2018年10月31日水曜日

晩秋・・・

今日で10月もおしまい。
Sさんから、11月開催のヨットレースの審判参加はやらないのかと電話がある。そいうえば今年最後のレースで、サーキットもこれでおしまい。

ヨットのほうもそろそろ冬支度の準備をせねばならない。エンジンの冷却水の確認、オイルの交換、油水分離フィルターの取り付け。
暖房用の燃料補充や電気ストーブとかポータブルガスストーブを手近なところに出しておくなどあるが、まあ、ぼちぼちやればいい。

晩秋・・・、これからコートの季節。

2018年10月30日火曜日

田辺英蔵氏と奥様のご来場

ご来賓代表挨拶は特別ゲストの田辺英蔵氏、ここはお名前を記させていただく。遠路、奥様とお越しいただいた。

ここに至る経緯を少々綴りますと、今年の初めに、60周年記念行事の講演講師を探しているが、どなたか・・・とのお話を伺ったので、田辺英蔵様が相応しいのではと、当時の外洋内海のご担当にお話した。
たまたま知人Mさんとルナ艇長とでコーヒーを飲みながらの雑談中に、Mさんが田辺英蔵さんをご存知と申された。ではと、ご紹介いただき、担当の方より打診。当初は講演をお願いいたすも、ご高齢ゆえと、途中で取りやめとなる。また、姫路のS水さんもご親交がある由。

会場でお目にかかると92歳とは思えない、矍鑠となさっておられた。少し時間があったのでご挨拶申し上げ、その際、後ほど、著書のサインを頂戴いたしたい旨、お願い申し上げる。その中には代表作である「はきなれたデッキシューズ」も持参、愚生のデッキシューズをお見せしながら、云々、申し上げると、曰く、まさかここでサインができるとはと、笑みを浮かべ、快諾くださる。

そのあと奥様にもお会いして、この度の言い出しっぺですと自己紹介する。いろいろお話していると前職で共通する点があったことが判り、お互いへーって感じだった。
因みに、持参した著書は4冊で、奥様から重かったでしょうと。

流石、田辺英蔵氏、会場の人気度はとても高く、皆さん、席に出向いてご挨拶をなさったり、写真撮影と賑わう。傍でその様子を拝見しながら、お越しいただき本当に良かったなーと思った。

司会者がプロフィールを紹介しているのをジッと聴きながら、スピーチでの開口一番「誰のお話をなさっているのか、と思いながら聴いておりましたところ・・・」。
「自身齢92であるが、会場の平均年齢は如何に・・・」のくだりでは、182名のセーラー達の爆笑の渦となる。この渦は全く良い渦であることは申すまでもない。
スピーチは、著書の「キャビンよばなし」の雰囲気そのもので、ウイット、ユーモアに富んでいた。それも結構な時間お話いただき、皆さま大満足であった。

平均年齢は如何か・・・、会場で知る限りお手伝いのK南大ヨット部の女子セーラー3人のみが20歳代、それ以外は30歳代前半、これも愚生の知る男女約3人ゆえ、平均年齢を引き下げるに値しない。

キャビンよばなしに「はきなれたデッキシューズ」の出版記念パーティーの模様が綴られている。そこでの森繁久弥氏のスピーチ箇所は何度読んでも抱腹絶倒。そのことを事細かく文章になさっている技はなんであったのか、おうかがいするのを失念した。このパーティーでの田辺英蔵氏は、その稿と被るような雰囲気のように感じたが、他の読書者の方々は如何であったろう。

これからもうひとつ、愚艇のドライマティーニ、ベルモットはノイリー・プラット、それに4:1配合も真似させて頂いているが、これもお伝えし忘れた。

60周年記念行事は「過去と未来」が一つのテーマとS会長よりうかがった。NORC時代が過去で、現状のJSAFまでは判るも、未来は・・・。
ジョージ・ルーカスがスターウォーズを撮りはじめた頃「過去と未来から学ぶ」と表現なさっていた。その未来はといえば、この解はどうも・・・。なら「日本人は海が嫌い」を再読し、その中から解を探るかと思う傍、それは次世代の方々の仕事かなとも・・・。

