2018年5月29日火曜日

レース参加で解ること

ミドルボート春レースの当日運営は、本部艇、警戒艇、ジュリー艇、プレス艇で構成されKYC事務所では、海域情報やレース成績表などの整理が行われる。また事前のクラブ関係者の準備仕事量も多くある。運営はとても大変だとおもう。http://middleboat-kansai.com

ヨットレース運営はその大小にかかわらず、関係者は神経を使う。でも、なんといっても、レーサーの方々と運営側の人たちとの信頼関係が大切で、そこからレースの楽しみとか面白さが始まる。

風方位をたえずチェックする。
第一代表旗、ゼネラルリコール。
無線でも通知している。
3度目にやっとスタートでき、ホッとしているのだろう。
上マークを警戒している。
第一代表側、ゼネラルリコール。
撮影も行なっている。
オレンジ旗、マーク艇でもある。 
ジュリーボートのフラッグ
マークの方位と距離表示。
プレスボート。
カメラマンYさんが活躍している。
多少重複文となるが、2日目、第1マークを回るところで、RRS第2章A節の航路権10、反対タックに・・、つまりポート・スタボの対象行為が発生。一方、第2章18.3のゾーン内でタックする場合、の規定抵触も考えられる。

対象艇が写されていないのは、その時の目視確認に集中していたから。
数艇がタックの異なる航路から上マークを目指す、写真はその時の最後の艇かな・・・。

反則艇はジュリーボートから見ると接触すると思うくらいの接近展開だった。プレスボートはその瞬間を撮影してたかも知れないが、でも写真は撮影位置で全く異なる。それを用いての判定・・・。

このミドルボートクラブのレーサー達は、
RRSセーリング競技規則の BASIC PRINCIPLE基本原則の一文、A fundamental principle of sportsmanshipスポーツマンシップの基本原則・・・を十二分に理解されているセーラー。

レース出場全艇にはGPS発信機が渡されている。艇長会議で、レース終了後、ロガーの返却を忘れないようにと云うと、GPSやから、持ち帰っても居場所はすぐ解るよ、と、ジョークを飛ばしてた。編集すると各艇の動きの全てが判る。

まだまだ少ないレース参加であるも、少しづつ解ってきたような、それは、レーサーはもとより、レース運営もジュリーも理論もいるが、何より実践経験・・・。

ポートスタボー交差の最後の艇かな・・・。
このように写真では全く距離感が解らない。
この艇は反則なく横切っている。 

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