白いが、タイトルのいいのが「一切の抗議を認めず」。その前のページに「静かなるものは、遠くへ行く」がある。これは抱腹絶倒。森繁久彌船長のスピーチのくだりは本当に面白い・・・。

森繁久彌さん、俳優になられる前にNHKにお勤めで、当時、大連か何処か兎に角、大陸に駐在されておられ、ある時、来客を迎えるエピソードをご本人がテレビで紹介された。それは、印象深く、またとてもいいお話だったので、誰彼なしにその話をする。それを文にするには少々・・・。

こんな日は、九州のクルーとか、関東のクルーはどうしてるかなぁと、ふと頭を過ぎる。地元のクルー訓練生の方は、昨日の連絡で、近々2人目の2世誕生とのこと。彼は潜水のプロに近い若者、船の底や吃水辺りはよく知っているが、デッキ辺りから上はまだまだ、である。Sくん、職場が変わり仕事も多忙で、よって空き時間が有れば、いつでも連絡して来いよと。でも、子育てが増え大変なんだろう。

キャビン夜話のページをめくりながら、中川イサトのギター演奏を聴く。この音源は博多のクルーがくれたもの。あと、外国人のギターリストのCDも数枚送ってくれた。いい曲、プレイヤーばかり。
彼はギター好きでコレクターでもある。どうも奥方に内緒でいろいろと・・・。謙遜人ゆえに多くは語らないが、弾くのも上手いようである。
東のクルーは複数、一人はblogに何度も登場するI女史で、ルナとの共通クルー。未だ艇に来られていないクルーも・・・。

今日は朝から社に出向き、その後、旅券事務所に立ち寄る。そこでの人の多さに、まあ、ビックリ。インバウンドもアウトバウンドも国際交流が増すことは、とてもいいこと。

2018年5月29日火曜日

レース参加で解ること

ミドルボート春レースの当日運営は、本部艇、警戒艇、ジュリー艇、プレス艇で構成されKYC事務所では、海域情報やレース成績表などの整理が行われる。また事前のクラブ関係者の準備仕事量も多くある。運営はとても大変だとおもう。http://middleboat-kansai.com

ヨットレース運営はその大小にかかわらず、関係者は神経を使う。でも、なんといっても、レーサーの方々と運営側の人たちとの信頼関係が大切で、そこからレースの楽しみとか面白さが始まる。

風方位をたえずチェックする。
第一代表旗、ゼネラルリコール。
無線でも通知している。
3度目にやっとスタートでき、ホッとしているのだろう。
上マークを警戒している。
第一代表側、ゼネラルリコール。
撮影も行なっている。
オレンジ旗、マーク艇でもある。 
ジュリーボートのフラッグ
マークの方位と距離表示。
プレスボート。
カメラマンYさんが活躍している。
多少重複文となるが、2日目、第1マークを回るところで、RRS第2章A節の航路権10、反対タックに・・、つまりポート・スタボの対象行為が発生。一方、第2章18.3のゾーン内でタックする場合、の規定抵触も考えられる。

対象艇が写されていないのは、その時の目視確認に集中していたから。
数艇がタックの異なる航路から上マークを目指す、写真はその時の最後の艇かな・・・。

反則艇はジュリーボートから見ると接触すると思うくらいの接近展開だった。プレスボートはその瞬間を撮影してたかも知れないが、でも写真は撮影位置で全く異なる。それを用いての判定・・・。

このミドルボートクラブのレーサー達は、
RRSセーリング競技規則の BASIC PRINCIPLE基本原則の一文、A fundamental principle of sportsmanshipスポーツマンシップの基本原則・・・を十二分に理解されているセーラー。

レース出場全艇にはGPS発信機が渡されている。艇長会議で、レース終了後、ロガーの返却を忘れないようにと云うと、GPSやから、持ち帰っても居場所はすぐ解るよ、と、ジョークを飛ばしてた。編集すると各艇の動きの全てが判る。

まだまだ少ないレース参加であるも、少しづつ解ってきたような、それは、レーサーはもとより、レース運営もジュリーも理論もいるが、何より実践経験・・・。

ポートスタボー交差の最後の艇かな・・・。
このように写真では全く距離感が解らない。
この艇は反則なく横切っている。 

2018年5月28日月曜日

ジェネカー・・・。

ミドルボートの殆どはジェネカーを使っている。
マストトップからデッキまで展開、ある艇などはハル側面から海面すれすれまで展開している。セイル面積はとてもデカイ感じがする。いや実際にデカイ。
ジュリーでありレーサーのKさん曰く、スプレッダーの形状変更などから、マストレーキ操作なども必要ないそうだ。

通常のスピンネーカーを使う艇も数艇あるが、それを見ため比較すると、ジェンカーはその効率が良さそうだ。昇り角度もキープできるし、ジャイブも危険度が少ないのだろう。
写真にも記しているが効率のいいセイル。

艇速だが、潮流の影響もあるも、4.8海里のwindward-reewardコースを早い艇は3,200秒台でゴールする。コース取りは様々だけど、プラスアルファの帆走距離は間違いない。よってそのスピードはなんとも早い。

タックを支えるバウスプリットは可動式と固定式があるが、このポール1本の扱いもレースでは間違わないようにせねばならない。若い頃、このタイプの艇を見た時にはへーっと思ったのを思い出す。

表彰式が終わった後、ヨット仲間のKさんから、レース参加を誘われたり、艇を交換しようやなどのオファーを受ける。勿論、ジョーク、笑い話の何ものでもない。
そういや、今回の彼らの成績、あまり振るわなかった。でも先日の出艇したレースで渡し忘れとかの立派な入賞杯を貰ってたから、ままいいのでは・・・。

