2016年2月29日月曜日

大型雨ガッパ

現状の天候対策はドジャーとビミニトップを使っている。それに夏の日よけには、簡易的な天幕シートをつける。風通しが良く、夏には欠かせない。

前者のドジャーとは、雨よけと風よけで、寒い時や時化の時にこの中に入って、リモコンでステアリング操作をすると安心度合が高まる。ビミニトップは雨よけ日よけ。前も後ろも側面もオープン、日傘、雨傘の大きなもの。

このビミニトップとドジャーの間に約1メートルの隙間がある。ルナはビミニトップがドジャーに被さる構造なので、雨よけ日よけなどは万全。更にこの度はスプレー避けを自作された。それも脱着可能な作りで、エンクロージャー擬きと化している。

ではと、当方も雨よけ、スプレー避けなどの準備をはじめた。ドジャーの金具類を利用する構造など、それはそれは、色々と考えてみた。横からルナ艇長がシンプルな構造でなくちゃとアドバイス。

当然、シートの縫い加工等も必要となる。特に塩化ビニールのミシン加工では、運針時に滑りを良くする工夫もいるようだ。テフロンやしつけテープなど使いながら加工チャレンジしてみようとおもう。然しあちらこちらがほつれて、デッキカバーのように難破船擬きにならないようにせねばならない。
ルナ艇長、Kさんなどスーパーバイザーがひかえているから大船に乗った気分だ。
月が明けたら雨傘ガッパ作りを楽しむことにする。



2016年2月27日土曜日

フェンダーカバー補修

フェンダーカバー補修をKさんがやってくださる。

俵型のフェンダーは使い勝手がいいので重宝する。そのカバーがみっともなく破れていたのを見かね、補修ということになった。ルナのフェンダーも以前に修理された。

オレンジカバーが残念ながらUVカット材質ではないので、また劣化するだろうが、これで当面は大丈夫。

フェンダーの敵は、紫外線もさることながら、岸壁に付着した貝もだ。これ、なかなかの曲者で、艇が波に揺られると擦れて、カバーが破けたり網ロープに傷が付く。

以前、ある岸壁に係留した際、貝の歓迎を受けた。一泊するので、そのままではフェンダーにかなり傷がついてしまう。Fさんとで何かないかと探索してると、丁度、径の大きな竹竿が岸壁に転がっていたので、それを緩衝材に流用させて貰ったことがある。干満差を考慮したつけ方をやった。

艇の側面をフェンダーで守るのは当たり前だが、そのフェンダーを岸壁に付着した貝から守る緩衝材(竹竿など)がいる、これちょっとフェンダー(変ダー)。*ここ笑うところ、です。ルナはロングに出かけるとき、竹竿の代わりに板材を積んでいた。
2個の俵フェンダー、Kさんのお蔭で見違えるようになった。

Kさん、とても手際がいい、あっというまに補修された。
緩衝材の発泡スチロールが全く見えなくなった。

2016年2月26日金曜日

昨夜の宴

久しぶりに会議後の宴会が催されたので、それに参加した。ある部門の成果へのお祝いの宴であった。
おおかた50人位はいただろうか、まあ、いつものよう、楽しい飲み会だ。

その後、Mさんから、だし巻きたまごを食べに行こうと誘われたので、ふたつ返事でそこへ向かう。ここでは8人の小宴だが、話の内容も濃く面白い。
この前、Mさんから山の会の食事会に誘われたが、丁度都合がつかない。その話題にもなったので、あの料理屋はなかなか予約が取れないのではとうかがうと、やはりそうだった。そこで、それにまつわる話を聞かせてくれた。そこからプロ野球のキャンプの話題へと移る。どちらも愚生もよく知る人の絡んだ苦労話。笑っていけないが・・・、まあMさん、面倒見のいいこと、このうえない。

