2019年7月31日水曜日

研修・・・

研修は、する側と、される側との2通りで今日は、する側である。
これも初級、中級、上級と区分されているので、資料作りも大変だが、まあ、それをも楽しむことにしている。今日のは上級者向けで、PPの枚数は40ページを超える。量で勝負との戦略・・・。ほぼ終日で疲れた。効果など直ぐにあらわれるものではないが、それよりも何よりも、参考になっているのか、少々心配だ。特に精鋭メンバーだから・・・。

ジュリーの研修、これは当然受け身で、される側もされる側・・・。
経緯は何度か記したと思うが、研修受講の目的は、周辺のセーラーたちがレースについて、いろいろ語られるが、果たして、世界ルールはどうなっているのか、知りたい。その好奇心、ただ一つのみであった。

研修とテストの後、資格証をいただくと、一度、現場経験をと、Yさんからお声かけをいただいたので、ノコノコ参加。厳しい面もあるOJTであるが、ズルズルと継続しつつ今に至っている。また昨年、総務委員を拝命した折に、新任レース委員長のMさんから、ジュリー仲間やから、引き続きレースに参加するようと釘を刺された。愚生の場合は、多分、ズーッと研修であろう。然し、回を重ねるごとに、面白さが増してくるから不思議。師匠や先生がいいから・・・。

で、愚生の講義はといえば・・・。

2019年7月30日火曜日

暑中・・・

とても、とても暑中ゆえに、外へ出る気がしない。
午後の郵便配達で、Mさんから、島根西郷風景印の隠岐の島遠征ハガキで、暑中お見舞をいいただく。いつもの山ボーイ、山ガールメンバーでの旅であろうから、隠岐の歴史はもとより、隠岐牛や隠岐の酒などを楽しまれたことだろう。Mさん率いるメンバーのパワー、行動力には、凄いのひと言。そのパワーにはとてもじゃないが負ける。そのうち暑気払いでもして、旅話をお聞かせいただくとしよう。

写真を見せられると、美しい夕日を見に行こうかとも・・・。

ずっと前のこと、ルナがこの島を訪れるときに誘われた。然し当時は現役で諦めたことがある。隠岐の島は航路海域外となるので、許可を取る必要がある。セーリングではなかなか、遠いところ。丁度いま、TVで城崎温泉を紹介しているが、ここにヨットで行くには10日ほど要す。
このローソク島の写真をみていると、積丹半島の神威岬というか余市沖を航行中にみたローソク岩を思い出す。積丹半島までだと、3週間以上かかる。

Mさんからの、かもめーる暑中見舞いをいただき、そんなことを想い出した。ルナ艇長は積丹半島を回り込んだ小樽から北部、つまり、北海道周航セーリングで、できなかった地図をうめておられる。提督とともに陸路ドライビング中である。さてその北部は、涼中だろうか、暑中だろうか・・・。

文面は削除させていただいたが、
昨年は36時間以上、北アルプスを縦走したと、あった。
愚生もとてもとても若い頃に、単独行で同じ場所を縦走した。

2019年7月29日月曜日

休みの予定を・・・

休みの予定を返上して出社することにした。この水曜日に研修する資料の整理などがあってのことで、日頃からきっちりやっておけばいいものを、間際までのばすから、こうなる。まあ自業自得。折角だから関係者の意見なども聞いていると、結構時間を要した。

そうしてたら先日の会議で、少々強め発言したことに対する、ご意見メールが、親しいKさんから配信された。読むとそれを肯定されていて、彼は以前、そのことに関わり、ずっと気になった、とあった。よって会議での直球?発言に、こころが晴れたとあった。

先週末、その会議模様を提督に話すと、若い人たちに任せればいい、いい年してと叱られた。こちらとしては熱い気持ちでの発言なんだけど、曰く、年寄りの冷や水と一刀両断。熱いから、冷や水・・・。
勿論、今日のKさんのメールのことなどは、提督に話していない。なぜなら、その方のリップサービスよ、と云われるのがオチだから。

ヨット関連では、師匠のYさんから、9月はレースが輻輳しておりジュリー不足とのこと。特にSカップでは、更に募集をかけるとメールCC配信がある。
ドラゴン級レースもその輻輳しているひとつである。ドラゴン級はとても興味あるので、ジュリーの補助で是非参加したいけど、重複行事があるので諦めている。国体も同日開催で、要はこの日は4つのレースがある。

