2013年12月30日月曜日

塩分落とし

先日の室津牡蠣セーリングの往路で、結構、波しぶきを被り、デッキやドジャーは塩分過多状態でした。
直島セーリングの時のように、ライフラインが塩の結晶になるほどではなかったが、ドジャーの透明ビニールっていうか、窓部分は水滴結晶、でした。

ルナ艇長から「牡蠣セーリングの翌日に塩分落としやったよ」とメールがありまして・・・、わたしは7日目でしたからね。
この塩分落としの作業のために、朝早く繋留場に出向き、最近思い切って購入した、ポータブルホースをコックピットロッカーから出して水道栓に繋ぎ清水で、塩分落とし開始。

このホース径の小さい分、扱いが軽くて大変具合がいい。水量は充分ではないが、そのかわり軽くて扱い易く、作業性はなかなかのものだ。

毎度のことながらホース購入決断までに随分時間をかけた。たまたまバーゲンということで、15mリールが1250円だったか、それを2リール購入した。

これで、デッキの掃除も苦にならないかも・・・。元旦の朝はデッキが凍るので、滑りやすいので、ご来光セーリングの準備やってたほうがいいなど、ルナ艇長とコーヒー飲み飲み雑談。全ての片付けのあとジブシートをセットして年内の作業を終えた。

では、みなさまよいお年をお迎えください。


2013年12月26日木曜日

アビームとクウォタリー

室津からの復路は、ポートからのアビームとクウォタリーの風。

どんよりとした空ですが、その分、風はあります。時折、変な方向から吹き出したりしますが、大方はポートサイドからの陸風です。その分、波も立たず、いい具合です。

機帆走ですが、途中からはニュートラルでの帆走に切り替えました。
ルナからの無線では、メインセイルは1ポイントで、ゼノアはフルに展開しているとのことで、快適な帆走とのこと。

こちらも、山間を抜けたところで、ゼノアをフルに展開、メインセイルは2ポイントのままにして帆走を開始。

アビームとクウォタリーを繰り返しながら、スターンの引き波などをみながら走りを確認しながら、フッと速度計をみると7.8ノットを示していた。勿論、スクリューはニュートラル、この間の平均スピードは7ノット。これもSチャンが潜って船底チェックしてくれたお陰です。

久々にステアリングを握る、つまり、オートヘルムの世話にならない。ときどき、ブローが入るので、かえって、そのほうが安定する。復路同乗のFさんも瀬戸内海の風を楽しんでおられたようでした。

夕暮れの青い空に真っ白な機体が魚のように過ぎる、その先、西に傾く陽のひかりが雲間からこぼれ島影とのコントラストを描く冬の海、大好きな光景をひととき楽しんだ牡蠣セーリング。


2013年12月24日火曜日

牡蠣をもとめて室津へ

24ノットも吹く風にたたかれながら、針路を西に。
正午過ぎに、やっと到着、接岸した。
牡蠣は収穫真っ只中で、みなさん急がしく、殻を剥いたりの、出荷作業に追われていました。

この牡蠣セーリングは、Fさんと合流しての計画でしたが、なにせ海上は低気圧の通過で波も風もきつく、海峡を越すことが出来ず、陸路で前日お越しになり、ルナ艇長とで遅くまで居酒屋で夜話しながら、翌朝出港ということになりました。

夜話の途中に、Sさんから電話で、今晩の居酒屋はスキップさせて貰いますと、明日は、昔からのヨット仲間とで600Km先の東の下町で忘年会とのことでした。
今は、日本海の蟹を手に入れて、Rクラブの若い人たちとで一杯やってるとの電話でした。
23時30分まで、居酒屋で、艇に戻り就寝は午前1時を過ぎていました。

翌朝、Kさんも合流して、8時45分に出港、風速はどんどん増してきて、前稿の通り11時頃には、24ノットは吹いていたようです。ルナは1ポイントリーフ、当艇は2ポイントリーフで機帆走。エンジンは2400回転くらいで、完全な真登り状態です。

