2018年4月30日月曜日

#2レグ仙酔島

高松を7時出港して、2.2ノットの真潮に乗っかって快適に西航する。途中、強い潮に煽られて20度位バウが左右に振られる。

鞆の浦、北前船の潮待ちの拠点であり、工楽松右衛門翁の築港した港町の対岸の仙酔島へ14時に舫を取る。ここから渡船で鞆の浦への往来ができる。今日は休日のために多くの観光客がこの渡船を利用していた。

着岸後、一休みして、国民宿舎の風呂を借りる。海岸線を歩いて3分ほどのところにあるので、とてもいい。夕食は渡船で鞆の浦へ渡り、鯛飯を加えた定食をルナ艇長、Sさん、I女史、ご満悦でいただく。

そのあと愚艇のキャビンで、芋焼酎のお湯割とお土産屋で仕入れた、鯛ちくわとガス天をつまみながら、明後日から、荒天に様変わるようなので、どこで沈殿するかなど話し合う。明日からの航海はレグの予定などを変更することになるだろう。

今日もネット環境が整わないので、写真投稿ができない。仲多度郡琴平町の高木屋酒店の写真なども右に倣えで、出来ていない。

2018年4月29日日曜日

金比羅

朝食に讃岐うどんを食べて、琴電に乗り、金比羅参りをする。あの階段には少々閉口しながらも本宮まで登り、金比羅の海上安全の旗をいただく。小樽航海の時に、この旗が漁港で人気だったことが判った。ルナはこのクルージングでスターボードサイドに黄色い丸金の旗を揚げている。

参拝を済ませて昼食の場所を探したら、なんと、メンバーが肉屋でコロッケとか鳥のモモをビール片手に・・・。
で、座る場所もないので諦めてたら、旧街道沿いに酒屋があり、そこに持ち込むことが可能とのことで、行ってみる。高木屋さんという立派な酒屋さん、そこでの出来事は次回に・・・。

2018年4月28日土曜日

#1レグ

GWのクルージングの#1レグは四国。
朝、4時過ぎに起きて、#1レグのポンツーンに舫を取ったのが15時45分。
約12時間、機帆走した。
地元の風呂屋で、地元の漁師さんたちと雑談。その後は宴会3時間で、なおまだキャビンで飲んでる。きび田楽を肴に赤ワインを楽しんでる。

夕日の写真があるけど、それがアップできないのが残念無念。明日は、金比羅にお参り。その前に讃岐うどんを朝食。

2018年4月27日金曜日

はきなれたデッキ・シューズ

"はきなれたデッキ・シューズ" が届いた。先日、M川さんもこの本のことをチラッと申された。"はきなれたデッキ・シューズ" の出版記念パーティーの模様が "キャビン夜話" にも書かれていて、森繁久弥さんのスピーチが数ページ書き込まれており、そのことを前稿に記した。

中古本がなぜこんなに高いのかと本好きの家人から問われる。これでも安いのを選んだ、という言葉を飲み込んだ。
38年前に著者は、出版記念パーティーで、錚々たる招待客の全員にサイン本をプレゼントされ、さて、将来の価値は、と書かれていた。

愚生のはきなれたデッキシューズは古いデュバリィかな、今は靴箱の中・・・。

発行所は集英社

2018年4月26日木曜日

朝っぱらから帆走

朝っぱらから帆走、と言っても愚生ではない。
車窓風景で、海峡を1隻のヨットが多分機帆走だろう、西に向かっている。コックピツトで何をされているのか知る由もないが、なんとも羨ましい限り。

朝っぱらからと言っても、クルージンでは5時出港は当たり前、泊地には午後の早いうちに舫うが一番。
こう偉そうに書いているが、これは結構辛いものがある。一日の移動を25マイル程度に抑えるなら少しゆっくりするもの可能だが、どのみち出港するのだから朝早い方が気持ちもいい。その反面、沈殿もある、これは天が下さるセーラーの休息日。

夕方からJSAFの会合に参加する。百戦錬磨のセーラーの方々の中に初めて混ぜていただく。何やらお役が待っているようだけれど、ビギナーゆへに、お手柔らかにと申し上げる所存。

追記、話し合いは結構遅くなり、blogも今となった。

2018年4月25日水曜日

タイムセールという手

タイムセールがあり、先般投稿した可変式ディスクグランダーが丁度対象となったので注文してたら先ほど届いた。

待てば海路の日和あり、か。北前船などもそうであったのだろうか、それとも言葉とは逆に、沈殿する港で大いに遊んだのかも・・・。

GWクルージングは Kurenai and Lunaとなったので、係留の予約をした。泊地予約は全行程ではない。よって、あとはどうなときゃーなろたい、ということ。

ルートは北前船の内海航路と立寄り港の一部を辿ることにした。港は3ヶ所で、そこから先はホームポートとなる。
内海の複雑な潮流と、気まぐれな風を操る北前船の船頭と水主たちの操船術というのか、技というのか、それはすごかったのだろう。
沖留めのための舫を取る杭の跡なども北の方の港でみたが、本船を小舟でひいたりもしたのだろうか。我々は、ちょっとエンジンを回せば・・・。

