朝、5時30分過ぎに出港する。その前に我々の艇の間にある漁船の漁師さんから、白糠の情報をうかがうと、イカ釣り船が多いので係留し辛いかもなー、とのこと。
また、今日は風が無いから、海上はいいよ、気をつけてと青森弁で申された。風、あり過ぎも困るが、なさすぎも困るなーと。案の定、殆ど無い。下北半島を回り込むとうねりだけは、しっかりとある。
白糠港の入港について、未だ、どうするか、と無線で話している。7時過ぎに函館でお会いしたMさんに電話して参考情報を得ると、八戸から白糠を飛ばして、下風呂へ入港されたとのこと、理由は霧で白糠へ入港出来なかった由。なお、今日、沈殿されていると申されていた。
そんな、こんなをルナと無線でやり取りをやってたら、プツリと切れる。電話すると、電池切れだと。暫くしてコールすると、まだ通じない。今度は充電のケーブルが抜けていたと・・・。
diana krall のボサノバを聴きながら、日本茶にぬれおかきを食べ、この部分のblogを書いている。音楽は洋物、たべもは和物、和洋折中。ルナでは大きな音量で多分、昭和のなんとかを聴いておられるのでは。いや、好きなクラッシックか。途中の風景は最高だ。下北半島の端はなかなか見応えがある。
然し、ワッチは徹底的にやる。ホンダワラが本当に多い。潮目に集中してプカプカ浮いているのはわかるが、海面下に漂っているのには、どうもこうもない、参ってしまう。
そんな海域、お昼頃には先行してたfree spiritになんとか追いつき、同時に白糠港へ入る。この港口、聞きしに勝る狭さに驚いた。
入港してたら、漁師さんが手招きされるので、そちら方向に行く。そしてここへ舫を取ればいいと、案内してくれる。着岸寸前に、漁協の若い職員が来られて、別の場所へ留めてくれとのことで、仕方なく移動した。然し、lそこへいくと、底がつかえて、係留は無理。
困惑してると、先ほどの漁師さんが迎えに来てくれ、元の場所で大丈夫と。再び移動すると、先ほどの若い職員もおられ、舫をみんなで取ってくれる。但し、ルナと横抱きとなる。ひと段落して、お礼にうかがった。厚かましく、トイレと水、それに電気までをお願いすると、快く、いいですよと。トイレは一晩中開けておきますと云ってくれた。一瞬にして白糠マリーナと化した。荷捌き場の上屋に係留しているから、夜はナトリウム灯で足元も明るく、安全この上ない。
但し、ここ白糠港は風呂も食事するところも無いと言われたが、先ほどの漁師さんが、食事の場所まで車で送ってくださるとわざわざ艇まで来られた。
本当に親切な方たちだ。
free spiritは、既に別の場所に係留されていた。3艇も無事に停泊できよかった。
今晩はくれない亭で、舞茸入り湯豆腐とちらし寿司を作る。ご飯はルナ艇長作。お腹を一杯にして、二次会は、ルナ亭でテレビを見ながら、既にスコッチ炭酸割りを飲み始めた。
明日は白糠も八戸も、どうも雨模様、沈殿の可能性大。それはそれで、やることはいろいろある。
Luna & Kurenai艇長殿、
返信削除いよいよ太平洋側へ出られたとの事、順調な航海慶賀に至りです。再び乗艇させて頂く日が“まだまだ先”かと思っていましたが、もう2週間程のこととなりました。楽しみにしておりますので宜しくお願いします。改めまして『御安全に!』(H@四日市)
今日は雨模様ですが、出港しました。明日は天候回復のようですから、1leg進みます。
返信削除