朝から風と波が強く、沈殿することになった。
朝食を済ませて、K山さんとスクリューシャフトの絡み点検をすると、なんとビニールが絡んでいた。それも相当量だった。まあ、いろいろなことが起きる。小樽のK地さんの教えの通り、海産物は逆転で、人工物はどうにもこうにもならない。除去できる方向も真逆だから、教えは真を得てる。流石だ。
沈殿を決めたのは、その後、11時頃だった。以降はそれぞれ自由行動となる。
K山さんは自転車で山の温泉に行かれる。ルナ艇長は自艇で用事をやっておられる。愚生はトイレ掃除、エンジンの点検、オイル補給、エンジンのプーリー磨き、Vベルト調整、冷却水補充、エンジン磨きなど、日常メンテナンス。
それから、14時過ぎに郷土館に出向く。そこには岩内の歴史がぎっしりとつまっていた。展示物も多く、その中には北前船のこともあり参考になる。
嗜好品など買って泊地に戻り、今丁度、文化センターで、陸上自衛隊第11音楽隊の岩宇地区定期演奏会を聴いているところだ。第14回の演奏会だそうだ。第1部は行進曲「5月の風」からスタート、エル・カミーノ・レアルで終わる。第2部はらっぱメロディなど、なんとも素晴らしい音楽会に出合わせた。音楽好きのルナ艇長と、ひととき、音楽に浸ることとした。らっぱメロディは聴きながら、なんか感動した。
その後は、再び大将で夕食を頂く。Aご夫妻はもとより、Mさんもいらした。今日はカクカクシカジカで出港できなかったとお話すると、我々のことを皆さん心配してくださってたそうで、本当にありがたいなーと思った。
夕食にコロコロステーキやウド、昆布とホタテの煮物、きんぴら、それにサッポロクラッシック、〆のキツネうどんを美味しいただき、次の港にも、その次にも大将があればいいなーと、ルナ艇長とで話した。
岩内の沈殿は、自衛隊の音楽隊の演奏、岩内町郷土館で有意義な時間を過ごせた。
何より大将で皆さんとまた逢えたことが一番だった。
明日は瀬棚港迄の51マイルを航行する予定だ。
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