2013年5月31日金曜日

ブリカマと艇長の鼻利き

 門司港から特派員便り
「門司港に入港後、遅い昼食を済ませ、早速、風呂(ルナ艇長が大好き)とスーパー等の確認のため周辺を散策。「確かこの道だよなぁ」と言いながら、ルナ艇長が先導。私は、ただ、ルナ艇長について行くだけ。少し不安になってきたのか、ルナ艇長「聞いてみようか。」と言う事で、早速私は、聞いてみたところ、「この道を少し歩いた所に、風呂はありますよう。」と言う返事。ルナ艇長も編集長にに負けず、記憶力のよさ。
 一度帰船し、「さて風呂へ行こうか。」ということで、風呂へ出かける途中、「居酒屋がありでぇ~」というルナ艇長。何でこんなに居酒屋が分かるのか、ルナ艇長の鼻がいいのか・・・と言うのも、周辺の散策時に、その店の前を歩いたにもかかわらず、そのときは見つけられなかったからです。
 入浴後、その店に直行。店の名前は「健太郎」。先ずは、ビールで乾杯し、おいしい刺身はと聞くと「関門だこがおいしいですよ。」と言う返事。ルナ艇長は「私らは、明石だこですよ。」と店のお嬢さんと会話がはずむ。
 私は、お2人の会話を聞きながら、見渡していると、「カマ」を発見。「このカマは、何ですか?」と聞くと「ブリカマですよ。」すかさず、注文してしまいました。心のなかでは、「枕崎で食べれなかったブリカマが食べれるゾ。」っという感じ。九州の最後の最後に「ブリカマ」が食べれました。写真 ヨットから見た関門橋」
Luna sailor k.I
 関門ダコにブリカマですか。ルナ艇長の鼻、よく利きますね。風呂といい、居酒屋といい・・・。
で、今頃はキャビンで焼酎、ウイスキー?門司港駅に行かれましたか?文化財指定駅ですよ。
門司港は九州の中枢機能だった時代・・・、鉄道も船舶もこの門司港を中心に動いていました。勿論、貿易もです。
 海峡の下には、海底トンネル。昔は鉄道連絡船が往復する海峡で、貨車が連絡船に乗る機能があった。アメリカでは、鉄道フェリーをカーフェリーと呼称していたとか。海底トンネルは、関門鉄道トンネル(新幹線と在来線)、関門人道トンネル、関門国道トンネルがあります。人道トンネルはエレベーターで地下へおりて、対岸の下関まで歩くことが出来ます。このトンネルは本来、パイロットトンネルで、本隧道を掘る為の試験トンネルだったとか・・・。
 時間があれば、下関まで散歩するもいいですね。対岸は対岸で美味しいものが沢山ありますよ。
何れにしても、九州を離れる時には、ルナは関門橋と海底トンネルの間をセーリングするわけですね。関門マーチスの無線を聴きながら・・・。


kurenai k.O
夜景もいいでしょうね。



ヨットルナ号#27レグ東門司

 #27レグは東門司。
「関門大橋すぐ近くの東門司港につき、港湾航空局が管理している桟橋に係留しました。桟橋の反対側には係留禁止の張り紙がありましたが、こちらにはなし。但し写真のようにヨットのお尻がかなり桟橋からはみ出てしまいます。」
Luna s.K
 ルナ艇長の文章、よくよく読むと、一休さんのとんち話と同じ。橋(端)を渡らず、真ん中を渡る・・・。多分、このポンツーンのような桟橋の写真に写ってない側に係留禁止の張り紙があるんでしょう。艇長、寡黙な人ですが、ユーモアセンスは十二分にありますからね。時々、それが行動にも出ます・・・艇を砂の上にのせて、傾けたりとかね。
 さて、今日は何を食し飲むのでしょうか・・・。この桟橋も2回目。また門司の街も既に何度も歩いているので、何でも知ってるでしょう。
kurenai k.O
なるほど、お尻はみ出してますね。





2013年5月30日木曜日

筑前大島お口ひと休み

 筑前大島より特派員便りです。
 「「生うに」と「いか」には、舌がこえましたよ。そことそこらへんのすし屋では、満足できないかも・・・今日は、特に何もありません。そこで、私が日ごろメモしたものを紹介します。
①呼子(離岸 5:55)~備前大島(着岸 13:25)
37.2マイルを丁度、7時間30分で航海。
②出港時は、曇り、小雨が一時パラツクが博多沖を通過する頃には薄日が差す。
まぁ、この程度のことを、メモしていまして、特派員報告時に活用している次第です。
昨日の夕食の続編もメモしていますが、次の機会にとっておきます。
写真は博多沖の鳥の群れ」 
Luna sailor k.I
 今日はお口もひと休みってとこのようです。でも、筑前大島もウニがとれる。6月は旬の時期のようです。そうそう、ウニと云えば、NHK朝ドラの「あまちゃん」、あれ面白いですね。
kurenai k.O

海面下には魚の群れでも・・・?

ヨットルナ号#26レグ筑前大島

 #26レグ筑前大島です。懐かしいところです。
「8・9日小豆島のミーティングに間に合うよう、帰途を急ぐ事にしました。今日は呼子を離れ予定していた福岡、マリノアを飛ばして筑前大島に着きました。ここは以前対馬に行った時にも寄港した所です。」
Luna k.O
 今日もウニとか・・・、ですか。特派員がどのような写真を送信してくるのやら。写真見ると、ストレスを感じるこの頃、食物の恨みは恐ろしい(笑)
 冗談さておき、まあ、地元の美味しいものをどっさりお食べ下さい、堪能してください。写真もどんどん送って下さい。それはそうと、お二人、このロングクルージングで相当口が奢ってきたとおもいますが、先日のソウダカツオをマグロ・・・って云うとこなんざー、洒落ですかい、なかなか粋ですね。
 さて、やっと小豆島のアンカーレッジを意識し始めたことは良いことです。
当日、シングルで行きますから、また国際VHF交信やりましょう。当方の無線機はメーカーのチェックを受けたので、調子いいとおもいますよ。天候次第でしょうが、明日、1レグ稼げれば、門司ですかね。焼きカレーが大変美味いとか・・・。私は食べたことありません。
 門司は第七管区海上保安庁横留めですか・・・。小安協の指導員旗、掲揚してたらどうですかね。
kurenai k.O
面白いことに、必ず1艇居ますね。呼子もその前も・・・。
男性ひとりみえますが、Iさんですかね。

