2018年10月12日金曜日

本の話からヘッドセイルまで

伊丹十三著、ヨーロッパ退屈日記。もう半世紀も前の本だが古さを感じない。山口瞳氏の論評に「この本を読んで、ニヤッと笑ったら、あなたは本格派で、しかもちょっと変なヒトです」と綴られている。確か10代で買ったような・・・、生意気盛り真っ只中。

ニューヨーク退屈日記は雑誌の副題で、伊丹十三著のそれからとったものだろうと、この春だったか、買った。
それこそ退屈なときにパラパラとページをめくる。文字小さく、色薄くで、愚生には読みづらい箇所もあるけど、写真やイラストがいい。勿論、伊丹十三氏のことも、特集されている。

同氏の著書には、女たちよ、再び女たちよ、がある。よとへの違いで、塩野七生著の、男たちへ、再び男たちへ、もある。タイトルがなんともいい。
秋の夜長、昔の本をいろいろ引っ張りだし、読むのもいい。出来ればキャビンがいいかも。

であるなら、台風対策でキャビンに格納中のヘッドセイル、あいつをファーラーに巻き付けねば。これをハッチからデッキに引っ張り出すのに一苦労する。この時だけば、ラフフォームってなんて厄介なやつだ、とおもうも、強風下のリーフでは、ラフフォームありがたやと、まあ勝手なもの。

四角の皿は友人のニューヨーク土産。
汽船と帆船の構図や大きさは、どうもマッチしていない、
hand made. Made in USAと書かれてあった。

1 件のコメント:

  1. ヨーロッパ退屈日記とニューヨーク退屈日記をAmazonで買いました。間もなく到着する予定です。

    返信削除