大洗マリーナを5時15分に銚子港に向け出港した。海域はうねりがあり、横を航行するルナのマストトップが波間に隠れてしまう。
我が相棒のオートヘルム君は、時折、カリカリと音を立てている。まあ、ご機嫌を損ねながらも、しっかり航路を維持しくれている。オートヘルム社は既にレイマリン社と合併したので、そのものの名前は無い。然し、自動操舵機を総じてオートヘルムと呼ぶ人が多い。愚艇の君は、今日話題の英国製そのものだ。既に骨董の類に入っており、何度も修理を重ね、それこそ満身創痍のなかよく働いてくれる。
今朝は早い出港なので、朝食を2回に分けた、こんな日はそうしてる。
起きてすぐ、トマトジュースとトマト丸かじり、チーズに納豆と梅干し、水、サプリメントをギャレーで立食。
出港後、セイルをあげ針路を保った時点で、パンとコーヒーにバナナ、オレンジをコックピットで摂る。
往路で減った体重がなかなか戻らない。ルナ艇長も同じと言っている。よって復路の夕食は定食などを食べるようにした。然し、艇の揺れ、シートやロープなど操船で身体を動かす、漁具やホンダワラなど海面の浮遊物のワッチ、航行船舶のワッチなど神経も使うので、カロリー消費は結構あるようだ。ダイエットにはいいのかも・・・。
明日はIさんが食事を持参くださるようなので楽しみだ。
銚子港の港口、つまり利根川の河口は浅瀬でもあるからか、大きなうねりがあった。
早めにセイルをおろす。前にも書いたが、はじめての港への入港はワクワクドキドキだ。
Kさんご紹介の銚子港、狭い航路を一番奥まで進むとセーラー達が名付けたというカレー船、つまり黄色塗装の漁船集団がみえる。そこへ静かに横抱きした。この漁船は6月から8月迄稼働しないとのこと。
創業350年の歴史ある大新旅館でお風呂を借りる。Kさんの仰る通り、徒歩数分のところに、お風呂や香海というイワシ料理、トンカツ屋など食事処がある。
夕食は、お薦めの香海でイワシ三昧、 新鮮で美味しいの一言に尽きる。大洗のセーラーの紹介と伝えると、その方にもお礼を言わねば、と女将さんが申されてた。
海上保安部から、海域の緊急情報が入ってくる。強風、高波に警戒せよ、との指示である。明日は確実に沈殿。駅まで徒歩14分、その途中にマクドナルドもあるので、明日は久々マックランチでもするかな。
今日はゆっくり寝ることにする。
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