2016年6月2日木曜日

江差のさと水

松前までの海域は19mの風が吹き抜けており、流石に出港は諦めた。今も風は凄い、唸っている。
燃料の給油をしたあと、コインランドリーでの洗濯などで時間を費やす。その洗濯場にはバスを使わねばならない。

さて、昨日のさと水の話だが、カウンター席に座るなり、マスターは、私は口下手なので、あまり話はできませんと。そう言われつつもカクカクシカジカと話すと、このシーズンまだヨットの人は見えませんね、との話になる。

お店を保安官に紹介されたこと、役場のM女史やO課長とお会いした話もする。前回、女史に、さと水を教わったが探せなかったことも伝え、北前船のことなどを話題にすると、カウンターに座っていたIさんも一緒に話すとことになる。マスターも勿論話の中にいる。皆で名刺を交換すると更に話は盛り上がった。カウンターのコミュニケーションはとてもいい。その頃には中心はマスターになっていた。

lさんは仕事で定期的に江差に来られさと水を利用するようだ。また、姫路にもちょくちょく行かれるとか。ルナ艇長がl市長の話などする。
歴史のことから司馬遼太郎の小説のことや、オリンピックに至るまで、まあ多岐に亘った話になった。

料理は評判通り、いやそれ以上だった。
素材は江差と周辺の地のものが中心、マスターの料理は抜群だ。出される品品はシンプルなんだが、かなり下準備をされている。
ウニの海苔挟み揚げ、これは奇数だったので、先輩に1個多めに譲ったが、ひと皿づつ注文すべきだったと後悔した。
全て、大変美味しく、白ワインを1本空けてしまった。〆に磯のりの棒飯を頼んだが、これまた実に美味い。そうそう、女性の生ビールのサーバーからの注ぎ方も大変丁寧だ。
全てが行き届いているプロのお店だ。さと水は女将さんの名前からつけたそうだ。

この秋に江差で開催される北前船の寄港地フォーラムにN市長を誘い、空路で来たいものだとルナ艇長と話した。もちろん、夕食はさと水。今夜?多分、出向くな。

江差のさと水は素晴らしい。



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