そういえば一昨日、水の補給などの際に、バッテリーのチェックもやってみた。#1バッテリーのみでスイッチボタンを押すと、スターティングモーターはシュルシュルと小気味好く廻り、数秒でガッんとエンジンがかかった。
電池は脱水症になるところだったんだろうが、なんとか・・・。念のためにスターティングキットの充電も済ませた。

タイムセール、急がないものを手に入れる時は、これを待つ手がある。

可変式ディスクグランダー

2018年4月24日火曜日

オールド・セーラーマン

オールドセーラー、何度かこのブログでも使ったことがある。昨日の稿にもそれを書いた。今朝、読んでた本に、森繁久弥さんのスピーチのことが書かれていて、そこにオールド・セーラーマンを岩波の辞書でひくと、厄介者とあったと・・・。以降、軽妙でユーモアたっぷりのスピーチが紹介されており、数ページを読みながら笑った。まあセーラー先輩の話を真に受けるべきであろうから辞書などひらくことはない。

愚生もその層というか域というか、よって側からみるとそんなもんだろう。先週末、エレベータ前である役員に会ったので、では、老兵はお先に失礼すると云ったのを思い出した。曰く、この域は老の類ではありませんよと、リップサービスを返してきた。そのうち飲んだ席で、森繁久弥さんの話をしておこう。

セーラー達のユーモアある話は数知れず、ホラ話も多くある。
先日、船艇整備を終え、水路を出ようとしたら、ガッんと音がした。スターンを振り向くと、なんと1メートルはあろうか、大きな魚が、今にも溺れそうな感じで暴れているではないか。怪我はないようだったので安堵する。多分、バラストか、ラダーにでも当たったんだろう。
この話を、ルナ艇長にお話しすると、そらまたでかいな、との返答。
俺なんて・・・と類する話を期待するも、何もなかったので、1メートルはちょっと、と思わず言い訳する始末。

そういえば、銚子近辺のハーバーに入港した時に、ヨットを北へ回航しているセーラーと出会つて、話してたら、一昨日だっかた、夕方エンジンが故障したので、荒天ゆへに危険を感じ、セーリングで沖出ししたら、100mほどの大波に翻弄されたと。

その話を聞き、ルナ艇長曰く、我々も同じ時期に入港したが、そこまではなかっただろうと・・・。
まあ、話は大きい方が面白いけれど、ここまでくると少々過ぎる感もしないことはない。話の中、名古屋かどこかで、ヨットを買って、岩手かどこかまでもって帰る途中とか、彼もオールド・セーラーマンだった。

今夕の海峡大橋には霧が立ち込めていたので、"想い出のサンフランシスコ"を聴きながら慕った。I left my heart ♫・・・、これも随分と古いな。


2018年4月23日月曜日

講習会あとの出来事

午前中、海上保安部の講習会に出席した。
そのあと、艇に行って先ず給水をおこない、そのあと週末のクルージングの準備をする。オーニングを取り外して、柄にもなくデッキやコックピットを洗う。折角、ホースを段取りしたんだから、潮だしも含めて洗う。

週末からのクルージング途中はとても暇だから、ワックスでも掛けようと考えており、そのことは既に投稿したが、I津さんがワックス掛けをやるなら、水洗いは必須とアドバイスされたので、それにも従ったかたち。
スターボードとポートとに分けて洗ったが、まあ大変だった。けど、結構綺麗になったのでやった甲斐はあった。これで思う存分⁈、ワックス掛けができる。

それらの仕事?あとの帰り道、JSAFのYさんから電話があり、60周年の式典の基調講演を田辺英蔵氏にお願いしたいので、M川さんへその旨を繋いで欲しいとのことだった。
で、ルナ艇長へ連絡して、その後、M川さんへ連絡を差し上げ、Yさんよりその旨の具体的なお願いの電話を差し上げるので、宜しくご対応を賜りたくと、お願い申し上げた。
再度M川さんからお電話をいただき、JSAFのYさんから依頼の電話があったので、田辺英蔵さんへ連絡されたとのこと。
講演が実現されれば、オールドセーラーの皆様は青春時代に時間が戻ることだろう。若いセーラー達は「日本人は海が嫌い」あのユーモアある話を直接聞くことになるのかな。いやキャビン夜話か、はきなれたデッキシューズか。そうなれば、とにかく、面白い話になるだろう。

それらを済ませたあと、今年度のNPOの助成金の手続き書類の最終版を纏め、理事長へメール。
更にそのあと、GWクルージングで、ドライ・マルティーニを、みんなで楽しもうとおもい、その材料やら道具やら、なんやらを注文した。勿論、キャビン夜話の時に・・・。

講習会あとの出来事はこんな風であった。

2018年4月22日日曜日

夏日

春とはいえ、夏日。
東のちびギャン対応で、何十年ぶりだろうか、歩いて丘に出かけた。
滝もみたいとのことで歩き出すも、そこは諦めたようだ。
昨日からの夏日のなか、全ての望みへの対応に少々疲れるも、喜んでる姿に・・・。
丘からは海が一望できる。昔、船のオーナー達はここの丘に建つ自宅から、遠く水道の自船をみつけ、無事の入港を確認していた由。
ちびギャンは海が好きらしい。