小宴はあっという間に時間が過ぎお開きとなる。同じ方向に帰るFさんと駅のホームに向かうが、寒いのに少々びっくりだった。戻る頃には日にちが変わっていた。




2016年2月25日木曜日

無線局の更新

国際VHFの局更新を終え、同じフォーマットの無線局免許状なるものを頂く、つまり更新免許皆伝。

大分前に、ルナとで小豆島へのセーリング途中、巨大船に遭遇した。警戒のタグボート群の一隻が近づいてきて、かなりのスピーカー音量で、何度も何度も注意喚起し始めた。
ルナ艇長は国際VHFでタグボートに、どならくても聞こえてますよと呼び掛けた。

無線に関して、もうひとつ、ふたつエピソードがある。
愚生の場合、母港に入港する際に同じタイミングで入港する本船があり、お互い無線で安全確認をやった。呼びかけられた本船はびっくりポンだった。

あとひとつ、ルナ艇長とKさんとが伊豆半島辺りをクルージング中、  前か横かを航行する巡視艇が黒い煙を吐きだしてたそうで、その巡視艇へ火事じゃないかと無線で問いかけたそうだ。巡視艇からは、大丈夫ですよと・・・。

無線は何かにつけて安心、安全、便利、無線局の更新は大切。

2016年2月24日水曜日

通販ビジネス

通販ビジネス、
昨夜、アマゾンに諸々を注文したら、今朝届いた。これは今回に限らずの話だ。
一部を除き全てヨットで使うものだが、それがなんであろうとアマゾンセンターに在庫されてて、発注時間帯が輸送会社の集荷バッチに合えば、通常配達のパターンで、12時間以内に届く計算だ。

通販は比較的急がない物を購入利用する、急ぐものは自身で直ぐに買いに行く。評論家の話しだが、まさにその通りと思う。
しかし、夜、思い付いた物をその場で発注すると、翌朝、それも早い時間帯に届くのだから・・・、急ぐ物も、そうでないものも、通販で、ということになる。もち配送は無料。

アマゾンの戦略の一手に都心では時間配送があるようだ。
通信販売というか、カタログ販売は幌馬車の時代から存在する、らしい。
御用聞きは日本の商習慣でもあった。

今はインターネットで商品写真を見せ、価格比較や感想を読ませる。勿論、感想を聞く。御用聞きまでもやる。そして、発注してからのリードタイム。通販ビジネスは市場規模を含め驚くばかり。

ヨット用品を買い求めるには、インターネットと通販ビジネスがないと・・・。
これもiOEってやつかな。

2016年2月23日火曜日

フェンダー修理構想

フェンダーの中で結構役に立ってくれるのが俵型だ。
このフェンダーを包んでいるオレンジシートが劣化している。先日の整備中にKさんから、フェンダーを修理しようとの話があった。
その為には、先ず主材料のオレンジシートを手に入れねばならない。ホームセンターに行くとブルーやブラックはあるも、オレンジがない。注文すれば取り寄せてくれる。

ここはひとつ、アマゾン利用症候群として、チェックを入れてみると、色々な種類があった。いずれにせよ、これで主材料の確保は出来る。

前の日曜に外形寸法を確認していると、折角なら、原形のように、カバーは筒状に縫込み、末端は細引きを入れた袋縫いをして、本体を入れて側面は縛るようにしたいと思い馳せる。縫込むとなるとUV糸も要る、糸残量まだあったかな。

更に新品と同じような形状にするなら幅広のブラックバンドがいるが、これは専用の巻き付け機が必要となるので諦める。
よってその代用として、引越しなどで使うPPバンドでギュッと固縛してみようかと考えたりする。これも梱包用バンダーがあれば容易で、旧知に頼めばすぐにやってくれるけど、そこは遊び、市販の簡易PPバンドで締めて、その上からガムテープを貼れば十分だ。