この後の開口一番・・・、
ウイットとユーモアの始まり。 
姿勢からして、
矍鑠と申し上げる外ない。

2018年10月29日月曜日

今日はpart-2・・・

外洋内海H会長の開会宣言から、第一部記念式典がはじまる。
発起人代表であり、功労者表彰を受けられたH先生のご挨拶、90歳代とは思えない。
忘れっぽくなって、朝から晩まで、奥様の二人の会話で、固有名詞がでなくアレとかソレとか連続などと。各所にユーモアを交えたスピーチには恐れ入る。

続いてのY氏、ヨット界では知らない人はいない。
スピーチは60年を振り返り、日本のセーリング活動の変遷から、海外でのヨットレースでのエピソードなど。Y氏のスピーチもユーモア満載で、会場の笑いを誘う。
おわりに、茅ヶ崎の浜に流れた着いたクジラのお腹の中はビニール袋で一杯であったこと、海ガメの目にストローが刺さっていたことの事例を紹介なされ、これからの半世紀、みんなで綺麗な海に戻そうと訴えられた。とても印象的なスピーチであった。

式典進行の中で、少しだけ手違いも発生、表彰式の副賞の銀杯をお渡しするタイミングを失う。然し、司会者は、副賞は重いので後ほどテーブルにお持ちしますとアドリブでかわす。この銀杯はI上事務局長が、宮内庁ご用達の銀座の店に制作依頼されたもので、それもあり、I上さんの立腹度は・・・。然し、その後、またもやアドリブを加え、会場の皆さまへ銀杯披露が無事できたので、結果ヨシ。司会者はFM京都のアナウンサー、流石プロフェッシャナル。
ご来賓代表挨拶は明日のprat-3で・・・。

開会宣言をするSさん
外洋内海会長
JSAF名誉会長
Y氏は日本をアメリカス・カップに導いた
第一人者
功労者表彰式
H先生も当然セーラーで、この海域のヨット発展の先駆者。
学校経営をなさり青少年セーラーの育成も。

2018年10月28日日曜日

60周年記念式典part-1

60周年記念式典が開催された。
180名を超えるお客様の殆どがヨット乗りで、それもアドミラズカップやケンウッドカップを海外勢と戦ってきた強者もいらっしゃる。
・・・。

実は、祝宴終了後に2次会と3次会に参加したので、そろそろ日にちが変わる時間となってきた。よって、今日のところは、60周年記念式典part-1として、明日、その模様を記したい。





2018年10月27日土曜日

昨日と明日

JSAF外洋内海60周年記念行事がいよいよ明日になった。
昨夕、総務委員長と写真家Yさんとでホテル会場を下見した。会場はなかなか立派である。大型スクリーンに映像等を映してみたが、ヨットレースの模様など、迫力ある映像にびっくりした。
また、外洋内海の起点である60年前の写真と解説を読ませて貰ったが、なんとも・・・、らしく、面白く興味深かった。
明日は早めに行かなければならないが、さてと何を着て、履いて行くかな・・・。
ネイビーブレザーにクラブエンブレムでもつけて、お洒落するか。

2018年10月26日金曜日

著書のお名前お借りして

ポートサイドにたまたま酒を置いている。ドライマティーニを振る舞うためのもので、シェーカーも列んでいる。

先日衝動買いしたUSB付きLED照明を取り敢えず酒の棚に置いてみたら、ウヰスキーの瓶を透した灯りは暖色になり丁度いい。消費電流は0.5A、照度可変式ゆえにハウス用蓄電池への影響は極小。

この照明なら、キャビンよばなしに、うってつけの雰囲気かも。暖色を醸しだすウヰスキーは、ルナ艇長キープのもので、帆船ラベルのシングルモルト。
左のフック、これもルナ艇長のMont-Saint-Michelのお土産。二つあって、一つはここ、もう一つはヘッドにある。

先日、S尾さん保有の古い古い月刊舵誌をたまたま手にしたら、キャビンの特集であった。それをみて、ああ、やっぱり綺麗にしておかねばと感じた。
特集記事には、ロイヤルコペンハーゲンの食器を積み、それを使っているとの紹介があった。それほど大きなサイズの艇ではないけど、艇長ご夫妻のお洒落感の漂うキャビン、とても真似は出来ないが、いい雰囲気であった。愚艇もこれを機に断捨離を決意。