夏日、雲ひとつない。

2018年4月21日土曜日

log 日誌など

blogはweが省略されたもの。bを除くlogは航海日誌や航空日誌でもある。
所謂、logがベースになる。
このlogについては、元旅客機の機長でありセーラーM艇長が、ヨット用に作られたフォーマットがあって、それをいただいた。長年使われてこられた航空日誌を引用された本格的なものである。手作りゆえに貴重品。

電子海図のnewpecには、waypointなるものがあり、それは、ここで変針するという印、ポイントで、予めの航路計画に使う。このlogではその変針ポイントを通過した時の緯度・経度と時間等数値を書き込むようになっている。なにごとも記録癖が大切で、その継続は結果として味あるものになる。

こうしてblogを書いているが、これはデジタル文字だから、delete消しゴムで瞬時に消したり、どうにでも加工ができる。
けど手書きのlogはそんな訳にはいかない。つまり筆記だから躊躇わずに書き留めておかねばならない。

デジタルとかアナログとかの言語は現代流。
今日の拙宅は東西の「ちびギャン達」の集う、それこそ部屋はおもちゃ箱と化し工夫しながらとことん遊ぶさまをみてると、この子たちの時代はデジアナとかAIとはまた異なる新たな単語のお出ましになるのだろう。

東からのちびギャンのキャップはヨットの図柄。元機長&セーラーM艇長から教えて貰ったことがある。ちびギャンをセーラーに育てるには、先ずは係留した艇に乗せることから始めることだと。で、次回は係留ピクニックランチを楽しもうということになった。でもうち一人は、既にそれはクリアー。

ヨットはアナログの代表のようなものだが、ACのレースではデジタル武装がすざましいようだ。

ツバの広いキャップ。
セーリングキャップに早変わりできる代物、
これどこで見つけたのだろうか・・・。



2018年4月20日金曜日

住宅街の喫茶店

住宅街の喫茶店へ、ルナ艇長に連れられ行った。
コーヒーの種類にはびっくり。艇長曰く、コーヒーの原点はエチオピアであると。そういえば、人類の始まりも確かその辺りではなど雑談。

店の内外装は良く雰囲気抜群、居心地がとてもいい。数日前にご家族でいらした時は1時間待ったそうで、それを聞き、なんとなく判る気がした。待ってても飽きない空間。

昼食時だったので、カレーを食べてそのあとコーヒーの銘柄を選ぶことにした。ビーフは辛く、エビは甘口との説明から、そのエビはシュリンプ?とたずねると大きめのやつとのこと。ならビーフをと注文した。カレーは野菜がごろとかいうようなものではなく、それらはペーストになっている。

海上にポツリと島が浮かんでいるような・・・、大きなお皿の真ん中近辺に、半球型のご飯、それを囲むようにカレーがたっぷり注がれている。ひたいに汗しながら食べる、とても美味く辛い。

そのあとのコーヒーはトラジャ・・・。
昔、ジャカルタに出向くと、いつも土産に持たされたのを思い出し、懐かしくてそれを頼んだ。
いつもキャビンではAGCとかのパックコーヒーなので、Fさんのように豆から挽くようにならないと、など雑談しながら香りとか苦味を楽しむ。

昔、倉敷国際ホテルのシュリンプカレーが美味くて通ったことがある。その地に縁あるルナ艇長に、ご存知かと伺ってみると、それは知らんなーと云われながら、実は、今年の同窓ゴルフ会は倉敷なので、出来たら別府クルージングの途中に組み込もうかと思ったりしてたが諦めたと。

ヨット話の延長線に、田辺英蔵氏のエッセイの一稿、辛口マルティーニについて、氏曰く、ドライ・マルティーニは4:1をすすめるとある。加えてジンはサントリーで構わないが、ヴェルモットだけはノイリーでないと、と語っておられる。
そんな話題の中、ルナ艇長がアブサンをベースにしたカクテルを知ってるかと。その名前は確かゼロと仰ってた。で、そこに何か物語でもあったんだろうかと・・・。今度キャビンで聴いてみよう。

そうそう、ドライ・マルティーニには想い出があった、20数年前に愚生の足をフラつかせた、某ホテルの女性バーテンダー。あれは7:1位の超辛口だったんでは・・・。

街中の喫茶店、ここにはマルティーニもアブサンもないけど、また行きたい。

2018年4月19日木曜日

バッテリーメンテナンス

今日はバッテリーメンテナンスをする。液の補充と外部電源での充電。
またもや狭い隙間に今度は懐中電灯を落とした。光ってるかどこにあるかは解りやすいが、まあ隙間に入れた手が抜けるだろうかと心配した。130Ahだから重たいので、動かにはちょっと大変、確か自重は20kgはあつたとおもう。液は12セルにきちんと充填した。バッテリーの構造はこのようになってるんだと改めて確認する。