2019年7月28日日曜日

履きなれたデッキシューズ

使える、いや、使っているデッキシューズの数を調べると、10足あった。うち1足はデッキレインブーツ。
今までの随分と履いてきたが、やはりセーリング先進国のシューズが機能的には優れている。面白いのはクロックスのそれで、これからのシーズンにいい。これは色違いを2足保有、バーゲンで手に入れたもの。ただユニークな材質なので、履き馴れるないと足側が擦れて痛くなる。先日、特価品で買った薄いキャンバスのラダーが履きやすい。このデザインの冬用がネットのバーゲンで売っているので11足目に・・・。
デッキシューズ、どうしても、陸(おか)で履くからソールの損耗が激しくグリップが効かなくなり、肝心な時にデッキで滑ってしまう。
よって、本来用途として使わねばならないが、どうしても、履いてしまう。ここは改善の要あり。
履きなれたデッキシューズ。

2019年7月27日土曜日

ビミニトップ

ビミニトップの半自作品の取り付けチェックをやりたいが、朝からの荒天で諦めた。全体の寸法確認と取り付け状態などの確認は済んでいる。
バックステイの貫通部の塞ぎ方には色々な方法があるが、防雨性の向上を重視、パッチを着けることにした。ただこれも、50mm幅のマジックテープを使っているとはいえ、強風で外れてはいかんので、本体との縫込みが要る。そのためにチェックをせねばならない。これで、一応、終了となる。
でも、飲み会連続の翌日は休息するに限る。ましてや、荒天。沈殿、沈殿。

バックステイの貫通部から空が見える。
これを塞ぐパッチが要るので作る。
貫通部を塞ぐパッチ。
位置の現合わせしたら、再度ミシン掛けして、
風で飛ばない処置をする。

2019年7月26日金曜日

今日も・・・

今日も食事会に誘われて、ノコノコ出向いた。Kドクターの診療を受けて、アルコール入れて大丈夫と、確認してから臨む。
食事会は焼肉と鍋料理で、辛いメニューだったけど、問題なく頂く。
お酒はほどほどにした。鍋料理では野菜中心、辛いスープは適当にして楽しむ。焼肉は硬いものは避けて柔らかなところにした。3時間半、すばらしき仲間たちと、ジョッキを傾けた。

今朝は定例会議があり、宿から徒歩で向かう。議題について、ある役員から、今日は発言もそれなりに願うと事前に云われてたので、そのようにした。ただ、彼の担当外で少々気になるところがあったので、物申すも、あとから、しまった・・・、と。
ただ、資料には赤ペンで、かくあるべきではないかと・・・、担当のおふた方に助言を綴り、その内容を説明した。

今日も、やっちゃったって感・・・。お酒も仕事も。

2019年7月25日木曜日

水の都の祭り

今日はお誘いを受けて、水の都での歴史ある祭りをリアルに体験することができた。
過去にも何度かチャンスはあったけど、交通機関の混雑を避けるために、早々に退散していた。こうして腰を据えて触れてみると、とてもいい。
鐘と太鼓と、手の表現に特徴ある龍踊り、それに観客のみなさんも浴衣や法被姿で雰囲気をつくり、祭りを盛り上げる。
ヨットはこの運河には入れない。小型船舶もこの日は許可を得た艇なのだろう。
明日の会議のために今日は投宿する。




2019年7月24日水曜日

レースのスタート

ジュリーの師匠、Yさんから、多分まだ理解できてないだろうなーと、既存教本に倍以上のページを加えた改訂版をお送り頂く。それでも解らないなら面談をと記されていた。そうこうしてたら、電話が鳴った。つまり、それでも・・・を予知されたのだろう。結構な時間ご教授いただく。然し、教本を短時間で10数ベージも追記するのだから、Yさんは凄い。

これで、P旗とペネルティ旗であるI旗、Z旗、黒色旗、U旗、I旗とZ旗の準備旗を使う6種のスタートについて理解できた。スタートのパターンは、クラスや状況に応じてレースコミッティーが決める。また、それに合わせた準備旗が使われる。

RRSは序文、定義、1章から7章、92条項からなる。スタートに関することを記す、3章のレースの実施を理解するのも手強いが、2章、艇が出会った場合は、A節航路権からD節その他の規則まで、それ以上、とてもとても手強い。この2章には、前回ブログに記した戦術的なマーク回航などもあるがそれ等は one of them 。スターをきった後、レースを戦うスキッパーやタクティシャン達は全てのルールを理解しておかなければならない。先日のS艇スキッパーはワールドにも出場する実力者、とてもシビアに戦う。ジュリーもシビアな対応が要求される。愚生など、とてもじゃない・・・。

