漁師さんから教えて貰った方向に温泉を探して歩いたが、見つからない。
そうしてたらプリウスが停車して女性が降りてこられたので、場所をうかがうと、私が送ってあげましょうと言ってくださる。
早々に車内を片付けて、さあ、どうぞと乗せてくれ、食事の場所まで、わざわざ回って、オーダーストップの時間を確認する方がいいと・・・。
彼女曰く、瀬棚の人たちは殆ど皆さん知っているので、何処から来た人なんだろうと思ったそうだ。カクカクシカジカとお話するとびっくりされていた。
然し丁度、漁師さんに、北海道の方々は皆さん親切ですね、とお話したあとの、車にどうぞ、ですから・・・、なんとも。
その彼女は丘の方で、水田農業と黒毛和牛の牧場をやっておられるとのことだった。北海道女性、素晴らしい。
漁師さんと女性、お二人とも共通した言葉があって、別れ際に、「どうぞ瀬棚をお楽しみください」だ。おもてなしの言葉が本当に心地よく、また心にしみる。
愚生はこの航海をやって本当によかったと思った。
「人には親切にしなければならいよ」と若い頃に教えられたことを、初めて訪れた瀬棚港で、今日もまた感じさせて貰った。愚生にとって良い一日の終わりだった。
よって、これはなんともしても、追記せねばと思った次第。
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