材料が揃えば、艇にミシンを持ち込み、縫製の上手なKさんに縫って頂こうなどと勝手に構想中。外面の網ロープの修復などの始末もある。

2016年2月22日月曜日

アンカーの話題

アンカーチェーンの長さをFさんへ連絡したと同時に、錆び付いていたシャックルをKYHの大型カッターを借りて切断した。
なお、Fさんがチェーンの長さを聞いてこられたのは、同じサイズのCQRアンカーが走錨するらしく、愚艇の状況をみられ同じ長さにとおもったそうだ。

ルナ艇長が、メッキのシャックルが錆びるのは如何なものかと現場でつぶやいていた。その通りでメッキされたチェーンは全く問題ない。勿論、アンカー本体もだが、これらは鋳造品だからかもしれない。
このシャックルはヨット部品専門店から取り寄せて購入したものだったが、あまりにも腐食が凄いので、メッキものだったかどうか、急に記憶に自信がなくなった。

週末、ホームセンターで、ステンレスのシャックルを買ったが、昨日、現物と合わせてみるとサイズ違いだったので交換せねばならない。サイズの大きなものに交換するので、メッキのものでもいいか、と思っている。然し製品加工の出来具合いによる。特にネジ部だ。まあ、ステンレス製の方が無難かな。

もうひとつ、アンカー昇降ロール部のU型ガイドの取付ボルトが脱落している。代用品はあるも、ボルトの首下寸法が少々長いので、短いものを手に入れねばならない。スプリングワッシャも要る。

アンカーでは、スターン用にはフォートレスアンカーがある。これはアルミ合金製なので軽い。米国コーストガードやネイビー御用達と紹介されている。フレーク角度の調整ができる組立式だ。

ルナ艇長はダンフォースのステンシルを持っている。片手でポイと沈められる超軽量アンカーだ。愚生もそれをと思い、問い合わせたが、1ft違いでワンサイズアップとなったので、片手でポイという訳にはいかず、フォートレスにした経緯がある。
このフォートレスは、スターンや船側からのアンカーリングでは多分便利だろう。試してみなければ・・・。

バウのアンカーロッカーにはダンフォースの大型アンカーが眠っているが、これを起こす気には、とてもならない。

アンカー、といえば、別のアンカーもある。こちらは軽いのなんのって。このアンカーの話題はいずれ。

2016年2月21日日曜日

3月号の雑誌「舵」

3月号の雑誌「舵」を買い物ついでに立ち読みした。そのなか、辛坊次郎さんコラムがとても面白い。
いつだったか、辛坊さんの次の太平洋横断チャレンジの報道があったが、そのことについて、自身の言葉で説明文になされておられる。
新聞記事やテレビ報道などでは、切ったり張ったりの編集なるものがある。辛坊さんの太平洋横断報道についても、その延長線上であるようなことが、そのコラムにご自身でお書きになられていた。

今日は天気がいいので、艇に出向いて先日の整備の後始末と、それに雨よけ、スプレーよけのシート寸法計測などをやった。スプレーよけはルナ艇長から教わり同じようなものを製作の予定。
昼食の後、ルナ艇長のものを改めて見せていただくと、なんとまたもやバージョンアップされているではないか。それも随分凝っている。完璧に近いような改良だ。
それはそれでキャッチアップせねばと思う。
雨よけはオリジナルデザインだ。これらどのようになるか、それはまたの機会に。

このように、いろいろとやることがある。これまた楽しか。

2016年2月19日金曜日

プロペラの先端

プロペラにペラクリンと言う商品名の溶剤を塗布するのだが、それが新しくなった。
新しいペラクリンでは、プライマーの塗り回数や乾燥時間が変更になったことから、塗装に費やす時間が少なくなった。

いつも神経を使って塗ることには変わりはないが、びっくりポンは、プロペラの先端は何も塗ってはならないと注意書があること。

先端の少ない面積だけれど、溶剤が塗られてないから必ず貝は付着するとおもう。まあ、どんな仕掛けなのかサッパリ判らない。

メーカーHPを見ても理由は記されていない。
知りたければ、フリーダイヤルで問い合わせなさいということだろう。既に艇は海面に浮び、プロペラは海中だから、どうもこうもない。まあまあ、気が向いたら電話してみよう。