出典:Yさん作成資料(レースの実施)

2019年7月23日火曜日

大暑に文の日・・・。

今日は大暑に、また文の日でもある。

昨夕は友人が、本体から離れて関連会社の役員になったので、そのお祝いで4人集まり祝杯を傾けた。先月も彼とHさんと3人で西の方で地元の日本酒を傾けた。まだ若いのでいつか、いい仕事をするだろう。
祝いの酒はYRさん推奨の麦焼酎兼八、初めてだったがバーボンのような風味には驚いた。聞くと、お店に頼んで、わざわざ取り寄せたそうだ。日本酒の方は、Hさんの好きな東洋美人。こう綴ると酒飲みのように思われるだろうけど、そんなことはない。いや、他の3人は酒飲みに間違いない。またこのお店の肴がいい、一皿380円、味抜群、器もとてもいい。

その朝は駅のコンコースで外国の旅行者に電車の乗り場を尋ねられる。スマートフォンの日本語画面に指を差して、無言で問うてくる。要はこの電車に乗りたいとの意思表示。そうしてたら、息子であろう小学生高学年かなその少年は、英語で話しかけてくる。応えようとしたら、その親父であろう人は、その子にあっちに行ってろ、と。ここは親の威厳を発揮してるのか・・・、まま大方の察しもついたので、改札口の駅員に案内する。で、後ろをみると大勢の家族であろう人たちがついてきていた。家族はニッコリ表情で、お礼の意思を伝えてきた。

大暑だけれど、昼間は涼しい風が吹いていた。
文の日、手紙文化を意識する。郵便局ではイベントなどやっているのだろう。

2019年7月22日月曜日

蝉時雨

蝉時雨、一斉に蝉が鳴きだすので、一体どこにいるんだと枝々を探してみると、少し上の方にいた。まさに保護色、見分けるのはなかなか。子どもの頃は山に入り「とりもち」とか「クモの巣」を使って蝉の鳴き声に集中して捕獲したものだ。その頃の風景も、一瞬だけれど思い出す、木洩れびのシーン・・・。

蝉しぐれは藤沢周平氏の小説にある、その映画も観た。梅雨が明ける頃から、暫くは蝉時雨に周りは包まれる。時雨、好きな言葉。しぐれ煮の時雨蛤も・・・。

蝉時雨はとても煩く、空気を暑くするも自然の中にいる雰囲気を作ってくれる。小さかった頃のことまで思い出させてくれる。なんかそれがいい。とてもいい。
わしわしわし・・・。
写真中央、みえますか。

2019年7月21日日曜日

まだまだ

まだまだ梅雨。
発達した積乱雲による線状降水帯の連鎖から記録的な降雨量となっていることが報道されている。心配なので連絡すると大丈夫との返事。こちらのほうは曇りで、時折吹く強い風は冷たく涼しいけれど、湿度はとても高い。

ジュリーのY師匠からメールをいただく。
ヨットレースの準備信号旗のP旗とI旗、信号艇の在り方などについてこと。RRSの規則文は淡々としているが、その解釈はとてもじゃないが難しい。要点は、RRSの30条項「スタートのペネルティー」の30.1  I旗規則と29条項「リコール」の29.1 個別リコールの条項で、この条項はP旗の扱いに関することなるも、どう読んでもリコールに関することしか記されていない。更に深い読みが必要・・・。
そもそもP旗を使う時にはピンエンド・マークは信号艇でなければならない、I旗はブイで良いとの話が発端。愚生の中ではまだ解決していない。29.1と30.1条項は穴があくほど、暗記するほど、読み込んだけど・・・。

梅雨明けもまだまだ、愚生の理解力もまだまだ。

結構ボロボロなんだけど・・・。
29.リコール条項
30.スタートのペネルティー

2019年7月20日土曜日

レース予告信号P旗とI旗

レースの予告信号はスタート4分前に掲揚する。
使用する信号旗は数種類あるが、一般的にP旗だが、先日のミドルボート選手権でYさん曰く、本来P旗でもないんだよなーと。
要はレース委員会信号艇(本部艇)とビンエンド・マークのみの場合はI規則しか適用できない。RRS30.1
その他の信号旗を使う場合は、ピンエンドにも信号艇が必須となる。RRS29.1,29.2
P旗、I旗、Z旗、U旗、黒旗の信号旗があるので、それぞれに応じた使い方をせねんばならない。また、規程条件も整えてのことになる。仔細不明なところ、師匠へ問い合わせ中。