今夜は昔々の職場のお姉さま方の女子会へお誘いを受け、食事会に参加する。かれこれ27年の月日が過ぎているので、長女Y女史が定年を迎えることとなり、その祝宴である。
この方は学生時代にヨットの経験があり、いろいろご存知である。もうひと方の次女Y女史はルナで島泊クルージングをされた。初夏だったかな、バウバースで女性2人艇泊。三女T女史は年賀状に「ヨット活動は如何」と記してくださる。当時、新入社員で甘えんぼうだった。何かにつけてヨットに縁のある女史たち。

27年ぶりの再会、イタリア料理屋へ行くと、三姉妹は、昔のまんまであった。勿論、男性達も変わらない。とても懐かしく、そして楽しいひと時を過ごす。

田辺英蔵さんの著書の名前をお借りして、キャビンよばなし番外編と・・・。

照明・・・。
片付いていた頃のキャビン。

2018年10月25日木曜日

過去と未来から

昨日blogの続きとして。
生活陶磁器に加わり、京薩摩の焼き物が展示された。

原型(げんがた)を制作した女史より偶然、直接説明をうかがうことができ、またお弁当の折には、絵付け作者の方とすれちがうなど・・・。

女史は粘土で原型を作られ、白薩摩磁器となり、その白ものに、作家さんは数ヶ月かけ細かく絵付けをなさった由。
お軸には、絵付け、筆さばきの模様が、映像ロールされていた。
キティちゃんという今風題材に、古いデザインを施し、桐箱に朱のリボン、軸の工夫をみると、ジョージ・ルーカスの過去と未来から学ぶ・・・が被る。

以前、サンリオ社のキティちゃんとコラボレーションした旨のお話をうかがってはいたものの、実物の作品にびっくりした。

若しこれが、ディナーのトーキング・グッズとしたならば、それは最高級品であろう。
桐の箱にリボンを設えた、made by Kyoto at all 。

この京薩摩の伝承をはじめ、生活の中に日本の伝統工芸をさりげなく繋ぐ・・・。流石、京の老舗の企業文化の高さと、粋さをも感じる。企業の役割とはなにか、改めて触れることができた。

昔、香港サンリオ社を訪問した頃を思い出す。
金がメイン、
伝統薩摩デザイン。
工芸、芸術、どの言葉も当てはまる。 
お軸の画像は、
作家さんの筆さばき。
桐の箱も京都で作られたもの。
右上のリボンがまたいい。

10/24分

T社の展示会があるので、今日は朝早くから出かけた。
案内されたのは松下幸之助翁が50年前に寄贈された宝松庵、お茶室であった。その土間には陶磁器が設えてある。お茶室利用は別として、このような催しはこのT社しかできないそうで、昔の関係が今も続いているとのこと。

そのあと、 JSAF NOYCの60周年行事の準備で、SNYHへ出向き数名で最終工程を詰める。結構、仕事はハードとなり今、戻った。
夕食らしきものをいただいてないので、空腹。然し、今更、飲んだり、食べたりはよくないので、blogを書き終えたら就寝・・・。

夕方、ハーバー事務所で見た月は、
ことのほか、でかい・・・。




2018年10月23日火曜日

急な来艇

朝、ルナ艇長からメールが入っていた。
内容は小樽航海の時に函館でお会いした EmeraidのMさんが15時に来艇されるとある。
へーっおもい、昼食を済ませて港に向かい、ルナ艇長とお迎えする。予定時間通りに入港された。2年半ぶりの再開であった。開口一番、東風が強く波も高くて大変だったと。

ジャヌーの39フィートなので、橋桁下17mをくゞることは無理だとおもい、公園の向かいに留めるようにした。
出航日をうかがうと26日とのこと。だったら、町に近い方がいいと、堀川運河に入る準備をする。先ずはマストの実測がいる。ルナ艇長が巻尺を取りに行かれ計ってみると16.4mであったので、何とかなると・・・。
ただマストトップのアンテナ寸法が不明だが、それを50cmとして加えた。また時間的にも干潮56cmゆえに、大丈夫だろうと判断、くゞることにした。

微速前進するが、何とラジオアンテナが少し当たってしまった。公表値の通りであればクリア・・・。設備に損傷被害がなくてなによりだった。あとから見てみるとアンテナ類の50cmに、もう50cmプラスが必要だった。水面からマストトップまで17.4mなら、干潮50cmであるなら、何とかクリアできる。そのあと運河に係留後、ルナ艇長の車で銭湯など市内案内をする。