まさか、プロペラの周速で付着貝物を吹き飛ばすんですよ、なーんて回答するんじゃ・・・。

そうそう、ペラクリンの効能は、プロペラに貝類が付着するのを防ぐもの。貝が付着するとスクリュー回転時に発生する整流渦が乱れて動作低下を起こすからだ。それがどのような乱れで、どんな数値影響を及ぼすかは愚生にはよく解らない。何れにしてもプロペラに貝が付着すると厄介だ、よってペラクリン。


プロペラの先端がぴかぴか光ってる。
ヒカリモノ好きの貝属(海賊)がくっついてくる、のでは?
寒いなか、Kさんが船台で受けていた箇所を塗装中。
ここから少し乾燥させ着水。





セーラー達の会話

整備で出港する時、西風が吹き始めていた。Kさんと、外人セーラーや外海でヨットを楽しむセイラー達はこんなの微風域なんだろうね、と雑談しながら回航した。

一昨日、整備が済んで、海面にKurenai and Lunaを戻した後、ルナでコーヒーブレイク中の会話、「ああ、風が落ちてきてよかった」と。
ヨットは風があっての乗り物だが、こんな会話もある。初日の午後、Kurenaiを上架した後だったか、ルナ艇長が、台風並みの風やなとポツリと言っていた。

今年の整備期間中は冷たくて強い風がずっと吹いていた。

整備を終えた帰港日も瞬間10m位は吹いていたので、風が落ち着いてくれるのはありがたいことだ。まあ、好い加減の風になる期待を込めた会話。風でもなんでも良い加減がストレスなくていいのかな。いい加減はチョット困る・・・。

言葉表現イントネーションは難しいけど、セーラー達の会話は単純明快、文字にすると、好い加減の風よ吹いてくれ、だ。いい塩梅の表現のほうがシックリくるかな。そうそう、静かな海面に梅の種を捨てると、風が吹くとかオールドセーラーの話もある・・・、然し、吹き過ぎは困る。


2016年2月17日水曜日

整備無事終了

整備無事終了。
今日は船台受け部とバラスト下部の塗装で終了、海面に艇を戻す工程。勿論、その後、母港へ回航する。
西風が弱まったり強まったりだったので、機走で戻ることにした。スターンからの波だから、よく揺れた。金麦カップをやると、夕暮れになるので、後日ということになった。
17時過ぎに無事母港に舫を取る。
皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。


2016年2月16日火曜日

タッチアップの域を超えた

今日で3日目の整備、僚艇ルナと同じ作業ペースである。KさんとIさんのお手伝を頂き、短時間、且つ、疲労度軽減で仕事が進む。寒いなか、本当に感謝、感謝。

写真はシージェット013をタッチアップ塗装している状態だが、これタッチアップの域を完全に超えている。皆さん、塗装を全面剥離したらと仰います。

屈んで塗料を混ぜているKさん、遠近もありますが、船底と比較すると結構な塗装面積。この船底全部、Kさんに塗って頂き、塗料の乾燥の合間をみて、電流計の配線工事もやって頂く。またIさんにはルナ艇長に頂いたクリーニング溶剤を使い根気強く汚れを取り除いて頂いた。寒波到来の中、皆さんのお蔭で、明日はいよいよ、下架だ。

そうそう、メンテナンス記録を書いておかねばならない、忘備、これ重要。それと、どこに書き置いたか、この忘備は最重要。

船台に乗った状態。古い033塗料と新しい033塗料のコントラスト。
茶灰色は#013塗料。

2016年2月15日月曜日

上架整備中

日曜午前中、上架のためにKYHへ向かった。午後からは台風並みの風が吹いてきた。
ルナは1時間前の到着して洗浄を済ませていた。

愚艇は遅れために、後回しになるとのことだったが、なんとか昼前に上架して貰えた。
助っ人にKさんとIさんがいてくださるので、作業が早い。天気は悪いけど、皆さんおかげで、予定の作業を終えることが出来た。