無線からは「やはくいかんと、並ばにゃならんよ」とのこと。西風に立ち向かいながらのセーリングでした。途中でブローも吹き込みますからね。

そうこうしながら、牡蠣食堂へ到着、接岸しました。
30分ほど並んで待って、ようやく、席が取れ、それぞれ好きなものを注文しました。ルナ艇長、Fさんはビールを、Kさんと小生はお茶で乾杯。

ここでもいくつかのエピソードがありました。
まず、焼牡蠣はその調理方法から、本来の牡蠣エキスが少なく、レモンの汁で食すしかない。一昨年は、若い兄ちゃんがコンロでバンバン焼いてましたが、今回は大きなオーブンで焼いているようでした。蒸し牡蠣が一番好きだとルナ艇長は申してますが、その通りだと思います。

次に、牡蠣鍋を注文、ルナ艇長の鍋がなかなか噴かないと思ってたら、コンロの火が消えてました。ガスは漏れないような構造になっているのか・・・、爆発は免れました。またコンロの方向をみると180度逆でして・・・、ルナ艇長の料理不得手さがここでも露呈した感、笑いました。

それぞれ、焼牡蠣に加えて、牡蠣の土手鍋、牡蠣釜飯、牡蠣湯豆腐など、牡蠣尽くしで満腹になり、復路につきました。復路は次稿でまた。

Kurenai and Luna 
お三人方、何かを見つけたようです・・・。
Fさんのインナー姿です。ルナ艇長も完全防寒姿。
牡蠣の選別やらをやってるところです。
今が旬といいますか、まさに「今でしょう」です。
まだ焼牡蠣がきていない状態、向こうのコンロ・・・、向き逆でしょ。
いや、ルナ艇長からみると、料理はそちら頼むよって感かもしれませんね(笑)
そういえば、ガスの火がついてないとき、わたしのほうを向いて、「なんやガスが着いてないやん」と・・・。
このような雰囲気です。
この写真でもガスコンロが逆なのお解かりいただけるでしょう。
写真横向きですが、うえのほうが、その焼牡蠣です。
この時点でコンロの位置は修正。
これで、幾らでしょうか・・・、12個くらいで1000円?




2013年12月23日月曜日

24ノットの風が見える

ルナからの無線で、「今、風速計は24ノット」と知る、これは気象庁で云う強風域なんです。
その西寄りの強風と波の中、牡蠣を求めて酔狂なセーラーが、西に向け針路をとってます。

セーリングしはじめて、そうですね、小1時間ほどたったでしょうか、コーヒーでもと思いギャレーでお湯を沸かして、ルナ艇長に持ってきて頂いたドリップコーヒーをKさんに淹れ、わたしはなんとなくミルクコーヒーを飲もうと、インスタントコーヒーを淹れました。

コーヒーと一緒に食べるのは、チョコが一番で、以前積み込んだハワイ土産のナッツチョコ、これチョイ古いですが、まあ食える、それで一息つけました。

でもまあ、よく吹きます、この西風は。
ドジャーに身を隠すと寒さは感じませんが、その風防から一旦出て、直接ステアリングを握ると、それはそれは体温を奪われてしまいます。

Kさんは冬山登山にロッククライミングをやりますから、寒さには結構馴れていると思われますが、途中でインナーに羽毛ジャケットを追加してましたから・・・。まあ、風は体温を奪い取り去りますからね、早めの対応が賢明です。

それに設定ルートでは、冬独特の海苔網が海面に敷き詰められ、その四方には「網があるよ」との危険信号ブイ」が設置されてますが、なんとそれが横になるくらいの風速でしたね。

まさに、24ノットの風が見える。

クローズホールドで軽快な走り?をやりまして、冬の瀬戸内セーリングを堪能しました。
さてさて、あと1マイルで、牡蠣、いや室津着かな。

このブイの傾きが24ノットを越える風です。
まあ、強すぎるのも困りもです。
我々の廻りには、定期航路のフェリーと貨物船くらいが、行きかってました。
なんとなく寒い感がでてませんか・・・。
この時には、羽毛のインナーを着用したあとだったとおもいます。