写真は小さいけど、クルーと比較するとその大きさが解る。
#2マークはポートにある、回り込んで直ぐの体勢がこれである。
マークを回航するところ。
死角の右舷では、ヘッドセイルの準備をされているのだろう。
ジェネカーの降下レスポンスもだけど、
クルーワークがいい。
既にもうこの時点で、ヘッドセイルは揚がり風を受けている。
マークの位置を見ても、その素早さが見て取れる。

2018年5月27日日曜日

レース2日目 改訂

レース2日目。
風向はやはり230から250°、8〜10ノットほど。#1マークはスタートラインから1マイル先にセットされた。今日4レースやらないと6レースが成立しない。それもあっての距離設定かなと思う。

ただ遠来艇の関係からどうかは不明だが、レース終了時間リミットが設けられているので、その時間で。結局、5レース目でAP+A信号旗が揚がり、今日はこれまでとなった。公示に終了時間を定めると、それが起点となるので、それまではクラス旗、P旗も揚がる。レースコミッティとしては悩ましい対応だが、いたしかたない。レース委員長としては、そこを粛々とやるしかないのだろう。ここはコミッティを対応するときの一つの学習となった。

ゼネリコ、単一リコールもポート・スタボー接近もあり、ヒヤヒヤするも、流石はレーサー達。事故無く無事に終わらせる。
第1マークを回るところでの第2章A節の航路権10、反対タックに・・、つまりポート・スタボの対象行為。接触すると思うくらいの接近展開がある。第2章18.3のゾーン内でタックする場合に関わる、の決まりごとがあるも、今回はそこに至る前のことで、ポート艇は2回転のペナルティを行使した。ただ、これも、15艇身ほど離れていたので、速やかに?に疑義は残るも、追従する艇も多く、それを避けたと判断する。

ジャッジの資格は資格、寧ろ実践を積みかせて学ぶことと思う。愚生の場合はレース規則を勉強したいがために資格をとったので、レース海域における審問側にまわるなどはとてもとてもである。今回は先生とベテラン先輩がいるので、安心して実践勉強ができる。勿論、RRSとケースブックは携行している。

表彰式、そこでの入賞セーラー達のスピーチがまたいい。司会もユーモア溢れた会話で盛り立てる。本人が総合準優勝を受け取る場面もあった。

ヨットレース、これも全員参加で作りあげられるものだと改めて思う。その参加者の一人、またまたジャッジ訓練になった。ジュリーの先生Yさんと先輩Kさんに感謝。

そのあと JSAFの記念行事に関する会議に参加した。ここでも熱のこもった意見交換が飛び交う。2度目の会議参加なので、まだまだ解らないことだらけである。でも、話をうかがいながら、皆さんの人柄や情熱にも触れることができ、ああ、ヨット乗りは本当にいい、そうおもった。この組織に誘い込んでくれた会長Sさんにも感謝。

隣の席は、国際委員長のMさん。日本語上手な英国人、nice guy。彼もレースの参加者のひとりで、いつもコミッティ側にいる。写真に彼の入念な仕事ぶりをみることができる。

スタート直後の模様 
絵からすると、スタート時のようだ。 
P旗とクラス旗が揚がっている、
コミティーはどのような場面でも、たえず風向を確認している。
そのMさんの行動にレースセーラー達は納得する。
この後、AP旗を掲げることだってある。
シビアであればあるほど、レースは興味深く面白い。

2018年5月26日土曜日

ヨットレース

ミドルボート スプリング チャンピョンシップのジュリーに参加した。
愚生は去年から参加、勉強させて貰っている。
今朝から風が定まらず、予定時間を過ぎてのスタートだが、ゼネラルリーコール2回、3回目でスタートできた。風方位240°、風速8〜12ノット。スタートラインから第一マーク迄は約1.2海里のソーセージコース。

スタート時間の遅れから、今日は2レースで終えて、明日のレースに繋ぐことになった。全6レースの予定はちょっと無理かも知れない。

艇のスタート時の混戦はクルー達の大声が聞こえる。また第一マークを回り込む時は、様々な方向から突っ込んでくるので、とてもエキサイティングである。レースに馴れたセーラーでもスピン揚げに失敗、海面に流してしまう艇もある。

ジュリーは、先生であるYさんとベテランKさんの3人。昼食はレースの最中に摂るので交代となる。その時は久しぶりにジュリーボート、船外機モーターボートを操船する。レース艇に邪魔な波を立てないよう慎重に動かす。これもまた、面白い。

16艇からの抗議は無かった。

今日はホテル泊、明日もまた揺れるジュリーボートで一日過ごす。

セイルは炭素系なんだろうな。
だってブラックだから・・・。

2018年5月25日金曜日

嬉しい報せ

昨夜、ルナ艇長から日本遺産登録についてのメールがあった。観光関連の総会での情報とのことで、夕刊を見てみると、「北前船寄港地・船主集落」と紹介記事が掲載されていた。朝刊にはもう少し詳しい記事となっていた。

一昨年の本州周航プラス小樽寄港航海で北前船の航路を辿り松右衛門帆のことを調べたりした。帰港当日、町協のみなさんが新聞記者を呼んでおられ、航海の取材を受けたことから、市長へもご報告申し上げることとなった。その際、我々の思いも付け加えてお話申し上げた。どうあれこうあれ、とても、嬉しい報せ、であった。