今日、月曜日もぐずついた天気の中で、皆さんとで作業に入る。残すところ、船艇塗装とスクリューにペラクリンを塗装だ。
明日は最高に寒いようだが、天気は良いようなので、塗装中心作業。気温が低いので、塗料の乾きが良くないと思われる。

然し、風はよく吹く。

2016年2月13日土曜日

海のサロン

祝日、午後から海のサロンがあり、ルナ艇長とで参加した。30名の募集だったようだが、満員の盛況。
2部構成となっており、はじめは、H大学のC教授の講演、そのあと、100円コーヒーを飲みながら小安協専務理事のSさんのリードで皆さんが意見を出し合うセッションだった。
海保の保安官も出席されていた。その中、N保安官とお会いすることができた。以前、お電話を頂いたことがある。早々、ご挨拶した。

前半講演の教授はドイツ人の女性、日本在住歴も長い。
観光学や地学などを研究されているとかで、Sさんの奥方率いる242レディースチームのクルー、つまり女性レーサーでもある。
講演内容は日本人と欧米人の海に対する想いの違いなどを解りやすいワードを使い興味深いものだった。例えば、海を散歩するとか・・・。
海のサロンに相応しいテーマでもあった。

プロフェッサーCさんの講演模様、隣りSさん。

2016年2月12日金曜日

セイルセット

昨日、セイルをセットした。
150%のゼノアはタックするときも大変だが、セットするときも大変だ。バウの電動ウインチを使うと力は掛からないが、ラインが悪いと手こずる。
ジブのシートウインチを使いながら、セットした。シングルハンドは、あれも、これも、一人二役だから、あれやこれやと工夫しながらの作業になる。

メインの方はゼノアのようなことはないが作業数は多い。マストのレールにラフをセットして、ボトムの一番長いバテンから順にピークバテンをセットする。ポイントリーフのシートセットは時間切れのため後日ということにした。

クリーニングの全体的な状態は、汚れ落ちするところは綺麗になり、そうでないところはやや綺麗に、というところだ。

ポイントリーフのシート組み込みの時間切れ理由は、午後から小安協主催と海保共催の海のサロンに行くためだ。その前に、TYCの艇が上架作業をやっているので、ルナ艇長とで訪問。天気良く順調な作業とのことだった。
その海のサロン、これは次稿で。

2016年2月9日火曜日

航行区域

小型船舶の航行区域について、いろいろ教わった。
昔、ルナも母港を対馬に移したことがあったので、なんとなく、航行区域の変更を意識したことはあったが、今日は具体的に聞いてみた。それを文章表現するのは難しいが、30日の期間限定で母港を移すことが可能であると、8割方は理解でしたが、十分とは言えない。然し、親切に教えてくれた。

今日は風が強く吹いていたが、陽射しから刺すような寒い風ではなかった。
海峡も随分強い風が吹いたことだろう。

2016年2月8日月曜日

セイル届く

クリーニングと点検補修を終えたセイルが日曜の夜に届いた。
部屋で広げることは出来ないので、全部はわからないものの、ゼノアのクリューホールの補強テープも劣化している箇所は新品に取り換えてくれている。その周辺のUVカバーも縫込みが綺麗にされいる。外れていたメインのテルテールも毛糸の物が付いていた。
ヨットのセイルは最重要ギア、これで安心して使える。

クリーニングの状況は輸送用にロール状になっているので、全体はわからないがホワイトニング洗浄されている。来週の日曜日から上架整備なので、その際にセイルセットするのが楽しみだ。