2013年5月29日水曜日

呼子の活きイカ&生ウニ

 特派員から呼子の活きイカ&生ウニ便り。
 「「ソネ」ですか。いいですよね。私の若かりし頃とは、少し変わっていますが。
本日は、壱岐行きを取りやめ、呼子へ来ました。6月8・9日の合同クルージングに参加するには
苦渋の選択でした。昨日、ルナ艇長は、PCの前で呼子のグルメ情報調べに夢中。ルナ艇長が調べた情報を、私が電話で確認するありさま。
 呼子では、「いか」はどの店でも食べれるが、とにかく「うに」も食べるという店を調べ上げました。
 昼前に呼子に接岸し、夜に備えて簡単な昼食を船内で済ませ、自転車で呼子を散策。昨日調べた夕食の場所と「生うに」がある事を確認しました。定番どおり、温泉につかり5時45分に夕食場所へ到着。しかし、店の灯りが落ちているし、玄関には「準備中」の看板。
 「ナンヤテー」と2人とも顔を見合わせました。店の階段を上ろうとしたところ、店の関係者の方が「今日は、終わりましたよ。」のこと。再び「ナンヤテー」と絶句。丁度、その時、店から女将さんらしい方が出て来られ、その方も「今日は、終わりました。」とのこと。ここで負けたらアカンゾー。
 船で来て、何も食べるものがないんです。こんなに早く終わるとは、思ってもいませんでした。何でも良いので食べるものはありませんか。テイクアウトでもよろしいので、とにかく「イカの姿造りと生うに」を持って帰れるようにできませんか。・・・・(とにかく、必死)その女将さんらしき方が店に消えると、私ども2人もお上さんについて店の中へ。暫くすると、店に灯りがともる。店員さんが、「どこでもよろしいですよ。」。この一言にヤレヤレ。
 おいしい「いかの姿造り」と「生うに2船」を食べれました。写真はいか本家の店内、いかの姿造り、 生うに」
luna sailor kI
 壱岐は残念でしたね。でも、活きイカに新鮮な生ウニ、いいじゃないですか・・・。ありつけるまでが、大変だったようですね。平戸の紅蘭といい・・・。写真撮影にも力が入ってますね。今日は予算、完全オーバーですか。でもテーブルに酒類が見えませんね。肝休日?!そんなことはないですね、お二人に限って。ソネ、更に昔をご存知なんですね。あの手前にサテンドールもありますね。北野坂界隈はジャズスポット・・・。ルナもステレオアンプを交換したでしょ、キャビンでウイスキーに音楽をお楽しみ下さい。


kurenai k.O

生雲丹・・・
活きイカ姿つくり
これ、説明いらんでしょう・・・。
ルナ艇長と風呂の袋・・・







ヨットルナ号#25レグは呼子

 #25レグは呼子です。イカが有名・・・。
「6月8日の小豆島のミーティングを考えますと、あまりゆっくりもしていられないようです。壱岐はあきらめ呼子に着ております。活いか、生うにの詳細特派員がお知らせする事と思います。」
Luna s.K
 呼子はイカ焼売も美味いですよ。雲丹もありますか・・・。このブログを昨夜のtSさんが読むと安堵されるでしょう。呼子泊地、写真からして梅雨の様相ですね。
kurenai k.O
ガス灯のような街路灯がありますね。
ステップもあり安心ですね。干潮時は・・・。

北野坂ソネとバーボン

 tSさんのお誘いで、もうひとりのjSさんとで、県庁前から北野坂へ移動、ソネ(SONE)で一杯やることになり、地元セーラーのOさんも合流してのヨット談義。これ延々4時間近くも・・・。
 ソネはJAZZライブのレストランで歴史も古く、料理メニューもしっかりしてる、つまり美味いってことです。jSさんはこのお店の常連さんで、キープのジャックダニエルを頂く。ソーダで割ると、バーボンの香りが炭酸に包まれ、2度楽しみが味わえるので、この飲み方が好き。勿論、ヨットの話題ばかりではなく、世の中の多岐に亘る、あっち飛び、こっち飛びの話に。
まあキャビン夜話ですね。ソネの雰囲気もいいですから、お酒も入り饒舌になりましてね。
 夜話のひとつに、ヨットのキャビンは男の隠れ家かって・・・。要は、非日常生活を味わえるセーラー達の唯一の空間なんです、ヨットのキャビンは。音楽を聴くも良し、本を読むのも良し、小さな子供と犬を連れるも良し、風に吹かれて海原を漂い、小さな入江でアンカーを打ってやすむも良し、まあそんな話題。そうだ逃げ場って言葉も何度か出たような。
 もうひとつは神戸港にヨットを集めて、港神戸の活性化の一助にしてはどうかと・・・。貿易の拠点はアイランド地域に移動してるので、第三突堤やメリケン波止場あたりに1年に何度か周辺のヨットを集める。ヨットはセイルを揚げると、100トンクラスの船舶と同じような存在感が出るので、それが100、200艇と集まると・・・。そんなお節介プラン画策でしてね、行政からすると厄介プランかも・・・。
 山陽沿線や京阪神のセーラーに呼びかけ、有志を集結させると面白いねってことでして、実は前の懇親会テーブルでもAYCのGさん、SNYHのNさん達ともその話題。それが更にソネのテーブルで盛り上がったと云う訳でして・・・。
 気がつくとなんと22時過ぎ。ソネは今からって感ですが、今日のところはこの辺でソネをあとに。この話題は議事録に纏めることに相成りましたので、乞うご期待。

隠れ家のマイルスデイビス
このCDは5枚入、大体1960年代の録音です。
キャビンで聴く、なかなかいいんですよ。
所謂、モダンジャズの到来、その時期のそれですね。



平戸の二人、梅雨シャワー

 平戸からルナ艇長&Iさんから、平戸沈殿投稿
「入梅したとたん強い雨が降っています。今日は平戸で沈殿。強い雨のため散策も出来ずコインランドリーに行くのが精一杯でありました。写真もありません。社協より8月3日に10組程度の障害児の体験セーリングの希望がありました。こちらが8月31日又は9月1日と伝えたあとすぐに先方の希望日を言ってきた格好です。行事予定はありませんので良いかと思いますが返事は保留しています。総会が紛糾したとかーーどうなりました?」
Luna s.K