Kurenai and Luna その時の航海の一夜、月明かりとともに。北前船にも同じようなシーンがあったか、どうか・・・。



2018年5月24日木曜日

長丁場

朝の9時から16時30分まで会議、途中来客があり、昼食時間は10分そこそこ。来客は旧知でとても懐かしかった。間にこんなこともあったので、長丁場の会議だったが、あまり苦にはならない。そうそう発言することもないので、聴き耳を立てておけばいいので、なおのこと。

週末のミドルボートレース関与のため、RRSに馴染んでおこうと、車中でページを捲る。この頃は、書いてる内容がなんとなく、理解できるようになったような・・・。と、言っても章や項の文章を暗記するような、そんなことは全くできない。

はじめてこのルールが作られた時はどのような内容だったんだろうか・・・と、そんな興味が湧いてくる。今度、Yさんにうかがってみよう。

週末のレースとは別事案もあり、その会議に参加せよとのこと。これ結構長丁場になりそうな気配。まあ、乗りかけた船ゆえに仕方ない。あちこちボランティア。

2018年5月23日水曜日

燃料フィルター

燃料フィルターのドレンプラグが折れた。といってもだいぶ前のこと。
そもそもOリングの劣化から、微妙な漏れがあったのを、何気なく増し締めしたら、ポッキリいった。あと、プラグを押えてる手が放せなくなり・・・、笑い話に繋がったことは以前、blogに記した通り。

再取り付けをサボっている。次の行動に移るのに時間が掛かるが、これは掛かり過ぎ。30分ほどの作業、そろそろやらねばと思うも・・・。

フィルター部品と本体上部との間にシール用の細いOリングがつくのだが、このシール信頼度に少々難ありで、躊躇している要因のひとつでもある。
Oリングはフィルター側の部品、フィルターの予備は1個あるが、それを使うほどではないと考えているので、Oリングを手に入れねばならない。
ただOリングの外径が大きく、断面径は小さいので、これを探す必要がある。無い場合は、外部をシリコンでシールするか・・・。シリコンシールメーカーに軽油対応の確認は済ませている。

右の白いプラグが本来部品。
で、六角ボルトが代用品、プラグ擬き。
これユニファイネジ、ホームセンターでネジ切り加工を頼んだもの。

2018年5月22日火曜日

今日もそれなり

明日は雨らしい。と思いつつも暫く洗車を怠っていたので、それをやってワックスもかけた。その効果というか、明日の雨でワックスの弾き具合を見てみたい。

艇もワックス掛けをやった。いや、やってもらった。一昨日みてみると、結構効いているようだった。何年振りだっだろうか・・・。ここで一念発起、継続するぞと思うも、さてさて、どうだろうか。そういえば、Kurenai and LunaクルーのI女史 、この秋の祭りに参加するだろうから、その時の仕事を残しておかねば。

今日もそれなりと軽く云ってるも、結構、汗かくワックス掛けだった。

2018年5月21日月曜日

今朝ブログ

昨日、忘れた分を今朝投稿。
で、今日の分は・・・。
朝マックではないが、ホットコーヒーを買いに立ち寄ったら、アイスコーヒーの豆を新しいのに変えたとかで、味みをってことだろか、無料で1杯いただいた。
2杯も要らないので、アイスの方を誰かにあげようと思ったが、社に着いた頃は、氷が溶けてて、これはいかんと自分で飲んだら、アメリカンの更にアメリカンだった。マックの期待に添えなかったか・・・。

この週末、ミドルボート選手権大会が開催される。そこでジャッジ訓練をするため、RRSを手元に置いて目を通しておかないと・・・。
このヨットレースは、ミドルボートクラブとして組織化されており、ホームページもあるようだ。昨年より参加させていただいている。
海上で接戦を繰り広げるレース模様は、とても見応えがある。またブログで紹介したいと思う。

なにか抜けてる

昨日、コックピットのロッカーを整理整頓した。
折り畳み自転車を入れていたので、それを取り出して、普通の状態にしたら、スッキリした。
海は天気はいいが、風あり、それも北向き。セーリングして戻ってきた艇が寒かったと言っていた。それを聞いて、ウインドブレイカーを羽織った。

例の外付けモニターのテストをやってみた。また一つ課題が現れる。まあ、道遠しって感。陽が長くなってきた。気づくと19時前、艇を離れ、帰りにスーパーで半額になった寿司を買って、3日ぶりの第三のビールを飲んで、洗濯などやる。就寝前に、メールがあったり、電話があったり。で、なにか抜けてると今朝気付いたのがこのblog。日曜分。

いつも、なにかが抜けてる。

2018年5月19日土曜日

日本丸

数日前に港に出向いた時に日本丸をみた。丁度、桟橋枠の奥、道路の向こう側に係留されている。この写真、ちょっと分かり難い・・・。今日、北に針路をとり、出航したようだ。帆走する姿を見てみたい。


2018年5月18日金曜日

飲まない

今週は、歓送迎会や懇親会と、飲み会が続いたので、今日は飲むのをやめにした。
明日は艇泊で、ルナ艇長と近くの居酒屋で一杯を予定していたが、所用で取りやめになったので、明日も酒類パスができる環境となった。
飲まなくて済むのだから、飲まなくてもいいのだけど、そうもいかない。まあ、今日明日くらいはやめておいても・・・。

今日は用事で出かける。外は南の風の影響か梅雨のように蒸し暑い。浜は少し高めの波が打ち寄せていた。明日からは北風が吹くとの予報。

2018年5月17日木曜日

朝から霧笛鳴り響く

朝から霧笛が鳴り響く。
ああ、海峡は霧が出てるなとおもい、外気温を確認すると、とてもヌルい。Oマーチスは多分忙しことだろう。
で、そのあと、海峡まで行くと、未だ霧は晴れていなかった。標準的な?視界2kmは確保出来てはいないようだが、航行に支障がでることではないように思える。