もう仕事は、先日のメンテナンスの片付けと、クルージング用の飲料やなんやらを積み込んだ。天気が凄くいいのでセーリングの方がいいに決まってるが、バッテリーなどのメンテナンスが優先される。エンジンのタイミングベルトのチェックとクーラント液も補充しておいた。
午後、O艇長が上架整備を終えて戻られていた。Iさんもおられたので雑談する。

燃料フィルターのオイルリングからの微量な漏れがあり、今は取り外している。
その原因は塗料皮膜が一部が剥離していることからで、そこからの漏れであろうと推測している。

2台あり、一応、エンジン起動用とハウス電源としている。
ローテンションも必要とおもうけどそうしていない。

2018年4月18日水曜日

月刊 KAZI

月刊 KAZI 5月号に、別府の係留拠点とか、あちこちの海の駅が特集されてるとのルナ艇長情報から買ってみた。その海の駅もいいけど、AC日本チームの談話があったり、次のACのデザイン基礎などの記事を目にすると、そこもなかなか面白い。

今日の午前中は、その海の駅から電話とメールがある。
勿論それは、こちらからの問い合わせへの返答で、どこもゴールデンウイークはとても忙しく、係留ポンツーンに何艇も横抱きする状況とのこと。一方、ちょっと島を回り込むような駅はどうぞどうぞと。人気で埋まるとことはバックヤードも充実しているところ。

そうか、横抱きね、「袖すり合うも何かの縁って云うでしょ、舷側フェンダー擦り合うも・・・でいいんじゃない。それに多くのセーラー達の交流の場になる絶好の機会なのに」と云いたいところだけど、まあ、こちらの勝手な言い分。でも、せめて八艘跳びくらいは、いいと思うけど、GWの風物詩として。

下田、ペリー銅像の近くの係留地の横抱き10隻を紹介したいところだけど、まあ、あちらはあちら、こちらはこちら。

さてと月刊 KAZIとか田辺英蔵氏のエッセイ集などをクルージンに持参して、どこかの島影の駅に舫を取って、好きなものでも飲みながら・・・。

2018年4月17日火曜日

後半クルージング計画

GWの前半はクラブクルージンで、後半はプライベートクルージンを計画している。
東か西か迷ったが、前半ポイントが西寄りなので、どうしてもその延長線上になる。航路は任せるとのことなので、独断と偏見で・・・。

一応、往路の計画はアバウトだが完成した。ニューペックに航路もプロットできたので、mile/ETD/ETAなどチェックしながら、一覧表にもおこさねばと思っている。
前稿でも記したが計画すると半分航海した気持ちになるから面白い。

今日はN放送局のTアナウンサーから、メール返信があった。
転勤の挨拶状をルナ艇長と愚生に頂いたので、早速、連絡した返事である。TVで元気な姿をみて、ああ頑張ってるなと・・・、いつも応援している。また、海風にあたりたくなったら、また遊びに来ればいい。

そういえば、以前、この同じ放送局の取材をクルージンで出向いた島の泊地でいきなり受けたことがある。
150mile先の局まで取材しながら航海して貰えまいかとの相談だったので、ヨットの1legは普通は35mileくらい、頑張っても1日50mileまでヨット、いや、よっとプロデューサーに説明すると、ワンデークルージングでは無理なんだと驚き諦めた。こちらもその申し出に驚いた。そう話しならもキャビンでカメラを回していたので、流石プロやなーとおもったことを思い出した。これ、Kurenai&Lunaの2泊セーリング中の出来事。

後半クルージング、あとは復路の計画と天候。ショートクルージングなので沈殿計画はない。一昨年のようなメイストームに遭遇すると・・・、嗚呼そんな怖いことは今は考えますまい。

2018年4月16日月曜日

メンテでポカやる

先日のメンテナンスで、ポカをやった。
ディスクグラインダーに、付けたことないワックス用アタッチメントを外そうとして、固定のボタンを押し弛めようとしたらバキッと音がした。押さえていたボタンからいきなりスプリングが飛びたした。何故そうなったか、原因は、我のみぞ・・・。お恥ずかしい。

このディスクグラインダーは無段変速式で某ホームセンターのPB品なので安く買った物。
金属パイプや鉄板の切断とか、プロペラのペラクリン落としなど、いい仕事をやってくれたので費用対効果は充分。それでも、もったいないから、ホームセンターへ修理依頼をしたけど、部品が無いとの連絡だった。

H艇長から「経験からPB品は壊れるよ」とアドバイスを貰ったことがあったが、結果その通りとなった。ちなみにH艇長は日立社製を持っておられる。

買い替えのため、色々と調べてみたが、結果、ボッシュ製に決めた。
選んだ理由は、子ども頃から知ってるのが同社にいること、性能が2,800rpmから変速できること、40年前に乗ってた車の電装品が同社製だったこと、から。

ワックス掛けの時のポリシャーの役割では変速が便利である。と言っても、ほとんどワックス掛けの経験はない。どこにワックス掛けするかと云えば、コックピット、ドッグハウス側面など。本当は船側をやりたいけど、浮かべて100Vの電動工具を使う作業は不可能。

