生活陶磁器に加わり、京薩摩の焼き物が展示された。
原型(げんがた)を制作した女史より偶然、直接説明をうかがうことができ、またお弁当の折には、絵付け作者の方とすれちがうなど・・・。
女史は粘土で原型を作られ、白薩摩磁器となり、その白ものに、作家さんは数ヶ月かけ細かく絵付けをなさった由。
お軸には、絵付け、筆さばきの模様が、映像ロールされていた。
キティちゃんという今風題材に、古いデザインを施し、桐箱に朱のリボン、軸の工夫をみると、ジョージ・ルーカスの過去と未来から学ぶ・・・が被る。
以前、サンリオ社のキティちゃんとコラボレーションした旨のお話をうかがってはいたものの、実物の作品にびっくりした。
若しこれが、ディナーのトーキング・グッズとしたならば、それは最高級品であろう。
桐の箱にリボンを設えた、made by Kyoto at all 。
この京薩摩の伝承をはじめ、生活の中に日本の伝統工芸をさりげなく繋ぐ・・・。流石、京の老舗の企業文化の高さと、粋さをも感じる。企業の役割とはなにか、改めて触れることができた。
昔、香港サンリオ社を訪問した頃を思い出す。 |
金がメイン、 伝統薩摩デザイン。 |
工芸、芸術、どの言葉も当てはまる。 |
お軸の画像は、 作家さんの筆さばき。 |
桐の箱も京都で作られたもの。 右上のリボンがまたいい。 |
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