そういえば、小樽航海の計画書を海上保安部に提出した際に、視界はどの位で航行中止の判断をするかを文言に書いてと言われたことを思い出す。勿論、標準的な数値。

日本海側はそうでもなかったが、北太平洋、東北地方は霧の多い日が結構あった。それも出航してから湧いてくるので始末に負えない。
その中、印象深かったのは、海は荒れる、風、潮共に強い、霧は出るわの金華山沖は参った。ルナはレーダーが動かない、無線の電池容量は途中で乏しくなる、携帯電話も同様。愚艇のエンジン排気は潮に押されて白煙を出すは、ポートサイド100m位のところを大型漁船がすれ違うは・・・。

先日の鞆のクルージング時に、その時のことが、暇な話題のひとつとなり、I女史曰く「あの時は本当に怒ってたわ」と愚生に振る。
丁度、女史はルナに乗ってて、無線で何気なく様子を聴くと「平気な顔している」と言ってたことも話題にして笑った。
然し、霧が薄っすらした先に、半島の断崖絶壁が突然現れると、ニューペックの航行ルートに乗ってるとは言え、吸い込まれそうで、気持ちのいいものではなかった。やはり平面地図はそれでしかない。

今夕は船舶関連の協会の会合があり、そのあとは懇親会もある。よって早めにblog原稿を終わらせておかねばならない。
と思っていたが、この時間に至る。懇親会では、このblogを読んでくださってる J.Sさんと久しぶりのお会いする。そこで、J.Sさん曰く、以前、田辺英蔵さんの工房に行ったことがあるとうかがい、びっくりした。このblogを読まれて、キャビン夜話のようなと、云ってくださったJ.Sさんと、久々に一杯飲みながら、そんな会話を楽しんだ。

そのあと、苗字イニシャルが同じのT.Sさんと、そのご友人Mさんと、ルナ艇長で二次会に出向き、まあいろんな楽しい話をする。
そこから三次会となった時は、さすがのルナ艇長も、家のムカデ退治で帰られなばと申され、ではまたと云うことになった。で、残った3人で、もう一軒と・・・。

blog upはなんとか、今日の日付に間に合った。
霧笛は発してる船舶側は大変だが、ボーっボーという信号は、聴いてる側にとっては哀愁ある音。

2018年5月16日水曜日

海峡を歩く

用事で海峡のホテルへ出向く。
食事を済ませて、海峡大橋周辺を少し歩いてみる。公園は整備が行き届いているので、美しい。芝生の上で、子供達がピクニックランチをやったり、絵を描くグループがいたり、様々。

海上プロムナードは平日割引なので、行って見ようと、橋桁をエレベーターで昇り、海峡の上を歩くことに。ここにも外国の旅行者が多く、仏語や中国語、英語が飛び交っていた。プロムナードは仏語・・・。
この橋が完成して20年、灯台下暗し。初めてのプロムナードからの見晴らしは、素晴らしかった。
そういえば、2年前の小樽航海のホーム海域ゴールが、この下だったなーと想い出した。

VHFtransceiverをジーンズの尻ポケットに入れて、16chでOマーチスやらKポートラジオと船舶の交信を聞きながら海岸端を歩く。
そうしてたら、Oマーチスから「帆船 みらいへ」へ、東流 5.3ノット、近辺に釣り船はないなど海峡情報を交信しているのが聞こえてくる。

へー、調子わるい無線機、ここでは結構いけるじゃんって感じだった。小樽航海の途中、バッテリーか、充電器かの調子が悪くなり、津軽海峡あたりでメーカーへ、どこかの郵便局留めでスペアを送れないかと連絡する。そしたら、本体は製造中止で、バッテリーのスペアサポートはないと。代わり充電アダプターを無料で差し上げると言われ、そこで終わった。

以降、騙し騙し使ってきた代物。愛着もあり、何より勿体ない感が強く、新しいのに買い換えるを迷ってきた。然し、ここにきて、電池の力も弱くなり、もう仕方ない。
数日前より、Mさんやメーカーとメールのやりとりをして色々教えて貰った結果、購入を決める。3年越しの・・・。併せて、電波管理局にも電話で、変更手続きの方法などうかがう。

そういえば、フランス人観光客は中型バスで来られていた。
海峡を歩く、と言っても大橋プロムナード。



行き止まり、この先は関係者通路。

2018年5月15日火曜日

今日も・・・

読み始めたばかりの文庫本がある。それも2篇ものである。
たまたま新聞のコラム欄にその中の一節が紹介されてたので、買った。
1篇は平家衰亡の軍記の日誌系で、今流blogである。その中に、我々が航行したりして、知っている場所が出てくる。日誌であるゆえ、その時代の呼び名が、そのままでているのも面白い。

もう一つは、ジョン万次郎のこと。これは今放映の大河ドラマでも、その姿があったので、偶然だなとおもいながら・・・。
いずれにしても、こういう本はゆっくり読めばいいと、鞄に入れている。

今日も・・・真っ暗な湾と海峡をみながら、である。
会議後の懇親会、連チャンは少しだけ疲れる。でも懲りない、いや仕方ない。まあ、若い人たち、後輩たちとの交流であるから・・・。
そういえば、来年の船底メンテナンスに若い人たちが、参加しますと宣言してたが、来年の話は鬼が笑う。
まあ、あてにならないなと返すと、なら、今年の10月頃でも中間整備をやりましょうと言い返してきた。どうなることやら。