2013年12月20日金曜日

キャビンで音楽を聴くと

キャビンで音楽を聴くと、気持ちが和らぐ。静かな夜はとくにそう感じる、音量を少しあげたところで、誰からもなんのクレームもない。いわゆる、山の中の一軒家・・・。

冬のキャビンは特に密閉度も高いので、音漏れも少ない。
ipodを接続して、ランダムにいろいろなジャンルを流すのもひとつ、CDでこれぞとおもう曲を聴くのもよし。まあ好きなように・・・。

NHKBSに、歴史上の人物などを紹介する1時間番組がある。その始めと、終わりに流す曲が、Nat King Coleのtoo young。とても好きな曲で想い出もある。

さて、この週末も寒いだろうけど、夜、キャビンで好きな音楽でも聴くかな。
今はyou TubeからNKCのSmileが流れてる。

芋焼酎と友人

先日、友人から大変美味しい芋焼酎をいただいた。
何度も焼酎については記してますが、麦しか飲めない人やオールマイティの方など様々。
麦は麦で、香ばしい味わいがあり、芋はその匂いに惹かれます。

度数もさまざま、普通は20度台だが40度台のものもあり、これは流石、きついものがあるも、舐めるように味わうとなんともと旨い。
以前、ルナ艇長はこれに惹かれ、少々酩酊、足をとられデッキをフラフラと歩き、なんとか自宅に戻っとのはよかったが、家のなかでひっくりかえった・・・と。とにかく口あたりよく、香りよく、美味い。この焼酎も友人が送ってくれたものでした。

一昔もふた昔も前、まだまだ焼酎が今のように普及?していないときのものは、特に芋焼酎の香りというか匂いですね、これは一癖、ふたクセあった・・・。今は、その匂い香りがなにか懐かしい。

当時と同じ銘柄、例えば薩摩白波では昔のような芋くささがないように思える。それは私の匂いの記憶違いかも知れない。
そういえば、こどもの頃、ビールの泡を舐めたあの苦さ、あの記憶と同じだろうか・・・、とっても苦くて、こんなものオトナはよく口にするなーと、こどもごころに思ったあれ。

しかし、今、当時の製法で作ったビールを飲んでもさほど苦さを感じない、それと同じかな、焼酎の匂いも。
いただいた焼酎、これは存在感ある香りがします、その銘は「なかむら」。

2013年12月8日日曜日

JSAFパーティーに誘われて

日本セーリング連盟(JSAF)外洋内海のパーティーに誘われてノコノコとついて参りました。
主催者発表で参加者は100名とのこと、大勢のヨッティー達、老若男女が集いました。
ジャケット着用との案内、会場を見渡すと和服姿もちらほらでした。

先ず会長挨拶から始まり、乾杯の後、ビュッフェで、それぞれが好きな食べ物やお酒を飲みながらの歓談です。そのなか、我々はひとテーブルおさえたような位置に居ましまして・・・、それに気付いて早々立ち退いた次第。

大方の皆さんはレーサーのようでした。我々はレースも出場しますが、どちらかと云えばブルーウォーター派ですから、まあ、そのような、立ち位置でした。
パーティーでは、レースの表彰式などがあり、そのあとは抽選会。スポンサーから提供されたグッズなどの賞品を、ジャンケンポンやら、くじ引きでいろいろと引当てる、全員参加イベントです。

そうこうしてると、はや21時、中締めですとのことで乾杯、そのまま散会となりました。皆さん、飲んだり、食べたり、そしてお喋りと、兎にも角にも、楽しいひと時を過ごされた感。

242のメンバー、このまま帰る雰囲気ではなく、界隈をブラブラ流しながら、いつの間にか、居酒屋2次会へ突入。そこでまたワイガヤ再開、勿論、飽きずにヨット話、つまりキャビン夜話のようなもんで、話題はいろいろ。そのなかルナ艇長の沖縄クルージングのくだりでは、私もipodの写真を登場させまして、当時の写真の幾枚かを見ながら、ここでも盛り上がりました。

