室津からの復路は、ポートからのアビームとクウォタリーの風。
どんよりとした空ですが、その分、風はあります。時折、変な方向から吹き出したりしますが、大方はポートサイドからの陸風です。その分、波も立たず、いい具合です。
機帆走ですが、途中からはニュートラルでの帆走に切り替えました。
ルナからの無線では、メインセイルは1ポイントで、ゼノアはフルに展開しているとのことで、快適な帆走とのこと。
こちらも、山間を抜けたところで、ゼノアをフルに展開、メインセイルは2ポイントのままにして帆走を開始。
アビームとクウォタリーを繰り返しながら、スターンの引き波などをみながら走りを確認しながら、フッと速度計をみると7.8ノットを示していた。勿論、スクリューはニュートラル、この間の平均スピードは7ノット。これもSチャンが潜って船底チェックしてくれたお陰です。
久々にステアリングを握る、つまり、オートヘルムの世話にならない。ときどき、ブローが入るので、かえって、そのほうが安定する。復路同乗のFさんも瀬戸内海の風を楽しんでおられたようでした。
夕暮れの青い空に真っ白な機体が魚のように過ぎる、その先、西に傾く陽のひかりが雲間からこぼれ島影とのコントラストを描く冬の海、大好きな光景をひととき楽しんだ牡蠣セーリング。
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