2018年5月14日月曜日

湾も海峡も真っ暗。

朝刊に連続掲載されている記事に、英語の公式文書で特に重要事案は母国である英国にチェックして貰い、その威厳ある文章をもとに、諸国とうまく交渉を果たすことができたと記されていた。

その記事を読みながら、以前、Y岡さんに聞いた話を思い出した。
ヨットレースのルールブックRRS(セーリング競技規則Racing Rules of Sailling) の定期改定の際に米国から平易な表現方法などにした文言改定の申し入れがある。らしい。
このblogにも以前書いた・・・最近は忘れやすいので、重複記載ならご容赦を。
英国は米国の提案文を読んで、内容に変わるものではないといい、毎回却下するらしい。権威とか威厳、難しい感じの言葉であるが、とても重要であろう。
たまたま朝刊記事とRRSを結びつけたことを朝、少し纏めていた。

最近、二刀流プレイヤーで注目のMLB、そのアンパイアがヨットレースの審判に学ぶものがあるとの名言を紹介する新聞記事を読み、以前、Y岡さんにその旨を申し上げたことがある。この内容はまたblogでご紹介したい。つまるところ、ネタ不足気味・・・。

今日は歓送迎会ので、blog投稿が少々遅くなる。
湾も海峡も真っ暗。

2018年5月13日日曜日

OPジュニアセーラー

2週間前に高松ヨットハーバーに行った時、高校と大学のヨット部に混ざり、OPジュニアセーラー達が練習していたのをみた。所謂、小学生群である。
シャワー室でその小学生達と同じになり、年齢差を超えたセーラー同志の話をする。毎週練習してると言ってたので、愚生より上手く乗るのは間違いない。

16時からミーティーングがあると云うから、反省会?って聞くと、反省ってナニって顔をしてた。その中の一人は、それもあるよと・・・、今日の練習で何かを掴んだのかな。
大きくなってもヨットを続けるのと聞いてみると、いや、サッカー選手になると言い切った子もいた。なら、趣味でヨットに乗れよってかえすと、コックリうなずいていた。多分、風で遊ぶことを知ってしまったのだろう・・・。いいセーラーになるんだろうな、みんな。高松YH、なんか質実剛健さを感じる。

セーラーを辿ってみると、このように小学生で乗り始めて、中学で多分中断する。そこで、大半が別なことをやり始める。そして、高校、大学などで部活やクラブがあれば再び戻るパーターン。或いは、いきなりどこかで体験してやみつきになる。もちろん、生まれた時から、セイルに受ける風に当り続けてる人もいる。いつでもディンギーさえあれば、乗るって人もいるのだろう。
田辺英蔵著書「日本人は海が嫌い」にも、そんなことが書かれていたような。統計的に整理してみて、何か手をうてば、セーラー人口は増えるのかも。まあ、隗より始めよか・・・。

防波堤の外で高校、大学の男女達が練習中。
防波堤内にも波があるよう、この日は風があり、
OPもハイクアウトしながら自力で戻ってきている。
写真の左手にはディンギ専用の広い傾斜エリアがある。
高松YHは、練習海域としていい風に恵まれて居るのだろう。
行政もセーリングスポーツに力を入れているようだ。

2018年5月12日土曜日

USB延長コード

USBの延長コードが届いたので、早速、接続チェックすると凹部がうまくいかない。どのケーブルを使っても駄目。
今日、艇に持参して配線作業をやろうと思っていたが、できなくなり残念。そのあと、ipadの保護ケースも届いたので試してみる。コックピットでの衝撃防止と少々の雨は大丈夫のようだ。まあ、2千円もしない代物だから贅沢は云えない。

先ほど、新しいUSBケーブルが届いた。明日は前線接近で雨との予報なので、来週でもキャビンからコックピットへの配線をやろう。
まあその都度、天井を這わせる手もあるが、出来れば、見えないように配線してみたい。その場合、ケーブル配線のために穴明けはやりたくないのでルートを探さねばならない。
既存の外付けモニターとの連動は多分可能だろうが、実際の確認もやってみた。

2018年5月11日金曜日

漂うヨット

車窓から漂うヨットが見える。
釣りでもやっているのか、黒球もないのでアンカリングではなさそうだ。まあ、どうあれこうあれ、朝っぱらからの道楽、羨ましい限り。
この季節の陽の下で、なにすることなく、さざ波に揺られゆられて漂う。なんとも非日常で・・・。

先日の1week航海の帰り、ホーム近くの灘で漂うヨットにルナが近づく。のんびりと漂っているだけと無線が入る。漂うセーラー、カメラを向けてきたので、手を振って挨拶する。

昨日、何の気なしにBS番組を見ていたら、ドイツのヨット遊びのシーンがあり、クリンカーハルのクラッシック艇が、セイルカバーを着けたまま港内航行していた。これがなかなか、絵になる。

先日の灘で出会った艇もそうだったが、沖で漂う時はセイルカバーをつけたままがいい。
好みの風でも吹き始め、帆走でもしようという気分になれば、よっしゃとばかり、腰あげ、おもむろにカバーを外し準備する。こんな感じの遊び方、いいかも知れない。

漂うヨット。で、今日のblogもなんとか・・・。

2018年5月10日木曜日

話題尽きる

外付け時のipadとWindowsパソコンが接続されている時に、ipadに充電がされているかどうかをチェックしてみたが、ipadはパソコン画面になっているので、充電インジケーターは表記されないから、わからず仕舞い。よって、航行時テストの時にでも、実数値で確認してみよう。