Mさんの航海、昨年は沖縄、今春はまた北海道一周をされた由、それもシングルハンドだったと申されていた。また、今回はEmeraidを高知まで回航する途中の寄港とのことだった。四国から四国の航海でる。

今夜はEmeraidのキャビンで一杯交流会。愚生は明朝から出向くところがあるので、まさに後ろ髪を引かれるおもい、失礼せざるを得なかった。今頃は、セーリング談義で、盛り上がっていることだろう・・・。

ゆっくり入港。
アプローチも静かである。
自作のハードドジャーは素晴らしい出来栄え。
この橋桁下の17m、クセもの・・・。

2018年10月22日月曜日

オイル缶

先日、オイルを購入した。ルナ艇長と分けようと20Lを買った。F級ランクだから、今までのCD級よりは品質は良く、また多めの購入なのでお得である。
このF級は、20L缶でしか販売されていないのでこれを買うしかない。よって10Lの小分けが必要になる。小分けの古いオイル缶はいくつかあるが、少しづつオイルが残っている。
また、等級も異なる為に、空の4Lオイル缶を購入した。それへ移したら、密閉保管せねばならない。F級ランク、さて効果のほどは・・・。

ついでに、コンパニオンウェイ用の差し板にチークオイルを塗布するために、下地処理をするために、#180のサンドペーパーも買った。
この土日は、JSAF NOYCの60周年記念パーティーなどの対応ため、次の週の補修になる。
オイル交換はその次かな・・・。
ニュースで台風云々と言っているので、この動きもチェックせねばならない。

2018年10月21日日曜日

昼間のお酒は。

今日は天気がとてもいい。
朝早くからHYAでは市民ヨットレースが開催されているも、前から予定されているOB会があるので、そちらへ出向く。
会場は毎年同じ中華料理屋。中国通で中国語の上手な方がいらっしゃるので、そうなのかも知れないが、四川料理がとても美味い。麻婆豆腐は中国山椒が効いてて美味い、ご飯が欲しいとおもう。
昼間のお酒は結構効くので、多くは飲まない。1年に1回、和気藹々のOB会である。

2018年10月20日土曜日

本、それも・・・。

JSAF NOYCの事務所で打ち合わせてる時にこの本を見つけた。うかがうと売り物と言われたので早々に買い求めた。装丁がとてもよく、歴史が綴られた価値ある内容、昭和の匂いで一杯の本、それもヨット情報が、初めから終わりまで、ぎっしり詰まっている。

手にすると実重量も内容の重さも直接的に伝わる、肌で感じるというのか、アナログ・データがいい。
デジタルには重さ感がない、無重力は宇宙空間、非々日常の世界だけで・・・。待てよ、情報を伝えるパソコンやタブレットには重量がある、なら、本と同じ、いや、それは全く違う。比較するものでもないか・・・。

カバー付きで本はパラフィンに包まれている。
そこも、とても気に入ったところである。
所謂、装丁がいい。

2018年10月19日金曜日

いい季節。

昼休みに時々散歩をする。
月が変わると、街路樹は黄金色になる。その前に実が落ちて、なんとも云えない匂いを放つ。先日の台風で銀杏の木は大きな被害を受けた。そこで、サントリーが寄付をする。江戸時代から商人達の寄付で町が出来上がって来たが、今もそれが引き継がれている。言ってしまえば、国の殆どの大企業の出身地である。今のNHK朝ドラもこの地がモデル。

街路樹の筋に平行した脇の路を歩くと、古い建物に出くわす。その周辺は高層マンションが建ち並ぶ。夜になると賑わうのはこの脇、筋と通りが交差する。この町の本質はここらにもある。

銀杏の並木筋はイルミネーションの準備も進んでいた。電線やメッセンジャーケーブルが接触する枝はジュートなどの柔で保護されている。イルミネーションは秋の次、つまり、冬の風景作りである。そういえば、この筋、ビジネス街の1階はレストランやバーが出来てきた。
側線の自動車道路を歩道にかえてパリのシャンゼリゼ通りのような街づくりにするらしい。国内において、建物の高さ制限のある唯一の筋であるから、その強みを活かせばとてもいい街になるだろう、そんなことをおもいながら散歩する。いい季節。