あとはどのタイミングで注文するか・・・、ここもまたひやかされそうな感あり。

2018年4月15日日曜日

久々にニューペック・・・

月末からのクラブクルージングの後の航海計画を午前中から立案。
久々にニューペックを扱ったので、少々戸惑うも、そこは昔取った杵柄、直ぐに慣れた。さてと今回は何処へ行くかだが、西の方の海の駅等の予約状況をチョッとみてみると、埋まってるバースが多い。シーズンだから仕方がない。

よって混んでるなら、例えば空いてる港の1〜2箇所を見つけ、そこを係留ポイントに、周辺へのランチセーリングなどの遊び方もある。僚艇ルナは今回は所用の為、クルージングは難しいとか別府がいいとか、艇長ひとりごとも聞こえてくるも・・・、勿論、参加クルーに相談せねばならない。

OWさん達は東に針路を取るので、どこかでミートしようと連絡をいただいている。
ニューペックには西向きの航路も、OWさんご夫妻の東での係留ポイントもインプットした。ただスタートの1legのタイミングはどうしても合わないが、どこかのlegを飛ばすと帳尻は合う。
久々にニューペックに航路を描いてみると、それだけで半分楽しめた気分になれた。

海図情報の更新案内がメール配信されていたので、
早々に改訂しておかねばならない。
以前、水路協会には、海図の設備位置の間違いを連絡したことがある。
そのようなことが改訂に含まれる。

2018年4月14日土曜日

バッテリーの点検

午前中、NPOの総会を終えて艇に行く。
メンテナンスで出港する時、bowsでないとスターティングモーターを回す力がなかったので、エンジン起動用の#1バッテリーのチェックをする。バッテリーを設置しているところは暗くて狭いので小型の懐中電灯を片手に奮闘?。
バッテリープラグを外している時に、これ、狭い隙間に落ちるんじゃないかなと思ってたら、案の定、ポロリと・・・。これもマーフィーの法則かな。
内部を点検すると、どうも液不足のようだ。
YUASAマリンバッテリーは液補充型、早々に充填をやっておかねばならない。

併せてエンジンオイルのチェックも、オイル交換はもう少し先でもいいが、今年はオイルフィルターを交換しておこうと、先日のメンテナンスの時にYさんに分けて貰った。Yさんのshop&WHにはメンテナンスに必要なものは大方揃っているから助かる。

バッテリーの点検は大切なアイテムのひとつ。
そう云えば、今日もルナ艇長はyujiro capを被ってたな・・・、この天候はそのせいかも。

2018年4月13日金曜日

荒れる・・・。

今日は朝から夕方まで会議、そのあと懇親会で盛り上がる。昼からは100名規模となり、結局11時間を超えることになったけど、皆さん集中力を継続されていた。
明日はNPOの総会、もちろんこれも会議。月曜も午前中会議が入っている。これら仕事等の会議は、荒れることなく粛々とおこなわれる。よって苦にならない。

ニュースは朝から嵐到来と・・・。一昨年の今頃、関門海峡から響灘を日本海に回り込んだ辺りから吹かれたのなんのって。あの荒れ模様は尋常じゃなかったな。メイスートムは5月の筈が、どうも少し早いような気がする。

これにはあまり立ち向かいたくないが、でも、先日、艇の上架メンテをやってるときに、小嵐がきたが、その風に立ち向かうべく、出港しようとしたセーラーがいたようだ。
まあ強風の好きな方は、いい風って云うのだろう。けど、愚生は荒れるのは・・・。

2018年4月12日木曜日

ニューヨーク

NYにまつわる本が2冊届いた。

1冊は月刊誌、たまたま新聞掲載の雑誌宣伝に目がとまる。特集がニューヨーク退屈日記とあったので、思わずの衝動買い。それはヨーロッパ退屈日記をもじったものだったからで、どう捉えているのだろうとの興味本位。
ページの終わりには、やはり伊丹十三著のヨーロッパ退屈日記に触れていた。このヨーロッパ退屈日記、10代に読んだ本で、もちろん今も本棚にある。著者の描く挿絵がとてもいい。

もう1冊はデニス・コナー著 The Art of Winningで、田辺英蔵+金子宣子訳の本。134年間ニューヨークヨットクラブにあった銀のカップをRPYCに奪われ、それを4年後に奪還するまでを本にしたもので、ダイヤモンド社が出版しているので、ビジネス書のジャンルなんだろう。濁点のないアメリカス・カップと文中にあったが、どちらの読みも・・・。

1965年刊。
文章もさることながら、著者の挿絵が上手くて、とてもいい。
アーティーチョークや英国紳士に後頭部の襟足などは印象深い。

この表紙も凝っている。
凸凹印刷、つまり立体印刷、である。

帯のない古本だけれど綺麗。
クリックポストという郵便商品で届いた。


2018年4月11日水曜日

ヨットレースの楽しみ方

昨日のタイトルはアメリカス・カップに纏わることだったが、午後、JSAF評議委員のYさんからミドルボートクラブのヨットレースに関するメールCCが配信されてきた。

その内容は、主催、共催、協力、後援、協賛等についてのことで、質問はレース主催の方。メールには、RRSに規定されている文章を記述され、それと既存の公示との比較の質問であった。それへYさんがアドバイされたもので、愚生へのCC配信は、参考にすればとの意味合いだったんだろう。