昨年の某全日本選手権でゼネリコが頻繁に起きたので、committeeは、やむなく黒旗(black)を使用したら、全艇綺麗に一斉スタートを切った。blackはペナルティーが厳しい。その時のピンエンド艇は・・・、信号艇が2艇必要。
ピンエンド・マークをブイにするならI旗がいるが、レースキットにあるだろうか。

今、思えば、ジャッジ講習試験をよく受けたものだと。そもそもヨットレースとはなんぞや、レース運営とはなんぞや、との好奇心からで、RRSなど、その時に初めて接したのだから。我ながら勇気ある行動・・・、いや、恥も外聞もあったもんじゃないのほうだ。

2019年7月19日金曜日

ヨットレースのコースプラン

今年のMHYR杯はBクラスが該当。Bクラスは参加艇が多いので、白熱した争奪戦が行われるものとおもわれる。レースを楽しむセーラーにとってはレースコースは重要だから、race committeeは慎重に決めないとならない。先般のミドルボート選手権では、彼は4時間も風を待ってコースを決めた。

ここ数年のMHYRのコースは Windward-Leeward (ソーセージ)とした。多い時には3本のレースを行なった。それにスコア集計でも、最初はレース出場艇からスコアの質問などもあったりで、その対応に追われた。RRSを引用して説明すると、そのスキッパーから、丁寧な説明ありがとう、よく理解出来た、レースの面白さを改めて知った、と。
愚生のほうは説明に間違いがないか、師匠のYさんへ確認したりもした。こちらも説明責任を果たす過程で、とても勉強になった。

このコースの場合は複数回レースをするので、その意思を伝える信号にR旗を使う。それをKYCのレースで学び使った。このR旗はHヨット協会からお借りするレースキットにないので、愚艇の信号旗を出して使った。けど、R旗の掲揚を忘れてしまい、Sくん+Nくん兄妹に、次のレースやらないのと、小声で囁かれた。要は失敗談。

今年は、Windward-Leeward か、 Triangle-Windward-Leeward かのどちらかの選択になる。
また、 Trapezoid courseの選択もあるが、マークブイが足りないので無理。このコースはlegが短いので観客が観やすい。多分、ディンギー用なんだろう。ただ、いずれにしても、上マークの位置決めには、race committee は神経を使わねばならない、レーサー達が気分よくレースを楽しんでいただくために。
race committeeのコース決定リミットは、帆走指示書提示の9月14日15時。未だ時間はある。

アメリカスカップのコースプラン 
出典:バルクヘッドマガジン

2019年7月18日木曜日

台風5号

いつもながら、台風の進路が気になる。
日本海を抜けていくのだろうと思うが、まだわからない。今回のは台風5号、Danas。
梅雨っぽい、しとしと雨が降っていた。これから台風の影響も出てくるのか、どうなのか・・・。
以前は台風の夜、警戒と経験のためキャビンで過ごすこともあった。当時は陸電も無いので、キャビンは蒸し暑く一晩中眠れなかった。これも沈殿・・・。

出典:JTWC


2019年7月17日水曜日

戦術的マーク回航

免許講習と更新のあと、Kドクターの治療をうける。ハンマーでコンコンやるので、何かを埋め込んでいるのと聞くと、いやいや、埋め込んでるのを除去してると。30分以上も熱心に治療してくれた。まだ、やるらしい・・・。Kドクはやたら抜いたりしない歯科医。

昨日のブログに戦術的マーク回航のことに触れたが、Yさんからいただいたメールを別資料にして改めて読んでみる。そこには、ISAFのレース委員で、マーク回航のルールにとても詳しいUS sailingのDeck ROSE氏の解説がある。図を入れるとA4サイズ6ページにおよぶものですが、Yさんの論評解説も含め掲載はひかえたい。

解説には戦術的マーク回航とシーマンライクの比較もされている。ジャイブマークにおいて、マーク回航の内側艇であっても航路権の行使ができるアプローチと、そうでないのとが、キチンと記されている。この前のミドルボート選手権レースで、外側のS艇のスキッパーのアプローチは流石である。ワールドに出場される方は・・・。プロテストの申告も敢えてなさらなかった。

マークルームの資格はあるも航路権を持たないならば、シーマンらしい接近と回航のための余地の資格しかない。ジュリーのYさんも、Hさんもそこに拘られたところがこれまた凄い。ホテルでNさんと深夜までそのレース模様を再々談義した。