 「今日は、ルナ艇長から既にメールがあったと思いますが沈殿です。そのため、高砂港を出港以来、3回目のコインランドリーです。洗濯が終わったのが、丁度、12時過ぎ。洗濯している間に、下見をしていた編集長ご推薦の「紅蘭」に行ったところ、休みでした。皿うどんとちゃんぽんを1人前ずつ注文し・・・と期待していたのですが残念です。ところで、編集長は、若い頃のことだと思いますが、美味なお店の名前まで覚えていらっしゃる。ホトホト感心する次第です。しかたなく、これまたルナ艇長好みの観光協会のお姉さんが推薦される「紅蘭」前の「手打ちそば 富喜」で皿うどんと平戸ちゃんぽんを食べました。この平戸ちゃんぽんですが「あごの出し」で、非常にあっさり味でなかなかのものでした。その後は、雨・風とも強くなり、外出は控えました。あまりに風雨が強いため、ルナ艇長は、「今日の風呂は中止かなぁ」と言っていたのですが、風呂送迎用バスの帰りを考えると、16;30に乗る必要がありました。
 丁度、16時頃になると、ピタリと雨・風とも止み、薄日が射しはじめました。
ルナ艇長、「よし、行くゾ」と、いうことで、今日もすばらしい温泉に入れました。写真:平戸城」
Luna sailor k.I
 こちらも梅雨入りです。なんーだ、紅蘭の皿うどんとチャンポンを二人でシェア出来なかったですか・・・。ルナ艇長の折角の面白い言い回しの「お腹のなかで、チャンポン」の実践出来なく残念でしたね。さて総会、のっけから紛糾、初めて出席した小生としては、ェえーって感じでした。まあ、いろいろ意見交換が行われまして、その後の懇親会では平常、締めはユーモアある挨拶で終了。雨降って地固まるってところでしょか・・・。
「シャンシャン」終わるのではなく、意見を出し合う、質疑応答しっかりやる、そんな感じでした。
 それと来賓の方々には、キチンとご挨拶申し上げておきました。
懇親会のあと、Sさんに誘われ、もうひと方のSさんとで、北野坂のSONE(ジャズライブレストラン)で、バーボンを傾け、それこそ、4時間近く、ヨット談義、キャビン夜話・・・。Sさんのお友達のセーラーも合流され、楽しいひと時・・・。
 今日は兎に角、色々な方にお会いした刺激ある一日でした。キャビンと云ってもソネのそれですが、その夜話、談義、明日でもブログアップします。
kurenai k.O


天守閣に登りました?

夜もいいですね、夜、撮影するとこが粋ですね。



2013年5月27日月曜日

平戸への航海は大変・・・

 平戸から特派員便りです。
 「本日は、宇久島~平戸間の32.4マイルを9時間かけて航海しました。
9時間かかった原因は第一 は、宇久島から平戸島南端を過ぎるまで、約5時間かかったことです。向かい風の上、波も高くうねりも大きく、ルナ艇が右に左にローリング。朝食は、パンをかじり野菜ジュースで腹に流し込む状態でした。第二は、平戸大橋の潮が10時に転流し、13時頃の逆流が最高に達することを承知の上、平戸大橋を通過しようとしたことです。実は、潮待ちをする漁港を2人とも見過ごしてしまい、平戸大橋方面に近づいて、漁港を見過ごしたことが分かった次第です。
 5~6ノットで進んでいたところ、急に1ノット台の速度に落ちたのが、12時25分。暫くすると、0.5~0.6ノットに落ち、0.1ノットと表示されたのが5回。15分位、一向に景色が変わらない。
 たまに、東から吹く風があり、その時に1.5~1.7ノットに上がる。風を友達にし、13時2分にやっと平戸大橋を通過。我慢比べの航海でした。」
Luna sailor k.I
 大変な様子がうかがへます。平戸瀬戸は難所ですから、無事に越えられ良かったです。平戸観光、私にお任せ、といいたいとこですが、でも当時から随分変わったでしょう。歴史はかわりませんけどね・・・。
kurenai k.O


ヨットルナ号#24レグは平戸

 #24レグは平戸ですとルナ艇長より。「例の釣り上げた魚はそうだ!そうだかつおでした。kさんが以前屋久島に行く途中釣ったのを漁師に見せたところ漁師さんには相手にされなかった事を思い出しました。
 懐かしい平戸に入りました港の状況は以前より少し変わっていますが、町並みは同じです。
温泉につかり、観光センターの女性に薦められた居酒屋で夕食をしました。ここに来るまでのチョットした苦労話は特派員より報告があると思います。」
Luna s.K
 平戸は私にとっても懐かしいところ、まだ平戸大橋が架る前です。この波止場は田平との間をフェリー(ちいさな船)が平戸瀬戸を行き来してました。実際には、この波止場の横だったと思います・・・。
 平戸瀬戸に小さな島があります。黒子島かな、これを廻るカッター漕ぎ、結構大変でしたけど、想い出のひとつです。2艇でレースした記憶があります。カッターはクリンカービルト、トラディッショナルでセイルも付属されてました。
 そうだ、あご、トビウオを干したものを出汁にする、九州の雑煮、これもなかなか美味いですよ。
kurenai k.O

懐かしいところです。
ヨットでもそうですし、それ以外でも・・・。



焼酎 なかむら

友人Kさんからの焼酎が昨日届きました。

 「なかむら」はご承知の通り、霧島の焼酎で、それも最高級品です。嬉しい限りです。彼はこのブログを読んでくれてまして、ルナの焼酎巡りの記事から、送ってくれたのでしょう。
 濃い友人でして、私より歳下。ギターが上手く、収集家でもあるようです。確かサーフィンもやります・・・、そろそろヨットもやりましょう、Kさん、博多駐在クルーに登録しときますよ。
 写真、焼酎とライフジャケット。Kさんはお酒が強い。飲みすぎる人には、ライフジャケットが必需品。TYCにも同じイニシャルの方がいます、云わずと知れたルナ艇長。また、Iってイニシャルの方も・・・、このお二人もライフジャケット要ると思います。
kurenai k.O

