2018年5月27日日曜日

レース2日目 改訂

レース2日目。
風向はやはり230から250°、8〜10ノットほど。#1マークはスタートラインから1マイル先にセットされた。今日4レースやらないと6レースが成立しない。それもあっての距離設定かなと思う。

ただ遠来艇の関係からどうかは不明だが、レース終了時間リミットが設けられているので、その時間で。結局、5レース目でAP+A信号旗が揚がり、今日はこれまでとなった。公示に終了時間を定めると、それが起点となるので、それまではクラス旗、P旗も揚がる。レースコミッティとしては悩ましい対応だが、いたしかたない。レース委員長としては、そこを粛々とやるしかないのだろう。ここはコミッティを対応するときの一つの学習となった。

ゼネリコ、単一リコールもポート・スタボー接近もあり、ヒヤヒヤするも、流石はレーサー達。事故無く無事に終わらせる。
第1マークを回るところでの第2章A節の航路権10、反対タックに・・、つまりポート・スタボの対象行為。接触すると思うくらいの接近展開がある。第2章18.3のゾーン内でタックする場合に関わる、の決まりごとがあるも、今回はそこに至る前のことで、ポート艇は2回転のペナルティを行使した。ただ、これも、15艇身ほど離れていたので、速やかに?に疑義は残るも、追従する艇も多く、それを避けたと判断する。

ジャッジの資格は資格、寧ろ実践を積みかせて学ぶことと思う。愚生の場合はレース規則を勉強したいがために資格をとったので、レース海域における審問側にまわるなどはとてもとてもである。今回は先生とベテラン先輩がいるので、安心して実践勉強ができる。勿論、RRSとケースブックは携行している。

表彰式、そこでの入賞セーラー達のスピーチがまたいい。司会もユーモア溢れた会話で盛り立てる。本人が総合準優勝を受け取る場面もあった。

ヨットレース、これも全員参加で作りあげられるものだと改めて思う。その参加者の一人、またまたジャッジ訓練になった。ジュリーの先生Yさんと先輩Kさんに感謝。

そのあと JSAFの記念行事に関する会議に参加した。ここでも熱のこもった意見交換が飛び交う。2度目の会議参加なので、まだまだ解らないことだらけである。でも、話をうかがいながら、皆さんの人柄や情熱にも触れることができ、ああ、ヨット乗りは本当にいい、そうおもった。この組織に誘い込んでくれた会長Sさんにも感謝。

隣の席は、国際委員長のMさん。日本語上手な英国人、nice guy。彼もレースの参加者のひとりで、いつもコミッティ側にいる。写真に彼の入念な仕事ぶりをみることができる。

スタート直後の模様 
絵からすると、スタート時のようだ。 
P旗とクラス旗が揚がっている、
コミティーはどのような場面でも、たえず風向を確認している。
そのMさんの行動にレースセーラー達は納得する。
この後、AP旗を掲げることだってある。
シビアであればあるほど、レースは興味深く面白い。

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