質問では、特に協賛について触れられていた。
この協賛はレースを主催する時の重要ポイント。なぜなら、人的、物的な支援、或いは賞などを提供くださるスポンサーだからである。

RRSの原文を訳する時は、夫々の国の文化もあるので、微妙な解釈となるのだろう。どの国のボキャブラリーも、繊細、且つ、意味深く、また紙一重感も・・・。
原文は英国が管理、同じ英語圏の米国がここはこのような言葉を使おうと提案しても、なかなか応じないらしい。

RRS 第7章レース主催の章には共催とか後援とかはない。また協賛に関わることでは、第6章80項に広告のことが記されていけど・・・。

そうもうひとつ、レースに関することで、JSAFからNational Judge のCERTIFICATION 写真入りのカードが届いていた。これもYさんのご手配。

昨日のblogもそうだったけど、ヨットレースの楽しみ方はいろいろ。今日のように突然現れるのもあるから面白い。おもわずRRSのページをひらいてしまうんだから・・・。

第7章レースの主催のページ。
主催団体の次には、レース委員会、プロテスト委員会、テクニカルい委員会
の組織規程が記されている。

2018年4月10日火曜日

アメリカズ・カップ年代記

田辺英蔵著の「日本人は海が嫌い」の付録にアメリカズ・カップ年代記がある。
そこに、NYYCからアメリカズ・カップに勝利したオーストラリアのアラン・ボンドがニューポートで「俺のカップはどこだ」と問い、未だNYYCであることがわかり「なに、俺に NYまで取りに来いというのか・・・、スワンビールで顔を洗って出直してこい」と云ったと記されている。

アラン・ボンドは当時のスワン醸造のオーナー、所在は西オーストラリア州。州都パースにあるロイヤル・パース・ヨットクラブにもNYYCと同様ア杯を留め置くアンカーボルトが用意されていたらしいが、肝心のカップはそこにはなく、オーストラリアの各地を転々としていたと。本の中の、ほんの一部の抜粋ゆえ、分かり辛いと思うが、 NYYC、RPYCの両者共に青天のへきれき・・・。
一方のデニス・コナーは自身が奪われたア杯を、4年後に自ら奪い返す。そのことが本にもなり、そのうちの1冊を田辺英蔵氏が翻訳なさっている。

そういえば愚生のセーリングパンツにデニス・コナーブランドがある。10数年愛用しているが、尻当てなど工夫がなされ、とても丈夫な一品である。勿論、前開きはボタン式であることは言うまでもない。
今日は天気がいい、然しあのメンテナンス最中の天候はなんだっただろう。メンテナンスの後遺症、右手に加えて左手も痛くなり、動作がままならない。

2018年4月9日月曜日

右手首痛

昨夜から右手首痛、となる。
まあ、鍛え方が足りないということか、経皮鎮痛消炎薬を塗って改善させるしかない。
車からメンテナンス用品入れのボックスを持ち帰るも、少々辛いものがあった。

昨日、トラブルになりかけた、ジンクリング用ホルセット(止めネジ)を購入した店に、それを持参する。色々チェックするとなんと、製品の六角レンチ部は正しかった。要は愚艇の道具箱に入っている2.5mm六角レンチがおかしいことになった。
週末、調べてみよう。

そういえば、昨日の夕日は美しかった。海上でみる夕日や朝日、それに、出でし月かも、もとても綺麗、そのまわりの空間を幻想的にする。

北太平洋の港のどこかで、何度か登場の月とヨット。
ルナとヨット・・・。

2018年4月8日日曜日

やっと・・・。

やっとメンテナンスを終えた、ルナ艇長もホッとしたなと。
今日は朝一番にペラクリン塗布を行い、ハルのワックス掛け工程をこなす。ただ時間切れで全部はできないけど大方の汚れを取ることができたのでよかった。このワックス掛け多分は2日は必要だろう。今回のメンテナスは合計4日間、うち荒天で1日ロスする。

ジンクリングでトラブルが発生する。
写真のようジンクにホルセットを施して電導うを良くするようにした。トラブルは、止めねじを締め付ける六角レンチのサイズ表記は2.5mmなっているのに実際は2.25mmで加工されていたのだ。たまたまハーバーにそのサイズのレンチがあったのでことなきを得る、まあ間一髪ってところだ。購入したホームセンターへ連絡すると、愚生の購入品以外は全て2.5mmになっているとのこと。まあ、困ったもんだ。

全てを終えてホームポートへ帰る頃は風は少し弱まっていたけど、それでも8m/secは吹いていた。それも南の風だから波悪くローリングしっぱなしで、パソコン画面を見ながらblogを書いているも、まだ揺れている。たかだか1時間ほどだけど、三半規管が発達しているんだろう、未だフラフラしている。まあ、夕食時に飲んだアルコールのせいも、少しはあるんだろう。

ホームポートに戻るには、ルナ艇長も愚艇もハーバーに車を置いておかねばならない。その車を取りにいくのに、Kさんがハーバーまでおくってくださる。今回も皆さんにお手伝いをいただき無事にメンテナンスを終えることができました。やっと・・・。