この焼酎は凄い人気です。


2013年5月26日日曜日

ヨットルナ号お名前修正です

 #23レグ特派員便りです。
「先ず、5月25日に送りました、特派員報告の「訂正とお詫び」です。
昨日、お世話になった方のお名前を間違っていました。平に平にお詫び申しあげます。
間違い    →  訂正後
藤本氏    →  藤原氏
藤本センター  →  ふじやセンター
 大変申し訳ございませんが、訂正方よろしくお願いします。ところで、本日はTYC出港後、1ヶ月になります。また、s氏が明日でヨットをおりられます。そのため、一杯飲んででおります。
 私だけが、PCの前に座ってという事も無粋と思いますので、本日の特派員報告は、これでご勘弁ください。-- 」
Luna k.I
 お名前、修正のほど、お願い申し上げます。
kurenai k.O


#23は宇久島

 #23レグは宇久島とのルナ艇長メール。
[五島列島の最北端の宇久島(フィッシャリーナ宇久島)に着きました。私が持っている古い版の港湾案内ではマリーナ計画中と記入されていますが、出来上がってはいます。
 しかし写真のように閑散としています。町の中心部まで少し距離がありますしマリーナの管理者が現地に居ない。携帯電話で入港連絡したときに車で集金にやってくるわけです。陸電、給水施設もある立派なポンツーンですのにもったい!」
Luna s.K
 こちらは風も無く、出航せず。理由はもうひとつ、二日酔いのようでした。
昨日に引き続き仕事はいくつもこなしましたよ。
 両色灯の配線修理、アンカーロープ潮抜き、チャートテーブルの改造、フェンダーカバーの取付等などです。
kurenai k.O

立派な設備ですね。
利用度が低いとのこと。
ヨットには安心して係留出来る施設です。


ルナがナル島でツナ?食す

 #22レグ特派員報告です。写真にある魚はソウダカツオでしょう、多分。
「3泊4日の出島ワーフの旅は、観光と食事に満喫いたしました。
 出港後、グラバー園の丘を見上げると、空が朝日でうっすらと紅色に染まっていました。
s氏が再度参加しての初セーリングは、奈留島港を目指しての50,8マイルの航海でした。そのs氏が、奈留島港目前にして、「さば」を釣り上げました。(これには後で落ちがあります。)これで、着岸後のビールのつまみにと刺身を期待する訳です。
 奈留島港着岸後、ルナ艇長が事前に調べていた「藤本センターの社長」へ挨拶に参りました。が、社長が不在で、従業員の皆様が、「また社長、携帯忘れているわ。」とか、「あそこへ、電話して。」とかてんややんわ。こちらが恐縮してしまい、「待たせてもらいます。」と言っても、「はよ、どこどこへ電話し。」というありさま。・・・
 そうこうしていると、社長が車で戻られ、「何人でこられましたか。」ということで、先ず、「お茶を4本持ってきてくれ」と従業員に伝えるや、そのお茶をもらうなり、「車に乗って。」と言われ、車に乗せてもらい、仮系留置へと。
 仮系留置に着くや、向こうのポンツーへ移動したほうが良い、と言う事で、早速、移動を開始。やっと、係留を済ませ、ルナ艇長が挨拶と高砂からもってこられたお土産を渡されました。
 藤本社長の第一声が「ここは、ナル島ですよ。船名もナルに変えたら」と。・・・と言いながら、島案内を自家用車で1時間15分(藤本社長が経営されているスーパーでの購入時間も含めて)していただきました。本当に、親切にしていただき、感謝・感謝です。
 ヨットに戻り、喉も渇いていたので、s氏が釣り上げた「さばの刺身」で一杯。その刺身を見たところ、赤みでどうも「さば」らしくない。食べても、さばの味がしない。どうもおかしいとs氏に伝えると、s氏がパクリと一切れ食す。
 いわく「これ、まぐろやで。」「エ、まぐろ。そういえばまぐろの味や。」で3人が納得。この魚、何というのでしょうか。
 メールを送付しようとしたとこる、藤本社長が再び来られ、明日の航海はどうされますか。と言われ、航海ルート等の助言をいただく。本当に親切な方です。
(写真)釣り上げtたさば?、奈留島の江上教会、本日の夕食の刺身、夕食後の一杯用の酒。焼酎:旅館奥居 鹿児島県鹿児島市七ツ島1-1-17 三和酒造K.K
(芋焼酎で、鹿児島で作った焼酎を、旅館の名前にラベルを貼っているとのこと。)
Luna sailor k.I
 魚の名前はお魚くんに調べて貰う・・・、多分、ソウダカツオですよ。それと藤本さんって方は、ルナ艇長のお知り合い?セーラー知る人ぞ知る、面倒見の良い方?。
 今から、黒瀬ご夫婦を当艇に案内します。
kurenai k.O

???、鰹、ソウダ、かつお。
つまりソウダカツオでしょね。

江上教会

美味そうですね、本場ですからね。

いい酒類ですね、まあ、落水しない程度にお飲み下さい。






#22レグは五島奈留島

 「社協より広報誌に提示する関係で、日程だけでも早く決定したいようです。案通り返事しておきます。
 今日は、多少名残の残る出島を離れ五島列島、奈留島に到着しました。ここでもヨットマンにとって非常に有難い人物に会う事が出来ました。詳細は、特派員よりーーーー。」
Luna s.K
 社協の件など、クルージング中、お仕事お疲れ様です。今日は、我々(ブルースカイ艇長)も非日常生活、です。つまり、艇泊です。
 昨夜は深夜までキャビンでJAZZ談義でした。今朝は10時過ぎに朝食、その写真を送れば良かったとブルースカイ艇長、小生より、所詮、送っても、あちらのほうが美味いもの食ってますよ、と。
kurenai k.O

