2014年5月15日木曜日

お風呂のお話

今日は、小浜港~越前漁港に向かって、順調に進んでいます。南東の風が弱く機帆走です。波も静か、空はどんよりとした曇りで、時々、薄日も差しています。このまま、雨も降らずにと願っている次第です。

 3日前の5月12日()、ルナクルーのS氏と入れ替わりに、同じくルナクルーのK氏が参加されています。
 K氏が参加された日は、風も強く波も高く、さすがに「嵐を呼ぶ男」と異名を持つのがピッタリとした天気でした。

 しかし、その翌日の13日(火)は、打って変わっての晴れの天候に恵まれ、西から追い風で、ゆったりとした穏やかなセーリングを楽しみました。これでは、K氏を「嵐を呼ぶ男」と呼ぶのは失礼やなということで、嵐を鎮める or 嵐を追っ払う、イヤ「嵐を吹っ飛ばす男」にしようかと、ワイワイ・ガヤガヤと言いながらのセーリングでした。

 伊根に着くや否や、ルナ艇長は例のごとく風呂探し。伊根には、民宿も多く、昨日も風呂に入れなかったので、「今日こそは、風呂に入るゾ!」って感じで、電話をかけ始める。
ところが、1軒・2軒・・・5軒と電話するが、全て空振り。「こんなに多くの民宿があるのに、なんでや・・・」。いたしかたなく、風呂はあきらめ散歩に出ることにし、途中、商工会議所を見つけ、観光案内図をもらいながら、「こちら(伊根)には、風呂を入れてもらえる民宿はありませんか。」とたずねたが、「民宿は多くあるのですが、風呂だけと云う所はありませんネ。」と、つれない返事。

 その後、この日は久しぶりの外食をすることにし、店を訪ねる。お店の女将さんと世間話をしながら、ルナ艇長は「ここは、民宿が多くあるのに風呂を借りれるところはないのですね。」
と、またもや、風呂の話へと。女将さんから、「少し前までは、1軒だけあったのですが、その民宿は潰れました。船で来られるお客さんの皆さんが、風呂はないかと尋ねられます。帰りに寄られるのであれば、少し西の浅モ川漁港に行くと、温泉がありますよ。実は、私、そこの出身で」とのことで、連絡先等を教えていただく。ヨットに帰るや否や、ルナ艇長は、海図を取出し、浅モ川漁港を探し、「ここやな」と確認していました。

 その確認が済むと、明日のセーリングの予定の話となり、「明日は、確か風呂があったなぁ~。」と、ipadminiで小浜の風呂屋を検索してから、「Kさん、今から言う電話番号をホワイトボードに控えてか。」と、ここまで、徹底した、いや執念深い・・・。本当のお風呂のお話でした。

 外から、「雨が落ちてきたよ」と声がかかったので、この辺で。
 レシピは増えていませんので、よろしく。

特派員  k.I

臨場感ある、特派員便りです。
風呂への執念は尋常ではない(笑)
そのうち、風呂を作るのでは・・・、キャビンのどこかに。

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