真ん中の穴が、新たにあけたもの。
タップを立てて、止めネジをねじ込む。 
タップハンドルはハーバーのをお借りする。
万力に半割れのジンクを挟んで、手前のドリルで穴あけをする。


2018年4月7日土曜日

今日も・・・

今日も朝から風が強く、海上も荒れ模様。まあ自然現象には勝てないと諦める。

寒い中、プロペラの処理を始めているとルナ艇長も来られた。
そうこうしてたら、ルナクルーのSさんが応援できてくださる。そのあと、Sくんも参加。
今日は塗り工程なのでとてもありがたい。Sさんは手慣れたもの。Sくんはローラーを使うのは初めてで、かつ、愚艇の船底は凹凸だらけで塗り辛いため、大変だったと思う。加えて気温低く寒い、それに雨みぞれで作業性は最悪。
二人方の応援がなかったら、明日も塗装工程 part2になっていただろうと、ルナ艇長とで話したところだ。Kさんも夕方のぞいてくれた。明日夕は我々を車で送ってくださる。

今回はお試し工程というかチャレンジがひとつある。それはプロペラ塗装で本来は古いペラクリンを全て除去、ピカピカにして新しいプライマー処理を行い、そのあと防汚塗料を塗布するのだが、写真のようにタッチアップにチャレンジしてみる。

メンテナンスプロのYさん、ルナ艇長、メーカーへ相談、で結果としてやることにした。
先日のSYHのMさんのお話もあってのことで、まあどうなるか。
メーカーはタッチアップの結果を是非教えて欲しいと云われたので、写真も提供するよと約束した。
船艇塗装も地元のプロの方は1回塗りで充分と云われている。ルナ艇長と来年はこれへもチャレンジしましょうかと・・・。

プロペラを掃除しているルナ艇長。
やはり先端は周速度が速いので剥離が目立つ。
プロペラ入流側
ダメージは先端部に集中する。
このクレーンにはロードセル(重量計)が付いている。
この設置には少々アドバイスを申し上げた。

2018年4月6日金曜日

今日の嵐は・・・。

嵐の中をヨットが曳航されハーバーに緊急入港した。
作業中に沖にみえてて、気になっていたヨットだった。ルナ艇長や他のセーラーとで舫の手伝いなどしながらうかがうと、エンジントラブルに見舞われ、VANに連絡して曳航してもらったとのこと。
スキッパーが、誰かエンジンに詳しい人はいないだろうかと云われたので、Yさんの作業場へ行って事情を説明してポンツーンに行って貰った。点検の結果、燃料ホースに不具合があったようだ。修理できてよかった。

坊勢を出港して海峡を越えホームポートに戻る途中のトラブルらしい。
シニアセーラー4人は艇名入りのお揃いヘリーの赤色ライジャケがなかなかお似合いだった。桜マーク・・・、このようなお洒落なライフジャケットはどうなのか。

さて今日の作業、
朝から船底を塗ろうとマスキングテープ貼る。一部塗料の剥離があったので、それを処理してシージェット013バインダーを塗布したところで雨が降り、風も吹きまくるので午後から作業は中止した。とてもじゃないが、無理。
昨日メンテナンスを終えホームポートへ戻られた艇長はよかったよかった。

そういえば日本周航のとき、小樽の裕次郎記念館でルナ艇長が、裕次郎のサインが刺繍されたデザインのキャップを買われた。セーラーとしての裕次郎ファンでもあるのだろう。
先日のNPO理事会で、それを被っておられたが、石原裕次郎と云えば、映画、嵐を呼ぶ男も有名。
そうか、今日の嵐は・・・。
明日はクルーのS君が手伝いに来てくれるようなので助かる。

2018年4月5日木曜日

メンテナンスデイズの始まり

今日から、メンテナンスデイズの始まり。
7時50分に舫を解く。
港を出ると風は北東で風速11m位あったが、波は立たないので回航は楽だった。KYH着は8時55分、予定通りの到着。

ルナは昨夕に回航してて、朝一番に上架。続いて愚艇となる。既にalbatrossのH艇長はメンテナンスを行っておられ、その進み具合には驚いた。夕方には、ハーバーを出港して、ホームポートに戻られた。まあ、早いのなんのって。Iさんが丁寧に青い海藻の汚れを丁寧に落としてくださり、本当に助かった。薄いメッシュたわしが効果あるようだ。

船底の付着物は少ない。大きな牡蠣のようなのが3個あっただけで、ジェット洗いを2回するとわずかに着いているフジツボも全て落ちた。
プロペラにも付着物は少なく、フジツボが付いてても指で直ぐ落ちる。パラクリンは結構効いているようなので、今年はタッチアップを試みてみようかと考えている。

帰り際にバインダーを50箇所位刷毛塗りする。それとジンクを外す。これがあまり欠損してなく皆さんのご意見をうかがう。プロペラシャフトはジンク取付部のみを200番のペーパーで磨く。今年は新品を付けておくつもりだ。