天主堂ですね、キリシタンの歴史・・・。

この泊地はいろいろ経緯があるような・・・。



2013年5月25日土曜日

花も団子も両刀楽しむ・・・

 今日はルナ艇長と特派員のIさんとの合同記事。陸路で有明海側へセーラー陸遊び。島原具雑煮、雲仙つつじと、いつもよう温泉を楽しまれたようです。花も団子も両刀楽しむ・・・。
 「万灯祭の打ち合わせ会議・・・、ガールスカウト以外に障害児童の体験セーリングに関し、社協から連絡ありました・・・。
 今日は一日レンタカーで、島原、雲仙の観光をしました。昼は具雑煮、夜は長崎ちゃんぽん(勿論、四海楼)でした。両方うまかった。詳しくは特派員が報告すると思います。」
Luna s.K
 「今日で、出島3日目です。レンターカーを借りて、s氏運転による島原と雲仙を観光してきました。
島原まで、2時間弱。島原城・武家屋敷跡・鯉の泳ぐまち・湧水庭園四明荘を散策。その後、元祖姫松屋で、「具雑煮」と「かんざらし」をいただきました。
 具雑煮:山芋・ゴボウ・レンコン・百菜・椎茸・鶏肉・蒲鉾・焼きあなご・卵焼き・春菊・もち(小さなかわいらしいもち7個)等10種類の具がふんだんに雑煮使われている。
 かんざらし:島原の冷たい湧き水で適度に冷やした白玉に、砂糖・蜂蜜等を使ったシロップをかけて食べる島原の素朴なおやつ。クーラーの適当に効いた部屋で食べた具雑煮は、なかなかのもので、その後の冷たいかんざらしで、お口直しっていうところでした。昼食時間も含めての約3時間の散策を楽しみました。
 その後、一路、雲仙へ。仁田峠途中の第二展望台から見る普賢岳横の平成新山が眼の前に見えました。また、仁田峠のつつじが満開に咲いており、それは、見事のものでした。
 仁田峠を下り、温泉地獄をめぐり、定番の温泉につかり、今日の疲れを癒した後、長崎に戻り編集長の推薦の四海楼の「ちゃんぽん」をいただき、本日は終了。
このちゃんぽん、美味ですが私には量が多く、現在、胃もたれがしています。」
Luna sailor k.I
 セーラー陸遊び、今日も東九州を堪能されたようです。昼も夜も、美味いものづくしのようですね。長崎、いいでしょ。
kurenai k.O

島原城
島原武家屋敷
具雑煮、これどうもサンプル品では・・・
普賢岳横平成新山
雲仙つつじ、今が満開
雲仙温泉

 

2013年5月23日木曜日

長崎ブラブラ

 長崎ブラブラ。
今日は、長崎の市内観光をしました。12時からの半日コースの定期刊行バスで、原爆資料館 ・平和公園 ・出島 ・孔子廟 ・大浦天主堂 ・グラバー邸の長崎市内の代表的な観光地巡りで、私は何十年振りの訪れでした。
 せわしい観光地巡りでしたが、バスガイドさんの話によると、長崎って山に囲まれて4km内に主な観光地があるとの説明でした。次に訪れた時は、市電に乗り、ゆっくりと訪れたいと、思います。
 我々3人は、最後のグラバー邸でバスを降り、ゆっくりとグラバー邸を散策し、オランダ坂を上り、汗をかいた後、たまたま見つけた孔子廟横にある風呂で、疲れを取りました。
 その後、出島ヨットハーバーに戻り、ハーバー前にある店で、心地よい風と沈む夕日を見ながら一杯@250円のビール(店員さんに聞くと、発泡酒とのこと)で、乾いた喉を潤しました。今日は、これでおしまいです。
 今、「余市」のロックをチビチビいただきながら、明日、レンターカーで観光する島原と雲仙の観光について話が盛り上がっています。(出島:3泊4日、明日は四海楼で、長崎ちゃんぽんを食します。)よって、本日の焼酎はありません。<写真>・大浦天主堂 ・グラバー邸 ・グラバー邸から見た出島ヨットハーバー」
Luna sailor k.I
明日は雲仙、島原、車旅・・・ですか。ズーッと昔、雲仙を自転車で。
長崎、神戸は海と山が一連となってますよね、長崎はその感覚が狭いから急な坂道がいきなりありますよね、生活道を散歩すると、街をもっと知ることになります。まあ、次のレグがあるから、そこは無理でしょう。
kurenai k.O
大浦天主堂ですね。
グラバー邸ですね。
丘の上に佇む邸宅、いいデザインです。
出島の手前、観光バス駐車場でしょうか。
バックに見える、やまの上に龍馬さんの像があるんです。



CKB&FMB

 CKB crazy ken band 。
男の滑走路って曲、いつだったか、ANAで流してまして、横山剣さんって人を知ったのはその頃だったかな、トークをする番組だったんで・・・。
 彼は40歳前後まで港湾事業のサラリーマンをやりながら音楽活動やってたこととか、紅白を断った理由などなど、そのあと知りまして。曲も生きざまも、イイねーッ。
「ま、いいや」って曲もいい。
 もうひとつ、FMB funky monkey babys。
彼らもいいね、引き際、あの潔さっていいますかね、普通ではやらないでしょう。曲、勿論、好きです。風の詩がでてくる一節に、「強靭な向かい風を、背で受けとめ追い風に・・・」と。あらゆる年齢階層のファンがいる筈です。そういえば、昔、キャロルの曲に、・・・ファンキーモンキーベイビーって詩、あったような。sないけどね。とくに最近よく、CKBとFMBをipodからYouTubeにアクセスして聴いたり見たりです。
 共通するところ、3つの単語を組み合わせたバンド名。この投稿、ヨットと何か関わる?、多分、何も・・・。でもいいバンドやねッ。
kurenai k.O