セイルの伸びについて、セイル屋大将Cさんの下記名文。
「セールは一回目に使うときから伸びはじめます。セールメーカーから見るとオーナーが全然いいと思っているセールを見ると新しいセールにしましょうと言いたいものもあります。レーサーならセールシェープはとくに気になりますがクルーザーはだいたい破れてくるまで使っています。みんなさんは新しいセールに変えると速くなったと仰いますがそのスピードは新しいセールの価格ほどの価値があるかはオーナー次第です」と。日本語を話すことも書くことも上手で、書くことの一部をご紹介。

土曜の居酒屋でそれを話題にしたら、ルナ艇長曰く、だからセイルはダクロン地の厚めが良いと。その折、ルナ艇長から、双方の船底が綺麗になったら、金麦カップをやろうと、挑戦を受けたので、やりましょうと返した。

クリーニングセイルでも箱に入って宅配されてくると、なんかワクワク気分になるから不思議だ。




2016年2月7日日曜日

艇泊

昨日は奈良から戻り、NPO会議に出て、夜はルナ艇長と久々の居酒屋で一杯やった。そのあと、艇泊となる。

天気はいいが、夜道はやはり寒い。2軒目にはいくことなく艇に戻る。それでも9時は廻っていた。外はかなり冷え込んでいる。キャビンに暖房を入れて寝む準備などする。奈良での一杯飲みもあったので、キャビンでお酒を飲むことはない。

テレビ映画でニコラス・ケイジのナショナル・トレジャーをやっていたので、うとうとしながらみた。
キャビンの照明はLEDも電灯色している。冬の艇泊は静かだ、何度やってもいい。




2016年2月6日土曜日

奈良泊

奈良で営業部門の表彰と伴っての会議、それに講演会の聴講、その後は懇親会へ参加して一泊した。
講演会は真田幸村を題材に講師が自身の考察を入れながらの話をされたので、興味深く聴いた。

営業マンを集めての講演なので、最後はビジネスにつなぐ話で締め括っていた。今も昔も情報収集、その分析が重要だと説く。講師は歴史の好きな28歳の女性、タレント事務所所属で彼方此方の観光大使もつとめているとのこと。

話を聞きながら、真田丸の主演男優が、ドラマ構成についてラジオでコメントしていたのを思い出した。
彼曰く、現代流に直せば、真田家は、親会社が倒産した、子会社、下請会社のようなもの。新たで優位な取引先を見つける為にいろいろと画策すると・・・。彼女も同じ様な事を言っていた。
然し真田十勇士など、真田を取り巻く逸話はドラマティック、真田丸、これから大河ドラマが楽しみだ。
会議メンバーは、宿を出たあと、バスで天王寺まで移動して、そこから大阪城まで、歴史散策ハイキングをする。愚生はNPOの会議があるので宿で別れた。

帰りがけ生駒のお山を電車が抜けかかると、右手に大阪の街が一望できた。その初めてみるパノラマ風景に少し驚いた。奈良泊は兎にも角にも盛り沢山、とても楽しく有意義だった。

2016年2月5日金曜日

セイルの伸びと大将の見解

先日、メインセイルとゼノアのクリーニングと点検補修をすることを記述した。気になるのはセイルの伸びだったが、案の定、ゼノアは結構伸びている様だ。これはkさんも指摘していた。リカットする程のことはないとのこと。多分、価値がないのであろう。

このゼノアは150%なので、タックする際、微風だとあちこちに引っかかるし、強風だとクライマーで腕力のあるKさんでもウインチでシートを巻くのに閉口していた。それも、少しリーフしていた時でもだ。愚生も巻くが、とてもとても、だった。