2018年10月18日木曜日

午前様・・・

今夜はヨット関連の打ち合わせ会がある。もし議事録が必要なら、会議になるが・・・。
議事録の作成は愚生の担当となり、それはそれで、新鮮な気持ちで取り組んでいる。

起承転結ではないが、せいぜいA4サイズ2枚までに纏める。内容は議題が決議されたか、保留か、否決かを中心に、それ以外はあまり録しないので、味気も素っ気もないと思われてるだろう。
以前は会議をレコーダーで録音され、後から聞きながら議事録をおこしていたとのこと。
今日の打ち合わせ会は、10日後に開催される60周年記念行事のことのみ。冒頭、議事録の可否をみなさまにおうかがいすると要らないと。

遅くなることを前提に、デパ地下併設のスタンド式軽食堂で腹ごしらえして向かう。
案の定、午前様になる。帰りにSさんとKさんとで一杯やろうと言ってたが、最終電車が無くなるとのことで諦めた。
事務局のK女史は未だ残っておられた、一番大変な仕事をやっておられる。

そういえば今日の夕日、車中で見たが、とてもでかく美しかったな。

2018年10月17日水曜日

つるべ落とし

秋の日は釣瓶落とし、昔の人はうまい、たとえを作る。
晴れの日のこの時間帯は、この風景を撮る人がプロムナードに集まる。
船舶は灘側の航路を進む。その40マイル先の島の木々も、この夕焼け色に負けじと、紅葉しはじめてくるだろう。


2018年10月16日火曜日

昨日の出来事

昨昼は友人が訪ねてきたので、昼食を摂る。空いてる店をと老舗の和菓子屋でうどん定食をいただくが、これがまあ・・・。
名古屋でゴルフとかで、わざわざ足を伸ばして会いにきてくれたのに、お店選択の不充分さを申し訳なく思う。

当時、彼とは異なる会社だったが、よく一緒に海外へ出かけた。
ある時、ムンバイで仕事があり、オフの時間を狙ってアラビヤ海に浮かぶエレファンタ島の世界遺産にいった、その道中でカーストの実態に触れたこと。合弁の会社を作ろうと企て、設立した後は殆どノータッチだったこと、二人でまあ面白いことをやってきた。

そろそろ定年、以降は気楽に法律顧問でもやると言っていた。国際派で内外に人脈を多く持っているので、面白い仕事をやるのだろう。また最近、ボクシングエクササイズを始めたとかで、今日のゴルフのスコアにも影響させたのではないかな。
以前からヨットに乗せろという。今回もそういうから、いつでもどうぞ、なんなら40マイル先の島まで泊まりがけのクルージンもするよと付け加えた。

今夕は久しぶりの会議プラスワンがあるので、午後から出社する。
肩痛からなかなか解放されない。寝返りをうつことができないので、睡眠も充分に取れない。会議ではあくび連発と思ったら、それをこえ居眠りしてしまう。
今回は社内報の取材とかで、総務部門の女史が会議に参加して写真をバチバチ撮ってたので、ひょっとして・・・。

プラスワン、これはいつものように盛況。無礼講ゆえに、夫々好きな会話と酒を楽しんでいた。まあ、よく喋り、そしてよく飲む。
そういう訳で、今夜は車中でのblog書きとなる。

2018年10月15日月曜日

好きなことを

朝から一仕事を終え、出港しようかと迷ったが、肩の調子もイマイチなので、艇で寛ぐことにした。
南隣のHさんはエンジンのメンテナンス、北隣は出入港の訓練と忙しい。お手伝いの必要もなさそうなので、キャビンでUSB付きの電灯の置き場を決めたりする。
このUSB付き電灯、セール対象品を用途など考えずに衝動買いしたもので、これをどこに設置するか、ああやこうやと・・・。Max 5w のLEDで照度可変式なので、消費電流は0.3Aから0.5A程度の微弱。よってバッテリー消耗などを気にすることはない。
どこにどうつけたか、またの機会に紹介いたしたい。

ある老セーラーbloggerで、ゴルフと写真もご趣味の方が、歳を取ってきたのでヨットに乗るのも云々、とあった。
それを読んで、ヨットの乗り方はいくつでもあるのにと、こころの中で呟いた。
ところが後日のブログに停泊中の楽しみ方について綴っておられた。流石、・・相応に遊び心をご存知だと脱帽。