2018年5月9日水曜日

やっとのこと

日本水路協会の電子海図のニューペック(new pec)を利用している。
これはパソコンで動くので、外付けモニターをキャビンのコンパニオンウエイのところに取付け、それをみながら航行している。本海図でも確認はするものの、このニューペックに頼ること大。

ルナ艇長はデスクトップパソコンにニューペックをインストされ、もう一つWindows-OSのタブレットパソコンにもインストと、2台持っておられる。
タブレットは操船時には手元で位置確認等をされ、知らない港に入港する際は、手元で画面を見ながら、必要に応じて針路を拡大するとのこと。一層の安全確認が出来きるので、手元に置いておくと大変便利とのこと。

愚生もなんとかその形にしたいと数年思ってきたが、あるものは使わないと勿体無い感が全面に出でしまい、課題のまま、今に至った。
昨夜、思い切って、Windowsノートパソコンと古いipadの接続を試みた。夜おそくからトライだったが、なんとかなることを確認して就寝。
今朝一番、GPSもつないで、タップやらフリックをやってみたら、サクサクと作動した。
こんなことなら、先日のクルージングで準備しておけばいいものをと・・・。

この際パソコンのスリープ解除処理もおこなう。これも早くやっておけば航行中に手間を掛けスリープ解除をやらなくていいものを、これも数年越しの対処である。

あとは艇内で延長ケーブルの配線小作業とipadの保護ケースを手に入れればほぼ完成する。
然し、まあ時間がかかるな、愚生は。でも、待てば海路の日和・・・で、数千円でここまでできた。結果オーライ。
やっとのこと。

古いipadにニューペックの画面が展開されている。
7インチipadからタップやフリック、スワイプなどをやってみたら、
サクサクと動く。
Windowsパソコンをipadが作動させるとは、まあ面白い。
ついでにUSB充電も出来る・・・。
何にしてもこれで、手元操作が出来るので、とても便利になる。
夜間航行中の外付けモニターの画面。
昼間航行の画面。
モニターとパソコンはHDMIでつないでおり、
ipadとは信号形態が異なるので、外付けモニター2台を
併用できるのでいい。
でも、ここはまだテストできていない・・・。

2018年5月8日火曜日

連休明け・・・

連休明け・・・、昨日午後は現場に行ってみた。現場を見た後、新しい仕事のシステム等の説明を受ける。スクラッチ・システムを推奨した手前、少々気になってたが、上手く出来ていた。若い人の仕事の領域ゆえに口出しなどしない。でも3時間も話し込んだ。

今日は午後から、録画していたアポロ13をみたがこの映画は何度みてもいい。
これを観てると思い出すことがある。昔々、ルナで対馬に向けて航行中、玄界灘でオーパイが故障した。艇にあるものでなんとかせねばならなく、なんとかきり抜けた。あちらは宇宙空間、こちらは地球の海上と、環境は大違いでも同じ船、このことを思い出す。

小樽への航海の時は愚艇のオーパイが壊れた。少々荒れ気味の海上でステアリングホイールを外して、オーパイを切り離した。その日の寄港地で、応急処置をして航海を続けた。後日メーカー代理店にその処置を連絡すると褒められた。
映画アポロ13の首席管制官ジーンの最後のセリフに good jobとある。こちらは・・・。

内部の構造はとてもシンプル。
確か英国人が考案したのでは・・・。
写真の左上のローラー軸と右上とが違う。
左上が修理箇所で、
軸受が折れたので、ボルトナットを代わりにした。


2018年5月7日月曜日

女将衆との一期一会

このクルージングでの女将の皆さんご紹介、順不同。

金比羅境内の高木屋酒店は旧街道の店構え、この地域の老舗の酒屋さんである。ここの女将の一期一会、色々なお話をする。未来に向けての店づくりについて、I女史の感性などを交えた話し合いをする。お酒を強みにしての外国人観光客向けの店づくりなどを強調。I女史の家の近くにある酒屋さんでは、1階のお店でワインやら日本酒を買って、それを2階の食事処に持ち込み一杯やるシステムがあるなどを紹介した。
棚にはノイリープラットとその横にジンがあり、ヘーッと思った。
そのあと、翌日だったかな、夕食してる時に高木屋の話題になり、ルナ艇長が、それはそうと日本人のお客はいいのか?など申される。それほど、尾を引くものだった。

おてびの女将、料理の上手な人。
地元の漁師さんも集まる店で、鞆の浦を訪れた有名人の殆ど人たちがこの店で食事を摂っている。それは壁の写真が証明。N局BSの自転車の旅をする番組があるが、その主役とのお付き合いの話などうかがうと、へーって感じだった。
ルナ艇長とI女史が、たらふく日本酒を飲んで、大皿大鉢の料理を食べて、ラーメンで〆ての支払いが、エエっこれでいいの?って、会計女史がびっくりポン。