メインのほうは、バテンポケットリーチ側に多少シワがあるも、気にすることはないとの見解。ただピークにグロメットを打っておこうと言っていた。伸びは多少あるも気にすることはない、まだまだ充分に使えると。
セイルの伸びは、新品をあげたその日から始まる。セイルを新しくしたら、艇速が速まったとよく聞くが、さて、どんなもんかなと、セイル屋の大将の見解。大将のCさん、日本語を話すのは勿論のこと、書くのも上手だ。
ルナ艇長もオーストラリアメーカーのウインチ部品などを注文されている。

2016年2月4日木曜日

立春の日中

節分の翌日が立春、間違いなく、冬から脱皮となる。
一昨日、昨日とも海峡は穏やかで、吹き抜ける風も肌を刺すような冷たさではない。

節分でひとつ忘れていたのが鰯だ。柊鰯というけど、こちらは食べてしまう。豆まきをやり残りを戴き、年1回ルーティンを終えた。

立春らしく、日中の気温は高めだった。




2016年2月3日水曜日

節分の日の昼食

節分は春の前触れであるから、もうそこまで春は来ているが、今朝は寒い。

この日は豆まきをするが、巻き寿司の丸かじりも加わってきた。最近はスイーツの丸かじりもあるとか。ここにも多様性の一面が見え隠れ。それも商売の域のこと。

昼食はみなさんと一緒に丸かじりをやった。方位は南南東とか、みなさんのスマホ磁石で確認、楽しみながらの節分いよいよ日の昼食だった。






2016年2月2日火曜日

艇の整備

艇の整備の日が決まった。愚艇は13日に上架、ルナは14日に上架となる。ルナ艇長に予約や船底塗料の手配等やって頂いた。その中、ペラクリンは共有する。

毎年の恒例作業で、本来は3月の整備だが、ハーバーの設備の都合で1ヶ月早めることになった。少しでも寒くないことを期待したい。

それから、毎回、整備記録を纏めているが、そのメモノート何処にありやと。いつもこれを探すのが一苦労。
今回は、購入リスト、レシート(貼り付け)、作業工程などをA4版のペーパーにメモ作成しているが、これとてまた来年は探すことになるだろう。三つ子の魂百まで・・・、何とも性根のないこと、我ながら呆れる。
改善の余地のない性分はそれとして、船底の様子など、どうなっているのか、楽しみ?でもある。

陸上での整備の全てを終えて、クレーンで海面に下ろしてスクリューシャフトのメカニカルシール部に海水を入れるとき、ああ、終わったとひと息つく。この瞬間に全てを忘れるのだろう、多分。



2016年2月1日月曜日

寒い日のコート

今日から2月、旧暦では春節の月でもある。
昨日は小春日和のような感じだったが、今朝は少し寒い。これが平年並みなんだろうが、この期の気温変化はどうもいけません。

当然、防寒服を着る。今日のような日はダッフルコート。そうでない日はヨット用にもなるインナー脱着可能なジャンパー式などを使う。

このダッフルコートは英国海軍の軍服。米国海軍のピーコートのようなボタン式でないので、厚ての手袋を付けていても、ボタンいうかトグルの脱着が容易。つまり合理的な構造、元々は漁師の防寒着だから、作業性にも富んでいる。いい歳して中学生の制服なんか着てと何度か言われたことがあるが、制服であることは間違いない(笑)

モントゴメリー元帥が寒い戦地で地元の漁師に貰ったダッフルコートを羽織っていると、部下が陸軍の制服であるトレンチコートをと促すが、この方がいい、我が国海軍の制服じゃないかといったとか、ラジオで誰かがうんちくを言っていた。

愚生19歳の頃に買ったダッフルコートは家族に引き継がれ、やはり同じ年齢時に着ていた。流行に関係なく簡単な構造なのがとてもいい。今のも一部は擦り減っているものの防寒機能は充分。少々重たいが、冬はこれを着るのが楽しみでもある。

この構造、厚目の毛布をそのままザックリ縫い込んだようなのが本来デザイン、裏地など決してあってはならない。コレもうんちくかな?

然し、コートを楽しむのも、お水取りまで。