ことごとさように、ヨットレースのルールは面白い。RRSの解説書にCASEbookがあり、その更なる解説がYさんのそれである。
tactical Approach and Rounding of a mark、戦術的マーク回航・・・。

2019年7月16日火曜日

春のミドルボート選手権大会

先日の13日と14日は、遅れていた、春のミドルボート選手権大会が行われた。春があるから秋もある。愚生は今年で3回目の参加である。
今回はWHITEの応募が定数に満たないために、IRC艇のみでのレース展開となる。

このレース運営は本部艇兼信号艇に2名、マーク打設艇に2名、オフィスでタイム入力1名の計5名である。あと海上には我々ジュリー4名とプレス艇にYカメラマンとミドルボートクラブ会長兼艇長の2名。

雨模様の中、第一レースは回答旗が4時間近く降下されない状況、その間、レースコミッティーは一度も無線を発信しない。沈黙の4時間もなかなか・・・。コースは上マーク位置、おおよそ220°の1.2 nmのソーセージだった。第一日目は1レースしかできなかったが、
その最中にプロテスト申告があった。一番下に写真掲載しているが、両艇がプロテストと叫び合うも、レッドフラッグを掲揚したのは外側艇1艇。このスキッパーはワールドに出場するベテラン。然し、抗議申請はなかった。動画を見ながらジュリー4人で、審問シミュレーションをしてみたが、外側艇には違反はないと判断。RRS18.2と18.4に該当する行為、ここに戦術的マーク回航という言葉を知る。

これについては、今日、Yジュリーからメールで、更に深い解説があった。レースでは毎回、新たな経験が出来る。その行為を提供してくれるレース艇にも感謝。

然し、ヨットレースのルールは奥が深い。ルールのみで解決できないこともある。特に18.4を熟知しているディンギーレーサー達には、その狭間を利用することもあるようだ。シーマンシップを問われるようなレースはこびなどを知ると面白さも相乗する。

数年前、ヨットレースのルールを勉強するためのみに資格を取った。まさか、このようにメジャーレースのジュリーとして参加させていただくなど想像だにしなかった。いつもお声がけしてくださるYさんと先輩ジュリーの皆さんに感謝。
そういえば、昨年、総務副委員長を拝命した折に、Mさんがレース委員長に就任された時、愚生に、ずっとルール委員会のメンバーだからねと云われたのを思い出した。

ヨットレースは深いゆえに面白い。多くの人と知り合う。この度もFレース艇のレーサーであるNさんと2日間朝昼夜を共にした。夜中の0時過ぎまでレース談義に更けるなど楽しい時間を過ごす。偶然にもKさんが共通の知人であることを知ることにもなった。

艇長会議スタート。
F艇レーサーのNさんは、今回はジュリーシートに座る。
マーク打設艇には、艇長とクルーの2名。
ゲートマークの位置変更をボードで伝達中。
グリーンマークはコース変更用である。
本部艇にはレース委員長と計測の2名。
こちらもグリーンマークを積んでいる。
美しいセーリング風景
いや、レース風景。
Yジュリー、Hジュリー、現役レーサーでもあるNジュリー、
皆さんベテラン中のベテラン。
Yさんは世界でも有名なジュリー、Hさんも同じでアンパイアでもある。
Nさんは、Fレース艇のボースンでもありジュリーでもある。
それぞれの戦略スタート。
今回はどのレースもリコールはゼロ。
上マークでの接近戦・・・。
皆さん、操船がうまいから上手に進路を取る。
この小型円錐のオフセットマークがレースの安全性を高め、
戦略的にコースを確保することもできる。
オフセットマーク回航後の航路選択、
これが出来るのも円錐マークがあるから。
この艇はトップクラス。
ゲートマーク回航後、ブラックセイルのS艇から抗議のレッドフラッグが揚がった瞬間。
ハルカラーブルーの内側艇と外側S艇との攻防・・・。
オーバーラップがあるか否かの確認とか、
戦術的マーク回航であったかどうかなど、動画で確認。
若し風が強かったら・・・。


2019年7月15日月曜日

体験セーリング

今日は朝一番から、NPOと町づくり協議会の共同主体験セーリング教室が実施された。
愚艇には5名のシニアのみなさんが乗船された。男性1名、女性4名、シニア大学のメンバーとのこと。海域の風速は9m近くあり、とてもエキサイティングな、体験セーリング教室だった。みなさんからは、楽しかった、また乗りたりと言って下さる。今日でヨット3連チャンなので、結構疲れていたけど、やってよかったと思う。疲れが吹っ飛ぶ瞬間である。