護衛艦くらまに追い越され


 「おはようございます。ケタタマシイ音を出して走り去るバイクの音、遠くから聞こえる救急車の音。今までとは違う朝の音で目が覚めました。やはり、市街地近くのハーバーは、朝の音まで違います。
 昨日は、特派員報告をせずに申し訳ございません。野母港を出向後の30分過ぎ、左手に異様な姿の軍艦島が現れました。
 一路、伊王島を目指し、行きかう船は、船体に「軍艦島ツアー」と記された観光船が、2隻・3隻。伊王島到着後は、「牛込教会」を散策し、昼食を早々と済ませ、出島へ向かう。長崎港に入るや、後方から「軍艦島?」。
 ルナ艇長は、「軍艦島過ぎて、軍艦(船名:くらま)が来た。」って、軽い冗談を言いながら無事、出島YTHに着。施設の使用説明を受け、慌ててコインランドリーへ。
 今日は、久しぶりに、5月3日?の朝、貴重な・たくさんの電気製品を入れたセカンドバッグを「ドボーン」したs氏が、再度、来られる予定。このs氏は、TYCでは、「雨男」呼ばれている方で、5月27日までの参加予定。
 天気も気になりますが、何かまた珍事が起こりそうな予感(それとも期待)。以後の報告をご期待ください。s氏とも無事合流後、入浴を済ませ、市電に乗り、長崎新地中華街へ繰り出し、久しぶりにs氏を囲み中華料理を堪能しました。私は多いに食べ過ぎがたたり、腹の調子が悪くなってしまいました・・・。
 s氏が持参してくれた「余市」のロックウィスキーを片手に、ルナ艇長は久しぶりのs氏と「明日はどこへ行こうか。」等々、話がはずんでいました。私は、2人の話の輪には入れず、ただただ、横たわり2人の話を聞いているだけ・・・って訳で、昨夜の特派員報告ができませんでした。
 追伸:
①長崎サンセットマリーナ」では、ブログで来訪者の写真を掲載しているのこと。勿論、写真は撮っていただきましたので、ご確認願います。
②野母港の焼酎は、予定していた店が、予約で一杯。近くに居酒屋もなく、仕方なく、近くの店で買った刺身等で船上での夕食。ブルースカイ艇長の差し入れの「瑞泉」と残っていた「さつま木挽」でした。
③ちなみに、昨夜(5月23日)はビールとウィスキーのみで、焼酎はありません。
写真:牛込教会と「くらま」」
Luna sailor k.I
 ルナ艇長から、出島は最良の泊地とメールを貰いましたが、街中ですからね。利便性と静寂さはトレードオフですか。くらまと国際VHFで交信しなかったのでしょうか・・・。何かの理由を以て、交信すればよかったですね。
 長崎はいいとこでしょ。九州で交易の歴史が最も古いところです、云ってしまえば日本で一番古い。それだけに隅々に異国情緒漂うところが沢山あります。長崎の街、路面電車を楽しむのもひとつです。バッテン長崎をご堪能ください。地元の酒?あまり聞きませんね。葡萄酒ですかね、それも輸入もの。
kurenai k.O


牛込教会の建物に加え、石畳もいいですね。
長崎・・・ですね。
護衛艦「くらま」は修理かなにかの寄港でしょうか。
定係地は佐世保。
「くらま」は以前、関門海峡で韓国のタンカーに衝突されましたよね。
その時、三菱長船で修理したのでは・・・。




#21レグは出島

 #21レグは伊王島経由の出島です。
「今日は全行程を直行すれば10数マイルです。伊王島立ち寄り散策後昼食14時00分に長崎、出島着。途中軍艦島を横に見ましたが、長崎港に入ってから自衛官”くらま”に至近距離で追い抜かされました。
 出島のハーバーは我々にとっては非常に便利なところです。そんなことがあってか、姫路の木場YHの船が1隻こちらに移ってきているようです。」
 写真は①伊王島②出島③出島ハーバーの夜 落水予防?イルミネーションあり
Luna s.K
 長崎については、前稿タイトルの亀山社中in Nagasakiに少し記しました。
出島ワーフもいいところのようです。くらまと国際VHFで交信したのでしょうか・・・。
kurenai k.O

伊王島
出島
イルミネーションの出島
出島ハーバーの夜 落水予防?イルミネーションあり。




2013年5月22日水曜日

亀山社中in Nagasaki

 出島に舫いを取ったでしょう、ルナは。
錦江湾といい、長崎港といい、今年のレナは海と陸の狭間をクルージングde、近代史を辿る航海であるかも知れませんne。長崎は、神戸、横浜、函館などと共に、港町ブランドなんですよね。このブランド力は何か・・・、それは歴史が伴うからでしょうし、なんと云っても異国を感じさせますね。外国人が好む、山や丘と海が繋がってるからか・・・。
 龍馬さんはこの地に立ち寄り、経済活動の拠点にしようとしたわけで・・・。三菱グループのひとつ三菱長船がその面影でしょうか。一方で、亀山社中跡や、グラバー邸、丸山の料理屋など龍馬さんに直結したものも数多くありますね。
 そう云えば、小高い丘に龍馬像がありまして、それこそ急な生活道を登り詰めると、腕を組み遠くを見据える彼に会うことが出来ますよ。眼下は長崎の街。
 その途中には、めがね橋があったりも。中島川の辺、石橋群の上流には、美味いカステラを作る老舗もあります。
 坂本龍馬さん、亀山社中の機帆船で船出し、夢と現実をいききしつつ、日本郵船、三菱重工などの礎を築く。今でも三菱グループの社員教育では、岩崎弥太郎さんはもとより、龍馬さん迄、語らうとか・・・。
 長崎は、神戸、横浜、函館より古港。今夜のルナはその出島に舫いをとってます。
kurenai k.O

丘の頂上に居る龍馬さん。
はやり遥か彼方をみています。

丁度、この日、長崎は今日も雨ーだった。



ヨットルナ号エンジントラブル修正

 昨日のエンジントラブルについて、修正です。
エンジンを止めることは出来たが、かけることが出来なかった由。
 つまり、エンジンを止める燃料カットのラウンドバーに問題があったわけです。このバー(ピアノ線と同類の鋼線)は、ビニール系のスリーブに囲われてまして、スリーブは固定され内部のバーだけがレバーで動く仕掛けですが、それが、スリーブと同時に動くようです。補修はしたようですが、接着が上手くいかない。
 前記事のコメントで、クラッチワイヤーの交換をする予定と書きましたが、まさに、この部品を交換しようと試みたが、チョット複雑な形状だったので、まあ、いいかって感じで、簡単な補修をやっといた、その反動だったようです。
 大河ドラマの一節、「ならぬことはなりませぬ」では、ありませんが、なにごともキチンと始末しておかないと、ならない。その同義教訓ですね。今は、エンジン側で燃料カットレバーを操作しているとのことです。点検蓋が側面にあるので、そこを開けて操作してるんでしょう。航行には、全く問題ない状態です。写真は「ホンダワラ巻き込み後外し作業処理孔兼スクリュー点検孔」長い名前・・・。
 今後の予定は、出島から、五島列島へ向かい、九十九島の何処かへ立ち寄り、平戸、唐津へと・・・。そうそう、sailor Iさんの料理は大したもんや、とルナ艇長、誉めてました。ひょっとして調理師免許持ってるんではと、申したところです。
 確かsailor Iさん、料理を習いに行きたいと云ってたような・・・。まあ、この風の旅人お二方は自己顕示欲の低いお人柄ですから。

ほんだわらを巻き込んでも、なんのその・・・。
この孔から、チョッキンちょっきんとハサミで切ってしまいます。
この改造後は、ホンダワラに向かって舵をきってるんでは・・・。

