いよいよ、北海道を離れる。北海道の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました。
先月松前へ入港して、函館を離れる迄の不稼働率、つまり沈殿率は50%くらいあったのではとおもう、その分、皆さんとお付き合い出来たことになる。
今朝は6時30分出港、予定より30分早くなった。既に、2艇は出港していて、Mさんは松前へ、Yさんは、下風呂に向かう。天気は晴れ、波もさほどない。
出港2時間、やっと津軽海峡の潮流に乗ったようだ。この潮流は対馬海流の流れ込みだとか。7Knは出ていた。潮の流れ、自然現象とはいえ、凄いなーとおもう。
風は毎度のことだが、のぼり、南東。のぼりとは、むかえ風で、ジブセイルは出せない、風の抵抗はあるはで、いいことない。この比率も50%を越えているとおもう。
下風呂には12時15分に入港した。漁師さんに係留のお願いにいくと、お疲れさん、よう来たなー、早よ温泉へ浸かれ。イカも持ってけ、と6杯も貰った。
早速、イカ刺し、卵でイカそうめん、下足はオリーブオイルと中華香味で炒めて、箱入り白ワインを飲むと、イカした味となった。
ルナ艇長もイカの皮むきを手伝われたが、手つきは板前さんだった。
片付けして、大湯へ行く。
源泉かけ流しで、熱い湯舟と普通の湯舟とあるが、普通の湯舟も熱いのなんのって・・・。風呂場の床はヒバの木が敷き詰められ風情がある。そこに座り込んでいろいろな話をした。旅の話や次の港情報などなど、ひととき、社交場なった。
この温泉、室町時代からあるとのことだった。
函館をひと足早く出られた、Yさん艇は我々と離れた場所で係留されている。
明日は白糠港を予定しているが、イカ釣船が多くいるとのこと。これも、温泉臨時社交場での情報。
下風呂は温泉は勿論、食品店なども近くにある。また港の前には風間浦郵便局があったので、ハガキに風景印を押印して貰いいながら雑談をする。女性局員は地元、男性は大間から転勤してきたそうだ。
下風呂港、静かで大変いい港だ。
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