参加のみなさんは、怖いものなしのご様子で、結構ヒールするんだけど、驚くようなそぶりは全くなくて、いい風やね、とのひと言。まあ肝のすわってる方々だった。

そのあとも、運河内の機走体験の参加者も多くいらっしゃり、大盛況にNPOのみんなも、びっくりポンだった。
手元に写真はないので掲載できないけれど、まあ参加のみなさんの記憶に残ればいい。
明日こそは、ミドルボート選手権の写真を掲載する考え。

そうそう、ウインブルドンジュニアで望月選手が優勝された。凄い、のひと言。あのウインブルドンに16歳の少年が優勝する、快挙以外の言葉が見つからない。望月さんは、米国のIMGアカデミーに留学していたと報道されていた。

2019年7月14日日曜日

春のミドルボート選手権

梅雨時期の春のミドルボート選手権大会が終了した。
ジュリーボートに9時間近く揺られていたので、未だ、三半規管がその状態にあり、揺ら揺ら揺れている。今日も写真整理までにいきつかない。
今日はエキサイティングなシーンはなかったが、出艇レーサーのみなさん、いいレース展開だったと思います。Y、H、Nジュリーのみなさま、本当にお疲れ様でした。
写真等は、明日以降、まとめて掲載ということで・・・。

2019年7月13日土曜日

ジュリー

今日は朝からSNYHでミドルボート選手権があり、ジュリーで参加する。
予告信号以降、回答旗が揚がりっぱなしで、結局、14時45分が第一レース予告信号となった。で、15時54分24秒にフィニッシュ。
小雨降り、少々波ありだったが、さすがミドルボート選手権、エキサイティングなレース展開であった。
写真などは後日。夜はいつもの焼肉屋にジュリー4名繰り出して、慰労会をする。レースは面白い。

2019年7月12日金曜日

手が足りない

ビミニトップの縫い作業を朝から始める。
布は昔のテント生地のようなものにUV処理がされている素材で、その重ね縫いと、加えて強度の高いマジックテープに両面テープが着いているのを家庭用ミシンで縫い込まねばならない。
縫製部分をセティングして、スイッチを入れると、モーターの力不足で唸るだけで全く動かない。
で、ハンドルに手を添えて回転の応援をしてやると、1ピッチづつ動く。そのうちモーターが壊れるのではと思いながら、兎に角、縫うことにした。
右手はハンドルに添えて、左手は布を送り込む運針補助をせねばならないので、布の方向を一定に保つ手が足りない。肘などを使いながら布を固定するも、縫い目はどうしても千鳥足状態となる。そもそもミシン掛けなど上手くもないのだから仕方ない。まあ、手作り感があっていいかと納得。手が足りないなか、なんとかやった。

一昨日製作したバックステーの貫通孔の蓋部品と合わせてみたらピッタリ。あとは現場セッティングだげ、どのなるか楽しみ。

縫い作業の終盤でミシンが動かなくなったので、またもミシン屋さんに電話をすると親切に対応してくれた。要は愚生の糸のかけ方に問題があった。インストラクター曰く、特殊な糸だし縫い物はぶ厚いので大変ですね、頑張ってくださいと。

こうして、フェーズ1はなんとか形にはなったが、ビミニトップをたたんだ時に収納するカバーを作らねばならない。フェーズ2の前の1.5があることを忘れていた。さてこれ、どうするか・・・。

2019年7月11日木曜日

古都の祭

太鼓に笛に鉦の音、コンチキチン。祇園祭が今月中、執り行われる。
来日の観光客もこの時期は日本の文化はもとより、古都の文化に触れることだろう。千百年の歴史あるお祭りは壮大なものだから、いい想い出になるとおもう。

午前中はその古都で定例会議があったので朝早くから出かけた。会議の中でも、四条通りでコンチキチンが聞こえないなどと話題になる。
会議を終えて通りを歩いていると、路地のむこうの方からコンチキチンの音色が聞こえてきたので、いい気持ちになる。

戻ってから、再び夕方には知人達と会食の予定が入っているので出向く。無類のビール好きが、ひとりいて、なんとジョッキに10杯近く飲んだような・・・。
昔話と未来話に大いに盛り上がる。
また、その会食前に道端で知り合いの議員にバッタリ会う。今回の選挙の対象ではないが、応援やらなんやら、忙しいのだろう。偶然の偶然、お互いびっくりポンであった。

