その西寄りの強風と波の中、牡蠣を求めて酔狂なセーラーが、西に向け針路をとってます。
セーリングしはじめて、そうですね、小1時間ほどたったでしょうか、コーヒーでもと思いギャレーでお湯を沸かして、ルナ艇長に持ってきて頂いたドリップコーヒーをKさんに淹れ、わたしはなんとなくミルクコーヒーを飲もうと、インスタントコーヒーを淹れました。
コーヒーと一緒に食べるのは、チョコが一番で、以前積み込んだハワイ土産のナッツチョコ、これチョイ古いですが、まあ食える、それで一息つけました。
でもまあ、よく吹きます、この西風は。
ドジャーに身を隠すと寒さは感じませんが、その風防から一旦出て、直接ステアリングを握ると、それはそれは体温を奪われてしまいます。
Kさんは冬山登山にロッククライミングをやりますから、寒さには結構馴れていると思われますが、途中でインナーに羽毛ジャケットを追加してましたから・・・。まあ、風は体温を奪い取り去りますからね、早めの対応が賢明です。
それに設定ルートでは、冬独特の海苔網が海面に敷き詰められ、その四方には「網があるよ」との危険信号ブイ」が設置されてますが、なんとそれが横になるくらいの風速でしたね。
まさに、24ノットの風が見える。
クローズホールドで軽快な走り?をやりまして、冬の瀬戸内セーリングを堪能しました。
さてさて、あと1マイルで、牡蠣、いや室津着かな。
このブイの傾きが24ノットを越える風です。 まあ、強すぎるのも困りもです。 我々の廻りには、定期航路のフェリーと貨物船くらいが、行きかってました。 |
なんとなく寒い感がでてませんか・・・。 この時には、羽毛のインナーを着用したあとだったとおもいます。 |
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