Kurenai and Lunaの女将。
云わずと知れたI女史。写真にいろいろ書き込んだ。

この稿の最後は鞆越後屋の若女将。
老舗の若女将、人当たり抜群、写真の書き込みを・・・。

あと、お好み焼き屋ごとうの美人女将や澤村船具の女性オーナーなども話題もある。

6人の女将衆との一期一会・・・。

高木屋酒店の女将さん、嫁いで休むことなく働いてきたと。
若いころ、ヨット部の活動を見て、いいなーと思ったことがあったとか、
いろんな話をする。
帰り際、梅干しと柚子胡椒などいただく。
お土産のワインなども購入した。
ノイリーとジンもディスプレーされていた。
愚生より少し年上かな・・・、本当にいい女将さん。
おてびの女将の料理。
山海の食材をうまくアレンジして大皿大鉢に盛っている。
殆どいただいたように思う。
また日本酒の場面では粋な所作、心意気がなんとも素敵であった。
この右腕は、Kurenai and Lunaのクルージング女将兼クルーである。
この腕力で、ルナのメインセイルのワイヤーハリヤードを切断したらしい。
料理は抜群、手際も味も満点。この日はルナ艇長リクエストの焼肉を
チャッチャと作ってしまい、で、はい食べなさいと。

勿論、荒天の海上でもギャレーで難なく料理をこなす、
Kurenai and Lunaの右腕の女史。
そうキッチンドリンカーの一面もある。
兎にも角にも、まあめっぽう酒の強い。 
左手の方が鞆越後屋の若女将で、なかなかの美人であった。
まあ、古い古い店構えである。
朱色のお盆にこのお店の全商品を小皿に盛って味あわせてくださる。
鯛味噌、海苔の佃煮・・・、どれもこれも美味いのなんのって。
勿論、買い求めた。
奥はルナ艇長、手前はI女史の横姿。



2018年5月6日日曜日

物語づくり

一昨日からの早出出航の癖か、はたまた早く寝たせいか、5時過ぎに目が覚めたので、溜め録りの朝ドラ8本を連続でみる。クルージン中はテレビには敢えて接しずで、これも非日常の・・・。

金比羅でお守りを買われたルナ艇長、戻り参道で、かくかくしかじかを物語にしてと云われる。
ルナ艇長はこのブログ名の相方であるから、このblogは日誌枠だけではなく、セーラーゆえの空想・妄想の混ざりのものであることを承知されておられる。
お読みいただきている皆さまにも、既にそのことを読み取っておいでとおもうところです。

3日前の沈殿の日、鞆の常夜燈の横に陣取った大老が「毎日午後から、みんなここに集まり大話よ」と申された。このblogもその類と申しては大老のみなさんには失礼かもしれない。然しこの大話という言葉には様々な解釈があるようだ。つまり幅が広いゆえに、どこかの筋に該当するような。

クルージンの途中稿に、ドライ・マルティーニをキャビンで云々と書いた。なんてキザなとお思いの方もおいででしょうが、その内情は知る人ぞ知る。コップ酒風など・・・、まあ云わぬが華でしょう。でもI女史持参の国産オリーブはなかなかのものでした。ただ、1:4配合は守り抜く。

冒頭のN局の朝ドラ、この物語は実に面白い。プロ中のプロの物語づくりであるからして、当然の善光寺。

そうそう、ルナ艇長ご依頼の物語とは、可愛い孫のために敢えてクルージングに出たことをストーリー展開にと仰せで、それをお知らせする主なお方は、ルナ艇長がいつも申される「うちのカミさん」。

blog Kurenai and Luna、だいたいがネタ切れ・・・。

写真の右側に大老のリーダー格の方の足が見えているが、
皆さんで「大話」にふけっておられた。
この日の大話はどのようなジャンル・・・。
旅先の港で、一期一会。
その会話のはじめは、ヨットの旅とは優雅ですねーと・・・。
お会いした方の夢を破ってはならぬゆえ、
敢えて否定しないほうがいい。と、そう感じることがある。
会話を繋ぐ、面白い展開は、お相手のペースに乗ることと、
セーラーの一期一会の様(さま)か。




2018年5月5日土曜日

ホームポート無事帰港

6時04分、たまの・うの海の駅を出航、湾内で風警報に合わせたリーフにセットする。
で、東に針路をとる。
8時前には白石島を過ぎ、10時頃には下津井の横を過ぎる。14時にはホームポートに戻る。

途中、I女史が1時間以上を費やしてワックス掛けをやってくれたので、ドックハウス側面やコックピットの汚れなどは完璧に取れた。とても綺麗になった。

kurenai and Luna のメンバーは、8日間、立ち寄る港で、いつものような一期一会。声を掛けた地元の方々は20人は超えた。

写真は明日以降に掲載しようと考えている。
まだゆらゆらと揺れているが、これはセーリングの余韻を・・・。

2018年5月4日金曜日

#3レグたまの・うの

やっと出航した。
6時に仙酔島を離岸、10時に下津井、12時30分玉野着岸、1レグ進んだ。
天気はいいが、波あり風ありで、クウォタリー、2ポイントで機帆走する。つれ潮だから、追波も当然発生する。
サーフィングしながら、春の瀬戸の海を楽しむ。南西風は換算するとおおかた8m位は吹いていたとおもう。瞬間は10m位かな・・・。

宇野で夕食と一杯やり、そのあと念願?!のカラオケをやろと云うことになり、繰り出す。
ルナ艇長、I畔さん、I女史、順繰りに十八番を歌うも皆さんとても上手い。

よって今日は3次会は無いとのことで、こうしてキャビンの暖色LED燈のしたでブログを書き始めた。好きな音楽が流れている。

明日も早起きしてホームポートに8日振りに戻る。
先の88日間のクルージングの1/11だけど、ここ1週間のブログでお判りのよう、ヨット仲間で小さな冒険と非日常を楽しんだ。欧米のヨッティー達はお気に入りの場所に何日も逗留して散策する。今回は鞆の浦に4泊した、ちょっとそれらしい旅だったかな・・・。