セーラー達のヨットライフは様々、これと言った定義などない。ゆえに好きなように楽しむに尽きる、のではなかろうか。

日よけの下で、コーヒーと好きな音楽、それに
好きなお菓子も・・・。

2018年10月14日日曜日

ペラ掃除

朝一番にSさんにお手伝いいただきヘッドセイルのセッティングをする。ダブルハンドでやると手早く、難なく、出来るので助かる。

そのあとO沢さんの出入港訓練を始めたが、ペラに貝がつき操船できないとのことで、戻ってきた。Sさんが潜ってペラ掃除、晴れて日差しは強いも、今の時期、水温は低いので、身体を馴染ませ潜っていた。

貝を取り除きがすんだ頃、丁度、昼になったので、近くの喫茶店へ歩いて行く。昼食の後も、続け様に訓練される。
教える側も、教わる側も、息が合っているので、回を重ねる度に上手なる。勿論、シングルハンドの訓練。先ずは、シングルハンドでの訓練、これが一番いいのではないかなーとおもう。



2018年10月13日土曜日

朝マック

久しぶりの朝マック。
殆んどお客のいない静かな店内でゆっくりとBGMを聴きながら、持ち込んだ雑誌を読む。
割引モーニングセットメニューは、ソーセージエッグマフィンと、ハッシュドポテト、それにコーヒー。ある時、トップランキングされた、マックのコーヒーは美味い。
明日は朝からヨットに出向く予定。

2018年10月12日金曜日

本の話からヘッドセイルまで

伊丹十三著、ヨーロッパ退屈日記。もう半世紀も前の本だが古さを感じない。山口瞳氏の論評に「この本を読んで、ニヤッと笑ったら、あなたは本格派で、しかもちょっと変なヒトです」と綴られている。確か10代で買ったような・・・、生意気盛り真っ只中。

ニューヨーク退屈日記は雑誌の副題で、伊丹十三著のそれからとったものだろうと、この春だったか、買った。
それこそ退屈なときにパラパラとページをめくる。文字小さく、色薄くで、愚生には読みづらい箇所もあるけど、写真やイラストがいい。勿論、伊丹十三氏のことも、特集されている。

同氏の著書には、女たちよ、再び女たちよ、がある。よとへの違いで、塩野七生著の、男たちへ、再び男たちへ、もある。タイトルがなんともいい。
秋の夜長、昔の本をいろいろ引っ張りだし、読むのもいい。出来ればキャビンがいいかも。

であるなら、台風対策でキャビンに格納中のヘッドセイル、あいつをファーラーに巻き付けねば。これをハッチからデッキに引っ張り出すのに一苦労する。この時だけば、ラフフォームってなんて厄介なやつだ、とおもうも、強風下のリーフでは、ラフフォームありがたやと、まあ勝手なもの。

四角の皿は友人のニューヨーク土産。
汽船と帆船の構図や大きさは、どうもマッチしていない、
hand made. Made in USAと書かれてあった。

2018年10月11日木曜日

3人のセーラー

昨日の風のばら号の3人のセーラーについて、番組情報では、H艇長、少し齢を重ねたセーラー(料理担当・・・)、少し若いセーラー(世界1周経験・・・)である。
勿論、全員がセーリングに精通していることは申すまでもない。

3人のセーラーと云えば、あかほ、もである。皆さん同年齢で、長く乗っておられ、息ピッタリ感。先月はMH's CUPにも参加され入賞された。またその次の週の金刀比羅宮参拝クルージングにお誘いいただき、ご一緒させて頂いた。メンバーのMさん曰く、このblogを読んでいるので、愚生と会っても、久し振りって感じがしないと。
お話をうかがっていると、長距離航海を計画されておられるような・・・。

我が方のセーラー、Kurenai and Lunaは5人+1人のセーラー編成。+1は博多のクルー、そっち方面で都合で乗船。また5人のうち1人は東京在女史、超若手の1人はダイバーで、今は育メン実践中、つまりヨットどころではない。
よって引き算すると、いつでも、すぐに、出航できるセーラーは、ここでも3人・・・。

Kurenai and Luna in HAKODATE.
これを表紙に航海記録を整理しようかと・・・。
既に1/3は文章修正した。
ルナ艇長が写真と共に地域で公開されている。

2018年10月10日水曜日

NHKのヨット番組

NHKのドキュメンタリー番組に漂流アドベンチャーというのがある。ある時、偶然に知った、それも再放送で。さらにシリーズになってるのを知ったのは、漂流アドベンチャー2の途中からであった。今日はシリーズ3の録画を見た。