明日から天気がぐずつくとの予報、ルナ艇長或いは愚生のどちらから雨男・・・。
まあ、ゆっくりやろう、かい。

こんな調子・・・。
意外と貝は着いてなく、嬉しかった。

2018年4月4日水曜日

窓の外の風景

オフィスの窓から外を見ると航空機が着陸態勢を整え飛行場に向かうのがみえる。大型機は長い方の滑走路に進入し、プロペラ機は短い方へ着陸する。着陸態勢の航空機が滑走路に平行に進入しない。ってことは、横風を受けての着陸態勢、所謂クラブメソッドでの着陸かな。

自宅の窓からは桜の古木とその横のアメリカフーの大木がみえる。咋年冬、この大木は枝を落とされてしまい、今はもの悲しげにみえるが、然し、夏には再び枝を伸ばして、多くの葉を繁らせ、これ見よがしと・・・。愚生の好きな窓の外の木々である。

キャビンの窓からもいい風景を見ることができる。
勿論、それには各地の港へ出向いて係留する必要がある。そのキャビンの窓からみる風景は窓枠絵になる。
車窓からみる湾と海峡や灘、これらは変化に富む。
航空機の窓から眼下のヨットをみたときなどワクワクした。窓の外の風景は、どの乗り物からみても、とてもいい。

どこの空港だろうか・・・、
ああ羽田のジャケット式の飛行場かな。
何度か掲載したけど、いつ見てもいいショット。
以前、blog投稿の写真には、乗ってる飛行機の影が海面に映っていた。

2018年4月3日火曜日

生物反応・・・

今日は午前中用事を済ませ、お礼状のハガキを書く。普通のハガキにヨットレース模様の写真を印刷してみたら、なんか味わいのある1枚になった。

blogの写真は北海道瀬棚辺り、このセール展開からすると多分風速は12〜15m位あったのだろう。この前日までは30m位の風速で沈殿を強いられ、それが緩んだのをめがけて出航した。そんな感じである。波は無いように見えるが、そうでもない。

この地域の風、山を越えて吹く北東の冷湿な風を山背と呼んでている。この風、作物に冷害をもたらす厄介な自然現象。
先日から田辺英蔵さんの”日本人は海が嫌い”を読んでいると、このような気象条件もその要因のひとつかなとおもったりする。

その本に”生物反応ナシ”という題目のエッセイがある。自然に触れる生物は五感が働く。ただ、陸(おか)で過ごすのと、たとえ80数日でも海でのそれとは、また違ったものとおもう。この頃は、風にも、波にも、寒さにも慣れてきた頃で、ある程度五感は・・・。

少なくともホーム海域ではこのようなセイル展開で遊ぶこと、いや、スポーツを楽しむことはあまりない。
生物反応アリは、アウェイならばこそか・・・。

艇と陸の関係方向から、小樽折り返しの航行。ルナ艇長撮影の1枚。
セイルをはらむ風を厳密にみると山背の方位と少し違うような気もするが、
強い風は総じて山背・・・。

2018年4月2日月曜日

春爛漫の週はじめ

入学式に親子で出席するだろうか、娘と母の姿を多く見かける。出社途中の車中でblogを書き始めていると、隣の席にその中のお二人が座った。女子大の入学式だろう。新幹線駅では入社式に参加する集団を多く見かける。みんなすぐに判るスタイル。エレベーターの中で、今から入社です、と云われて、ああ、ここもそうかと・・・。桜が似合う。

小さな子供たちの入学式はもう少し先かな。その頃の桜は散りそめなんだろう。
そういえば、昨夕、ちびギャン達と夕食を済ませての帰りに、女の子とご両親が中学校の下見に来ていた。門をのぞいてる姿は少々不安げのようにもみえるが、希望に満ち溢れていること違いない。
春爛漫の週はじめ、多くの人たちが巣立っていく。

2018年4月1日日曜日

春の海を山頂から

見慣れた海苔網、今は収穫の最盛期であるのだろう。この周辺の海域で獲れる量は14億枚とか・・・、海苔の寸法は昔から変わらない、所謂、のり巻き、巻き寿司のサイズ。
今年は海苔の収穫量がひときわ多いと報じられていた。

ヨットの航行では、海面に敷きつめられている漁網には神経を使う。然し、電子簡易海図のニューペックが出来てから、その心配は殆どなくなった。
Kurenai & Luna で航海した北海道の沿岸は網だらけで、このニューペックがなかったら、とてもじゃないが航行できなかった。日本の海岸沿いはどこも同じだが、北の海は特に多いような気がする。

天気がいいのでその海岸沿いを10数分ドライブすると縦走登山口に着く。その公園で懐かしい酒田の名前を発見する。酒田の町のケルンの老バーテンダーのこと、海上保安官たちのことを想い出す。

ハイキングした頂上から眺める春の海は、とても静か、そして美しかった。ヨットが数艇遊んでいた。そのうちの1艇はお洒落なセーラーMさんかも知れないな・・・。

山形県酒田市本間美術館の名を見て懐かしく思う
春の海 終日 のたりのたりかな
蕪村の句碑
春の海を山頂から
ちょっと見づらいけど
海上の手前は海苔網
その向こうにヨットが のたりのたりと