おでんやらを結構食べて、焼酎などを飲んだりしてて、時の過ぎるのも忘れ、ハッと気づくと最終電車の時刻でして、急ぎ足で駅に向かうも私鉄には間に合わず、結局はJRになんとか、かんとか乗り込みました。

二駅目で3人とも座ることが出来、その席で看護士のSさんの健康についてのレクチャーを受けましてね、食事摂取の方法や手順などわかり易いお話をうかがった次第。
レクチャー受けながらルナ艇長とで、看護士Sさんに提案したのは「次回の海のサロンで健康に関する講演をやってと・・・」と。

ルナ艇長からのメールでは「久し振りに日付が変わっての帰宅だった」。また今日、港でルナ艇長に会ったら、A駅での乗り換えも時間ギリギリだったそうです。Fさんから貰った時刻表が役に立ち、助かったと。

このように週末の夜、楽しい会話とお酒を満喫した次第です。

お洒落な艇長お二方です。
Fさんのネクタイはアメリカズカップのプリントで、カフスはコンパス、つまり磁石です。
実はジャケットのポケットにはペイズリー柄でグリーの蝶ネクタイを忍ばせてました。
ルナ艇長のいでたちは末尾の写真で・・・。
Nさんがテラスで一杯やろうと、ワインボトルを抱えて・・・、
みんな、ではってことで、ハリケーンランプを囲んで、テラスで一杯。
左のNさんとその横のSさんは撮影に気付いてoneポーズ。
242、マーチの女性セーラー達と艇長おふたりは、なんやら歓談中のようです。
女子セーラー、いや女性セーラー、242、マーチのメンバーです。
シーズンはいろいろなレースに参戦、大体、上位を独占してますね。
武勇伝も皆さんお持ちでして、それにお酒も強い・・・、方がいらっしゃる。
右に少しだけのぞいてるNさん、抽選会でワインを当ててました。
主催者のおひとり、Sさん。
ジャケットにはJSAFのエンブレム。
Sさん曰く、「やっと若い時のジャケットが合うようになった」と喜んでました。
ネクタイは仏国美術館のお土産とか・・・有名な画家達の絵の1プリント、なかなかお洒落でした。
ルナ艇長、今日もお洒落ないでたち。
ジャケットはチェンジポケット付きのガンクラブチェック、所謂、ドラッドな柄です。
ネイビージャケットのなかでひと際、目だってました。
それにネイビーストライプの蝶ネクタイとパンツはジーンズをラフに・・・、ばっちり決まってました。

実はこのショットの直前、JSAF外洋内海のB会長がわざわ話にこられ、このいでたちに感服ですと・・・、
「私も、これからはこのスタイルで」と申されてました。

2013年12月6日金曜日

蝶ネクタイとブルージン

蝶ネクタイ、それもマリン柄・・・、これを3個購入した。ネイビーで錨のマークが付いてるもので、レジメンタルストライプ、なかなか、いいデザインです。

3個とは、3人分です。Kさん、ルナ艇長、それにわたしです。
Kさんはこれからある結婚披露バーティーなどで使う。ルナ艇長とわたしは、週末のヨット関連の懇親会で使うために購入。

この懇親会、ルナ艇長へ案内が来まして、その誘いをうけて参加するものです。
主催者からはジャケット着用とのお達しで、であれば一歩先をいって蝶ネクタイという算段になったわけ。

当日のいでたちは、ジャケットにジーンズとお互い決めました。フォーマル&ラフって感じですかね。因みにルナ艇長のジャケット、先週末、拝見しました。それはそれは、お洒落なものばかり、トラディショナルで・・・、数歩先をいかれていました。

MeridianのF艇長から「私も参加することにした、蝶ネクタイはしないけどね」とのメール、一応、蝶ネクタイのURLを付けて返信しておきましたが・・・。

主催者であるSさんをはじめ、242のメンバーは毎回参加されているとのこと。さてさて、どのようなパーティーになるのか、楽しみです。