1から3までのストーリーは、江戸、明治の時代に太平洋を航海した日本人が残した記録文献をもとに島をヨットで辿る。
俳優の池内博之さんを、3人のセーラーが支える。そのセーラーは世界一周の経験者だったりで、それぞれ長距離航海のベテラン揃い。撮影者も乗船、時にドローン撮影もする。

番組内容の深さは申すまでもないが、ヘッドセイルのシートの扱いなどはとても参考になった。また、3人のセーラー達の落ち着き、息のあった動きをみてて、ベテランセーラーのドキュメンタリーでもあった。
立ちはだかる黒潮を越えて、先人の冒険者たちは大海原を航海した。
今も昔もそこは、安全、安心とは真逆の世界である。
使用されいるヨットは「風のばら号」。H艇長曰く、注意することは落水だけと・・・。
昨日の今日ではないが、まさにそこである。

この漂流アドベンチャー3作ともに、とても見応えある番組だった。そういえば、タラ号の冒険、あれも素晴らしかった。
然し、どちらも、風のみで動くヨット、これがないと始まらない。

出典:NHKホームページ

2018年10月9日火曜日

安全、安心 rev1

ライフジャケットの着用義務の法改正施行がスタートの時、JSAFの説明会と安全講習を受けた。
その時、JSAF安全委員長が、ベテランとは何かとの話をされた。
曰く、よくヨット歴何十年というが、どれだけヨットで海に出ているか、あらゆる条件をどれだけ経験しているか、であると。
またベテランでも決して過信はならないとも。要するに落水は絶対に避けなければならないと強調された。

愚艇は必要に応じポート・スターボードにはジャックラインを張り、ライフジャケットのD環にテザーを付けて移動できるようにする。勿論、予備のハーネスも積んでいる。

Kurenai and Luna小樽航海からの戻り、渥美半島沖で伊勢湾からの強い風に見舞われながら、波切港を目指していた時、バウ固定のCQRアンカーが波に叩かれて、固縛が緩みガタついてきた。最悪のことを考えると、どうも気になるので、ルナに無線を入れて、ジャックラインにテザーをかけてバウに行って作業をする。
有儀波周期の大きな波をやり過ごしタイミングをみながら3度に分けて行ったり来たりで、アンカーを固縛した。その時の海域は、安全、安心とは、ほど遠い状況だった。
2マイル後のルナに乗っていたHさんが、この海域でヨットに乗るのはやめとこかと、申されてた。

また太平洋側でお会いしたセーラー。40歳過ぎからヨットをはじめて、60歳代はじめにシングルハンドで太平洋横断したと。1度失敗して戻られたとも言われてた。冷房がなかったので、その装備に戻ったとか・・・。それはそれとして、多分20年間、目の前にある北太平洋で相当訓練をなさったのだろう。先述のベテランとは何かに通ずることなんだろう。
横断後は米国で1年過ごして、確かハワイ経由で戻ったと。
安全、安心の保障など一切無い環境での航海はなんとも・・・。

愚生は臆病で海の怖さも少しは解る。強い風でのエキサイティング・セーリングもいい、順風のなかでの快適なセーリングもいい、それはフリー。
けど、一方では、風の無い、波の無い海域で機帆船状態をゆるゆる楽しむのもいいと思う。その時の自然の具合か・・・。
そういえば、多度津YCの、空も飛ぶGさんの名刺には、機帆船船長とあったな。

船の代名詞はShe。要はそこから離れない手立てをする、いつまでも包まれている、そんなことが肝要かな・・・。それが、安全、安心の基本と云えるのだろう。


2018年10月8日月曜日

秋の空

天高く馬肥ゆ・・・。
正午ごろの日差しは強く、夏日を思わせるようだが、湿度は低く、風も気持ちいい。
セーリングするにはもってこい季節。
秋の空、変わり易いもの特徴。

すじ雲、うろこ雲。
美しい秋の空。

2018年10月7日日曜日

燃料にもいろいろ

多度津入港時、燃料が底をついていてヒヤヒヤした。
翌日、ヨットクラブのGさんに免税軽油が調達出来るGSへ車で連れてっていただき、本当に助かった。その二の舞にならないよう、今日は艇に向かう途中で軽油を購入する。

