2013年12月23日月曜日

24ノットの風が見える

ルナからの無線で、「今、風速計は24ノット」と知る、これは気象庁で云う強風域なんです。
その西寄りの強風と波の中、牡蠣を求めて酔狂なセーラーが、西に向け針路をとってます。

セーリングしはじめて、そうですね、小1時間ほどたったでしょうか、コーヒーでもと思いギャレーでお湯を沸かして、ルナ艇長に持ってきて頂いたドリップコーヒーをKさんに淹れ、わたしはなんとなくミルクコーヒーを飲もうと、インスタントコーヒーを淹れました。

コーヒーと一緒に食べるのは、チョコが一番で、以前積み込んだハワイ土産のナッツチョコ、これチョイ古いですが、まあ食える、それで一息つけました。

でもまあ、よく吹きます、この西風は。
ドジャーに身を隠すと寒さは感じませんが、その風防から一旦出て、直接ステアリングを握ると、それはそれは体温を奪われてしまいます。

Kさんは冬山登山にロッククライミングをやりますから、寒さには結構馴れていると思われますが、途中でインナーに羽毛ジャケットを追加してましたから・・・。まあ、風は体温を奪い取り去りますからね、早めの対応が賢明です。

それに設定ルートでは、冬独特の海苔網が海面に敷き詰められ、その四方には「網があるよ」との危険信号ブイ」が設置されてますが、なんとそれが横になるくらいの風速でしたね。

まさに、24ノットの風が見える。

クローズホールドで軽快な走り?をやりまして、冬の瀬戸内セーリングを堪能しました。
さてさて、あと1マイルで、牡蠣、いや室津着かな。

このブイの傾きが24ノットを越える風です。
まあ、強すぎるのも困りもです。
我々の廻りには、定期航路のフェリーと貨物船くらいが、行きかってました。
なんとなく寒い感がでてませんか・・・。
この時には、羽毛のインナーを着用したあとだったとおもいます。


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