2018年5月3日木曜日

#2-3 鞆の浦最終日

今朝から鯛網祭りのことで、地元観光協会の事務局長が挨拶にこられ、天候の問題で急遽、鯛網祭りの無動力船2艇をポンツーンに係留したいので、移動できないかとの相談がある。そこで渡船会社の社長と段取り話しがすんでることを説明をすると、即、納得、了解される。ここでも社長にお世話になる。

この鯛網祭りの神事はなかなかみれないから、是非みてはどうかとのことで、行って見ると、とても盛大だった。天気も回復したので大勢の人たちで賑わっていた。

海上は強風波浪警報がでてるけど、天を仰ぐと青空だからそんな感じはしない。
S尾さんへ電話すると、今、真潮、連れ潮に乗り、警報風を受けて爽快にセーリングしているとのこと。H部さんの艇と2艇、計15名が乗り込んで楽しんでいるとのことだった。

こちらはコックピットでJAZZを聴きながら、高松で月刊舵のバックナンバーを240円で買ったのをペラペラとめくっている。

スターンの向こうでは、家族連れが森のベンチでピクニックを楽しんでいる。帆走移動もいいけど、このようにひとつところで、ゆっくり過ごすのもいい。そんな鞆を堪能している。ルナ艇長が双眼鏡でみているが、仙酔島の沖では観光用の鯛網漁行われている。この写真もGWの航海を終えたら纏めてアップする。

昼食は、鞆で50年続く「くまがい」と云うお好み焼き屋で、スジこんとか肉玉とかのお好み焼きを頂く。勿論、瓶ビールも。
その「くまがい」の女将がとても綺麗な人で、ルナ艇長も愚生も、もう少し会話を楽しみたいと思ってるのに、会計担当I女史が、さてと云いながら支払いモードに入る。おいおい忖度しろよって・・・。

そこをでて、I女史は、地元の「しょしきや」で夕食の材料を仕入れる、艇に戻るといきなりグリーンサラダとか豚の生姜焼きをチョイな、チョイなと作って我々に振る舞う。

ならこちらもお返しにと、ドライ・マルティーニをシェイク。ルナ艇長も、S畔さんも、I女史もなんとマティーニをおかわりするんだから、よほど美味かっただろう。
実験台のお三方のおかけで、シェーカーのいい練習になった。でもそのお三方は振り方をもっと勉強しろよって云うんだな、これ。

明日は6時出港、下津井を経由して宇野へ向かおう。そこで懸案のカラオケで、〆ようぜって話しながらの夕食だった。

今もキャビンで好きな音を聴きながら、更に一杯飲んでる、けど愚生はcafe。I女史はルナのスコッチに至福の時を過ごしている。

2018年5月2日水曜日

#2-2 鞆の浦

今日は沈殿。
朝ゆっくりめの食事は、ルナ艇長の焼いたトースト、I女史の作るスパニッシュオムレツにはSさんが買ってきた「ままチョビ」とオリーブ入り、それにサラダと高松で買った高知柑。朝食を摂りながら大話に終始する。

昼はゆっくり休息して、午後から昨日に引き続いて鞆の街並みを歩く。
歴史民族資料館で、工楽松右衛門翁のことなどうかがってみると、文書などは殆どないとのこと。しかし、研究資料などに工楽松右衛門翁のことが記されていたので、それらをみせていただく。

また、坂本龍馬のいろは丸事件から、今年は150年とのことで、龍馬のポスターで溢れている。渡船「平成いろは丸」のクルーは龍馬のイラスト入りウインドブレーカーを着用されている。この渡船会社の社長がとても親切な方で色々と助けていただく。明日は鯛網祭りがあるので、係留のことなどでまたお世話になる。

澤村船具は秀吉の時代の建物材が使われているとか、ユネスコ遺産である朝鮮通信使のことなど歴史を感じる。対潮楼からみる仙酔島など写真でお見せできないのが残念です。

夕食は「おてび」で小鉢料理をいただきならが、お酒を楽しむ。福山雅治や北大路欣也など有名俳優に加え宮崎駿監督、火野正平も親交があるとのこと。

今は強い雨が降っている。キャビンに戻ると寒い、よって少々暖房をいれる。明日は大西が吹くと、おてびで一杯やってた漁師が言われていた。早々に明日も沈殿を決めた。

#2−1鞆の浦 2018/5/1分

仙酔島は日本で一番の国立公園指定、昭和7年の出来事、と鞆の常夜燈の横のベンチに座ってる大老5名が教えてくれる。毎日、午後から大話をするとのこと。この大話とは、セーラーの云うホラのことか・・・。

朝一、Sさんとで島を散策する。凝灰岩に覆われて、それも5色あって、そこがパワースポットの一つで、ガイドに誘われた観光客が、囲まれた岩の中で大笑いしてるのには、びっくりした。そのあと、ルナ艇長とI女史も散歩に出かけた。

やはり天気は下り坂になりそうなので、港湾管理センターへお願いして停泊の延長をお願いした。係留場所も移動する。
そのあと、SNYHの艇が接岸されたり、作業船の往来とか海上保安官のパトロールなどでポンツーンは賑わった。

そのあと、渡船で鞆の浦へ出かけて、名所旧跡観光をする。
昼食は牛乳とあんぱん。

そのかわり、夜はコックピットで焼肉を楽しむ。そのあと風呂をいただき、二次会をキャビンでスタート。今夜の催しは、ドライ・マルティーニを試作をする。一応は出来たが、その味はどうだったか・・・。

明日はここに沈殿、いやもう時間は今日になっているか、それと今日も写真をアップすることができないのが、残念である。