治りきってない右肩、艇に燃料を積み込む時はルナ艇長にお手伝いいただく。今日は直射日光が強く、とても暑かったので給油はせずに保管した。

横の風空月は、今からゲストとで宴会を始めるとのこと。要はお昼から高価な燃料を補給される。ルナ艇長と愚生もTYCから歩いていけるところで昼の燃料補給。そのあとコーヒーを楽しみながら雑談に耽る。
なにごとも、燃料なくして、ことは始まらない。でも、燃料にもいろいろある。

2018年10月6日土曜日

NORCの航跡

NORCの航跡1954-1999という本がある。
副題には、CCL改組からJSAF誕生まで45年のあゆみ、と記されている。
それを記念に刊行されたもので、戦後日本のヨット界の歴史が綴られている興味深い1冊。

姫路港開港50周年と同時開催された第34回舵杯ヨットレースの時に、レース会場でI上さんが配布されていたのをいただいた。このレース、ルナはゼッケン61、TCF 0.727、成績は13位であった。

当時のI上さんの印象を覚えている。今はJSAF Naikai Ocean Yacht Clubでご一緒にさせていただいている。末席の愚生、ご一緒など一括り表現は大変失礼なこと。日本のヨット界で長くボランティアをなさっている。

このNORC時代を含めてた60周年記念式典と懇親パーティーが今月ある。
その準備のお手伝いに微力ながら関わっているので、この本から60年の時間を紐解いている。本と云えば、ご来賓でお越しになる、田辺英蔵氏、山崎逹光氏の執筆本にサインをお願いしようと・・・。

写真と情報の凝縮本。

2018年10月5日金曜日

キリンフェリー

高松でこんなフェリーが航行しているを見た。
この船はキリンさん、他の動物もあるようだ・・・。この時はSさんも一緒だった。
キリンフェリーにはビックリ。



2018年10月4日木曜日

JSAF会議

今夜は、JSAF (Naikai Ocean Yacht Club) 会議があり、SNYHへ出かけた。
主な議題は、60周年記念パーティーの準備と意見交換である。
パーティー進行の手順などが残っているので、後日、司会者を加えて打ち合わせがあるとのこと。予め事務局がいろいろ準備されておられるので安心である。

出席者数が予定に届いていなので、電話作戦で勧誘せねばならない。パーティーではJSAFグッズなども販売されるようで、オリンピック関連もあるとか・・・。
月末まで、皆さん大変である。微力ながらお手伝いせねば。お祭りごとは嫌いではないので・・・。
今日もS尾さんに送っていただき助かった。
自宅で車を置いて、そのあと街に出て遠来のセーラーと一杯やるとのこと。台風が来なければ、明日からクルージングの予定だったそうだ。

2018年10月3日水曜日

海苔網

湾には海苔網が敷設され始めた。灘も同じような光景となるだろう。
ニューペックの更新案内が来ていたが、海苔網の位置を含めて、アップロードしておかねばならない。海面に浮かぶ海苔網をみていると栽培漁業のシーズン到来か、と。

2018年10月2日火曜日

湯治に・・・

オーバーな表現だけれど、誘われたので車で湯治に・・・。
高速道路で30分強で着く。早速にごり湯に肩をつける。昼食後に再び、つける。効能、多分・・・。

帰りは地道を利用するが、時間は倍ほど掛からない。途中のせんべい屋で割れ煎餅を買い求め、次に好きな饅頭屋に立ち寄ろうと思ったが、ここは道を失念、諦めた。
往路は登り、復路は下り、燃費が倍ほど違う。山あり谷あり、内燃機関は正直である。

2018年10月1日月曜日

台風一過・・・

台風一過・・・。
確かに過ぎ去った地域はそうだが、まだ北の方を進んでいる。自身では動くすべを持たない台風、今度は黒潮に沿って、北上と新聞記事の見出しにあった。地球の自転、高気圧、偏西風で移動することは知っていたが、海流まで利用するとは、なんとも・・・。

昨夜遅くに、県の方へメールすると、警戒体制をとって、オフィスにまだいると返信があった。彼はエリアのトップである。行政の皆さんの対応も大変だ。
近くの学校も避難指定場所なので、職員室は一晩中灯りがついていた。教師の皆さんも大変である。

夕方の湾も海峡もまだ少し波があり、時折、強い風も吹く。その一方、荒れに荒れた灘の空は嘘のよう。