特派員便りに酒銘柄がない

 #20レグの特派員便り
「どんよりと、雲が立ち込め、景色は今一。出港後、振り返って見ると、小浜港からゆらゆらと7本の湯煙が上がっていました。漂流は、突然起きました。8時10分頃、ルナ艇長「また、ホンダワラが絡みついたなぁ~。」と。例の穴を除くと、的中。エンジンを停止しようとしたところ、「デコンプが戻らない。」と言って、暫く考えて、「こりゃ、漂流状態になってしもうたは。」と平然とした様子。
 エンジンのことについて、何の知識もない無知な私は、「デコンプってなんやねん。」って感じでしたが、「漂流状態になってしもうたは。」と聞いたとき、「何!!漂流状態。どないなんねん。」と心穏やかではなかった。
 ルナ艇長は、暫く考えて、エンジンルームを開けて、点検を開始する。暫くして、工具箱を片手に上がって来てエンジスイッチ等が収納されているコンソールを開けて「デコポンの応急修理」を終え、再び、エンジンルームへ。
 何もすることのない私は、コンソールを持っているだけ。暫くすると、デコポンのスイッチが動いたので、ルナ艇長へ「動きましたよ。」と伝えた。ルナ艇長は「動いたか。」と平然とした様子。この間、8時25分までの15分間の漂流状態のお話。・・・終わり。
 野母港に13時過ぎに着き、遅い昼食を船上で済ませ、自転車で野母港を散策。夕食を食べさせてくれるところはないかなぁと。
 その後、「野母崎海の健康村の温泉」へ行きました。自転車で15分ぐらい。立派な建物で、温泉も広くなかなかの湯。そういえば、毎日温泉三昧。こんなこと、毎日しとってええやろか・・・。
 このレストランで、「のもん鯵 3,400円」を見つけ、受付嬢に聞くと、25cm・300g以上の鯵の刺身ですという返事。関アジと同じブランド品らしい。
編集長:漂流の箇所、ルナ艇長へ添削をお願いしようと思っていたのですが、ルナ艇長は寝てしまいました。おかしいところは、修正願います。添付写真は、「野母崎海の健康村の温泉」の入浴後。
Luna sailor k.I
 そうですか、温泉三昧、「おはらしょうすけさん」的毎日ですかね。朝寝朝酒朝湯が大好きで♪
でも朝寝も朝湯もないか、しかし、朝酒はありそうな・・・。amビールは11時以降としていたリミットも、昨今、1時間早めたとか・・・。今日の記事には飲酒の箇所がない、何故か・・・。そうか、チャリだから、酒は飲めない・・・。(チャリとはチャリンコ、つまり自転車のこと)
 お堅いsailor Iさんですからね。よって、タイトルは「特派員便りに酒銘柄がない」です。
 さてさて、午前中のエンジントラブル、大変でしたね。橘湾と言えど、そのあたりは東シナ海ですから、対馬海流に乗ってしまうと・・・。まあ、そんなことはありませんね(笑)。いや失礼、笑っちゃいけませんですね。状況把握が出来ませんが、燃料カットのワイヤーが外れた?ヨットに乗ってて、エンジントラブルに見舞われると、確かに慌てます、でもよくよく考えるとセイルがありますから、まあ、なんとかなるわけでして。先日も、アルバトロスがエンジントラブルで泊地にセイルで着岸したと・・・。
 でも知らない場所では不安になりますよね。いよいよとなれば国際VHFがありますから、お上にお願いすることも可ですが、そうそう出来ませんからね。
 よくよく考えると、エンジンが止まらないのは、果たしてエンジントラブルかなどと理屈を云ってみても、確かにエンジントラブルですね。で、更に考えると、エンジン、かからないより、止まらないほうが、まだいいように思いますが・・・。いや、これも問題発言!でしたね、失礼、失礼。
 のもん鯵、コレ美味いでしょ。博多などで食すことがあります。どこでも、これは関あじより美味いといいます。脂が乗っていて・・・、今が旬でしょ。
 出島に着岸したら、グラバーさんのお宅の麓、大浦天主堂下に、「大きくなった中華料理屋」があります。そこのチャンポンは話のネタに食すといいですよ。私は並ぶのが嫌で食べてません。お店がでかくなる前に食べたような記憶があるような・・・、定かではありません。
 あと、蒲鉾、これも絶品のお店があります、確か中華街にもあったような。からすみも名物。皿うどんも美味い、カステラなどなど、うまいものだらけの長崎です。龍馬さんご用達のお店も・・・。
 では暫くは、古くからの交易の地、長崎をお楽しみ下さい。


kurenai k.O

いろいろ見つけますね。

風呂上りって顔ですね。
今から、アルコール場で沈殿ですか・・・。





ヨットルナ号#20レグは野母港

 #20レグは野母港、橘湾口を横断するレグ。
「小浜を離れ野母に向かう途中ちょっとしたトラブルが発生しました。橘湾一帯、ほんだわらの浮遊が多くうっかりぺらに巻きつけました。あわてることなく除去作業にかかりましたが、エンジンストップのための燃料カットレバー不調のためエンジンの再稼動が出来なくなりました。
 風もなくしばらくは漂流状態になりましたが応急処置で稼動可能になりました。特派員は非常に心配顔でした。
 明日は、伊王島経由出島に入る予定です。そこで再度S氏が乗り込んで来る事になりました。にぎやかになります。」
Luna s.K
 ルナにはほんだわらを取り除く仕掛けがあるので、スクリューに絡んでもコックピットから除去出来ます。出航前に、クラッチにワイヤー?を交換する予定でしたが、点検後、まだ使えるとのことでした。燃料カットもワイヤー構造ですから、そこに何かトラブルがあったのでしょうか・・・。
 まあ、野母へ安着、よかったですね。このあとの特派員の記事が楽しみです。
kurenai k.O


