オールドセーラー、何度かこのブログでも使ったことがある。昨日の稿にもそれを書いた。今朝、読んでた本に、森繁久弥さんのスピーチのことが書かれていて、そこにオールド・セーラーマンを岩波の辞書でひくと、厄介者とあったと・・・。以降、軽妙でユーモアたっぷりのスピーチが紹介されており、数ページを読みながら笑った。まあセーラー先輩の話を真に受けるべきであろうから辞書などひらくことはない。
愚生もその層というか域というか、よって側からみるとそんなもんだろう。先週末、エレベータ前である役員に会ったので、では、老兵はお先に失礼すると云ったのを思い出した。曰く、この域は老の類ではありませんよと、リップサービスを返してきた。そのうち飲んだ席で、森繁久弥さんの話をしておこう。
セーラー達のユーモアある話は数知れず、ホラ話も多くある。
先日、船艇整備を終え、水路を出ようとしたら、ガッんと音がした。スターンを振り向くと、なんと1メートルはあろうか、大きな魚が、今にも溺れそうな感じで暴れているではないか。怪我はないようだったので安堵する。多分、バラストか、ラダーにでも当たったんだろう。
この話を、ルナ艇長にお話しすると、そらまたでかいな、との返答。
俺なんて・・・と類する話を期待するも、何もなかったので、1メートルはちょっと、と思わず言い訳する始末。
そういえば、銚子近辺のハーバーに入港した時に、ヨットを北へ回航しているセーラーと出会つて、話してたら、一昨日だっかた、夕方エンジンが故障したので、荒天ゆへに危険を感じ、セーリングで沖出ししたら、100mほどの大波に翻弄されたと。
その話を聞き、ルナ艇長曰く、我々も同じ時期に入港したが、そこまではなかっただろうと・・・。
まあ、話は大きい方が面白いけれど、ここまでくると少々過ぎる感もしないことはない。話の中、名古屋かどこかで、ヨットを買って、岩手かどこかまでもって帰る途中とか、彼もオールド・セーラーマンだった。
今夕の海峡大橋には霧が立ち込めていたので、"想い出のサンフランシスコ"を聴きながら慕った。I left my heart ♫・・・、これも随分と古いな。
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