古都の祭。太鼓に笛に鉦の音を耳にしつつ、町のいたるところに祭りモードが溢れているのをみて歴史の重みを感じる。
定例会議の会社も数百年の歴史をもっているが、古都ではそれくらいの歴史では、老舗と云わないとか・・・。

今朝方のウインブルドンをチラ見してたので少々寝不足。なんと帰りの電車で寝過ごす。

2019年7月10日水曜日

ミシン掛けに苦労・・・

午前中、ミシンをセットして、用事を済ませる。午後からミシン縫いを始めるが、縫えたり、縫えなかったりムラが出る。部品縫いに四苦八苦する。何度試みても下糸が絡んで上手くいかないので、ミシン屋さんのアドバイスを受けることにした。お店で回すと上手くいく、どうもボビンの糸が回るところの不手際のようだ。

経験すると、運針の問題点が何んであっかも知ることができた。ミシン屋さんでは工業用ミシンを勧められた。然しながら既存のを工夫しながら使うこととする。

今日は部品縫いをおこなったので、今度は本体部の縫製となる。
ここにきて、まつり縫いなどもできるようになる。部品製作中にファスナー縫いも出来るのが解ったので、今度は本体部の縫製にチャレンジしてみよう。然しまあ、ミシン掛けに苦労した一日だった。

2019年7月9日火曜日

沈殿作業

一日中雨の予報だったのが、一日中曇りになる。前日の天気予報があたらないのはどうしてだろうか。コンピューター情報・・・、いや、そんなことではないのだろう。自然相手は、なかなかどうして。
朝方までウインブルドン出場の錦織圭選手を応援していたので寝坊をする。彼のミスを誘い込むプレーなどを観てると凄いなーとおもう。次戦はフェデラー・・・。

午前中は海底2万マイルに沈んだ仕切り板を探しにいく。と言っても、潜る話ではなく陸上探査、プロショップに適当な材料が見つけにいく。なんとかなりそうなものを見つけたので手に入れた。ただカットしないといけないので、完成するまでもう少し時間が掛かる。

ビミニトップの副資材・消耗品が届いたので、午後から最終工程に取り掛かるとは、ちょっとオーバーな表現かな。
要はバックステーの貫通部にハサミでスリットを入れた状態だったので、その切断部を補強する。また貫通部の補強の仕舞をどうするかは、まだ決めかねている。一晩寝るといいアイデアがうまれるかも知れないので・・・。
ファスナー類は、位置決めと接着の全てを終えたので、あとはミシン縫いとなる。貫通部補強の一部もミシン縫いをせねばならない。沈殿作業をそれなりに楽しんでいる。


上部のスリット部の補強・・・。

ファスナーの位置決め接着は完了。

2019年7月8日月曜日

Kドク

dentist、開業当時から付き合っているKドクに今日も世話になる。
先日もヨット話になると、聴きたいけど、他の診療があるのでと、結構、忙しいKドクである。今回の治療でもなんとか現存の奥歯を生かそうと、いろいろやってくれる。

そういえば、GWのクルージング前にも、治療に行って、10日ほど遊ぶというと、もし痛くなったらと薬を処方してくれる。

また愚生の治療痕を診て、これはどこのドクターの治療と驚く。要は東京のSドクの腕も確かだったのだ。衛生士は、磨き方は問題ありませんと・・・。

2019年7月7日日曜日

七夕

今日は七夕。
その朝、涼しいうちに製作中のビミニトップの採寸をする。フレームが自在に動くので、半完成のビミニを取り付けるには要領よくやらないと。
なんとか要領よく?、セッティングして全体のバランスなどの確認をする。要はバックステイ部の処理がポイントで、その部分の補強のやり方などを決める。
ビミニトップに関しては、3つのフェイズで対応してみようと思っている。
#1phaseは兎に角、ビミニトップとして、完成させ、#2はドジャーとビミニ間の天幕の製作、#3は後方部のドジャー化(冬季用)である。これら、沈殿作業・・・。いや、いつもの雨宿り沈殿ではなく、部屋、或いは、キャビンでミシンと格闘ってことである。

天の川、Milky Way 夜航海しながら観てみたい。#2の天幕は星空も観えるデザインにしたいが、どうなることやら・・・、まあ楽しもう。

バックステーの貫通部処理については、
いくつかのアイデアがあるけど、
どうするか・・・。 
ブームとビミニトップのトップ部との間隙もクリア。

2019年7月6日土曜日

とんだ昼食会・・・

今日は会社の若い人たちとの昼食会。
仕出し弁当屋さんに料理を頼んで、あとはおつまみなどをキャビンで作る。といっても、暑いので、大したことはできない。
結構盛り上がり、お酒も随分飲んだ。といっても若い人たちである。

いよいよ終わり頃に、Hくんが、スターンの仕切り板を触り、海の中に落としてしまう。どうしてそうなったのか・・・。
で、お酒を飲まないOくんが、潜ってみたが、見当たらない。海底探索金具を下ろして海底マッドを探ってみたが、あたりもない。
Oくんは何度も潜ってくれたけど、あいにく海中の視界が悪いので諦めた。
Oくん、気の毒に、とんだ昼食会になってしまった。然し、海パンにタオルまで準備しているなんて、驚きである。
まあアクリル材で仕切り板を作るしかないな・・・。

次回はセーリングをやろうということになった。
愚生も少しアルコールが入ったので、今日は艇泊することにした。


夏とはいえ、夕方なので、寒かったとおもう。

2019年7月5日金曜日

デッキシューズ

デッキシューズ、もう何足だろう・・・。
サマーバーゲンに出かけてみると、昔ラダーと名付けられていたスニーカーとモカシンのデッキシューズを見つけた。
スニーカーのラダーは当時のヴァンジャケットが名付けたもの。
VANには3種類のスニーカーがあり、バスケットシューズはそのままバッシュ、テニスシューズはサーバー、デッキシューズはラダーと呼ばれていた。全て、赤のラインが入っていかな、薄い記憶だけど。

実はスニーカーのデッキシューズのほうは、これと決めていたのがあったけど、今日たまたま立ち寄ったお店で、隅の隅にある黄色のを見つけ、触って履いてみるとびっくりするような軽さだったので・・・。
モカシンの方は、デッキシューズ専門メーカーのものではないが、セーリング雑誌などによく紹介されていたもので、実際に履いてみるとフィット感がいいので・・・。

この2足も履きなれたデッキシューズになる。

2019年7月4日木曜日

忘れる

いろいろと忘れることが多い。物忘れ、勿論、実の物も忘れる。先日の宿に忘れ物、その前の宿でも、同じようなことがあった。まあそれは、カバンの隅の方から出てきたので、ことなきを得たけど、最近、そのような場面が目立つ。

午前中、オフィスで、役に立つかどうか判らないが、部長さんたちにアドバイスをする。こう云うのは忘れない。いや、忘れてることに気づいてないのかも・・・。

午後から忘れ物も宿に取りに行った。ホテルのシャトルバスはお客で一杯なのをみて、チェックインして、ゆっくりぼーっとするのもいいかも知れないとおもう。仕事を兼ねた宿、それが外れる宿、これはだいぶ違う。忘れ方も違うだろう、これは忘れ物の話ではない。

浜辺は海の家の設営が進んでいて、その沖にはヨットがただ漂っている。セイルを揚げていなので、遠目にはそう映る。静かな波なので、釣りでもやっているんだろうか。
漂うセーラーも日常を忘れたいのだろうか、非日常を楽しむ・・・。
忘れる、ある意味、いいのでは。

2019年7月3日水曜日

困った雨・・・

線状降雨帯というのか、前線が列島の横たわっている。1,000mmもの雨を降らせているというのだから、いったいどうなっているのか。
子供の頃も水害があり、河が氾濫する状態を今でも覚えているが、当時は治水などのインフラが大きな要因だったのだろうと思う。
今はインフラもあるのだろうが、やはり気象状況が大きな要因となっているのだろう。南九州の避難指示対象は100万人とのこと、信じられないが、現実である。

2019年7月2日火曜日

ニュースレター

JSAFからのニュースレターと言っても、6月22日、23日のもの。もうだいぶ経ってるのでニュースではない。
海の向こうでは凄いレースをやってる・・・。
現時点の総合得点では日本がトップとのことで、来月は、英国カウズでのレースだそうだけど、どうなるか・・・。



出典:Japan SailGP Team ニュースレター Vol.9 
   SailGP ニューヨーク大会、日本チームが優勝!!

2019年7月1日月曜日

今朝は霧

今朝は霧で大橋の橋脚が見えなくなっていた。
昼前には天候は回復したが、なんと言っても梅雨、あちこちに大雨を振らせている。
暫くこんな日が続くのだろうけど、既に九州では線状降水帯が大雨の被害をもたらしている。