野母港の安着。

係留に丁度よいビットがありますね。

2013年5月21日火曜日

地元スーパーと温泉巡り

 ルナの今回の九州周遊クルージングに際して、ルナ艇長に出発前と言いますか、クルージング計画時に申し上げたことが三つあります。ひとつは温泉巡り、もうひとつはスーパーマーケットで地元産品を見て、美味しそうなモノは買う。
 それに、ゆっくりと巡る。一箇所に数日留まって、そこを起点に九州内陸へ移動するのもひとつです、と。内陸移動はヨットでは無理ですけど・・・。
 私はロングクルージングを最初から終わりまでを経験してませんが、途中途中で乗船させて頂くことなどありまして、ずっと以前のことですが、大王崎を越えて伊勢志摩へのクルージングの数レグに参加させて貰った時のことです。伊勢神宮に参拝、その帰り道、伊勢うどんを食べまして、更にその帰り道でスーパーに立ち寄り、食材購入の際に、伊勢うどんも購入、勿論出汁付きです。それを翌日の昼食時でキャビンでサーッと作り食べました。乗組員、全員、好評でした。
 土地土地の産品をその土地のスーパーマーケットで求める、そこで暮らす人々の食生活を垣間見て、味わう。香辛料などは土産にもなります。それに地元品は物流費?がかからない分、安価。
 居酒屋料理をsailor Iさんが再現しているとか、地元食材に目を向けておらっしゃる・・・。
 一方の温泉もその土地土地のもので、他に類がありませんから、これも当然、その土地で楽しむべしです。九州は海岸線に温泉が点在しています。特に熊本から長崎にかけては、そうですね。
 昨日の泊地、小浜港、小浜温泉もそのひとつです。さて、風の旅人ご両人、雲仙へ足を伸ばすか・・・、いや五島へ向くか・・・。島原もいいですよ。まあお楽しみくだされませ。地元スーパーの食品売り場、国内も海外も、結構面白い穴場。
kurenai k.O


2013年5月20日月曜日

ヨットルナ号#19レグは小浜港

 #19レグは小浜港です。勿論、温泉地です。
 「編集長(風の旅人 3番手様)朝は、どんよりとした曇り空。8時頃には晴れ、昨日の雨で洗われたのか、風景もスッキリと見え、すがすがしいです。が少しすると暑くなってきました。s氏からも電話連絡いただいていたのですが、イルカの群れに会えるのかと思い、カメラを手にシャッター・チャンスをうかがっていたのですが、イルカが群がっているという海域と違うのか、残念ながらイルカは眼には入ってきませんでした。
 おそらく、当初予定の野母港へ向かっていたら、イルカと遭遇していたのでは・・・。10時50分に、小浜港へ着き、船内で昼食を済ませ、いつものようにルナ艇長が調べた観光協会へ一目散。
 周辺のマップをもらい、観光地の説明を受け、いつものように、①24時間使えるトイレ②水の補給場所③風呂(今日は、温泉地であるため、どの風呂にしようかなぁ~って、贅沢な悩み)④スーパーとコンビニの場所⑤食事(居酒屋)を確認。
 軽油の補給が必要な場合は、ガソリンスタンドの場所も。先ずは、風呂を3箇所ほど周り、途中で、スーパーがあったので、食材を補給。
 一旦、ヨットに帰り、食材を置いて、トイレと食事場所を確認した後で、散策に出かけました。
散策後、水の補給を済ませ、風呂へ行くにも早すぎるため、今日は、先に報告します。今日の焼酎の銘柄は、明日にでも報告します。ルナ艇長がこの地の酒屋さんに聞いた話ですと
当地の焼酎はなく、日本酒であればあるとのこと。今日は、何を飲もうかな。先ずは、風呂上りの
ビールでしょう。
 (参考)写真38・37:日本一長い足湯(105m)、40:上の川湧水(清らかな水を求めて町内外から多くの人が訪れるとパンフにあり。)、41:炭酸泉(鉄分と炭酸分を多く含み、通称、炭酸泉と呼ばれている。
 周辺に105℃近くの源泉たくさんある中にあって、ここだけが冷泉という、不思議な場所とパンフにあり。」
Luna sailor k.I
 小浜温泉は確か海岸沿いにある温泉地ですよね。オバマ・スプリング?!泊地はポンツーンとのことですが、その写真がありません。また、配信されるでしょう。
 九州の酒文化って大げさなことを申すようですが、推測するに、南九州は焼酎、その島々は泡盛、中九州はそれに日本酒が加わり、北九州では日本酒に焼酎が加わる。文化っていいますか、気候ですよね。漂う空気と土から生まれる、天からの贈りもの・・・。
製造原材料は、北は筑前、筑後の米、中は大分の麦、南は薩摩の芋、南の島はサトウキビ、このような分類ですね。
 まあ、風の旅人お二方は、ビール、焼酎、日本酒、ウイスキー、なんでもごじゃれ、ですから・・・。今日もハヨから温泉浸かり、地産物食し飲んで、英気を養いですか。
 いったい、ぜんたいどこまで英気を養うのやら。こちら?、そう仕事ですよ。まあ、それはそれで・・・。
kurenai k.O

解説の通り、長い長い足湯場。
でも誰も居ない。
長い長い長い足湯・・・。
鉄分でしょうか、茶色にみえます。
解説の通りです。(どちらかが湧水)
解説の通りです。(どちからが炭酸泉・・・)

エスプレッソコーヒー

 キャビンでエスプレッソコーヒーって云うと・・・。要はこんな機械は誰も使わないとのことで、艇に持ち込んだ経緯。昨今、この種の機械といいますか、家電・・・、だいたい中国製ですが、これはイタリア製なんです。多分この機種の最後のイタリア製ではないでしょうか。
 もう随分まえのことで、通販で見つけましてね、いつも通り、当然悩んで、当然安く購入したものです。これ以外の色は全て中国製でして、この紫茶色のような色のみイタリア製、だからなんだ、ですが・・・、やはり発祥の地ですからね、拘わりたくて。メーカーはデロンギです。
 今の仮泊地は電源、つまり陸電がありませんから、ギャレーに鎮座ましましています。陸電があってもそんなに活躍はしてませんでしたが、電源が無いとなると使いたくなる。
 ポット式ですから、紙に圧縮された原材料(エスプレッソコーヒー粉)を挟んで、小型のボイラーから蒸気を送り込む。私は飲むのも好きですが、操作のプロセスが好きなんです。レバーをねじるとか、バルブを回して蒸気を噴出させるとかね。なんかプロみたいになるのですよ、一瞬。
 あの世界的コーヒーチェーン店の、えーっと思い出せないんだなー、この瞬間。要は、そのお店の人みたいに、なれるんです。
 kurenai くれない丸に来艇された方が飲まれることもあります。そのひとり、コーヒー好きのルナ艇長は2杯飲みます。ルナ艇長、自宅にはこの機械よりもっと小型高性能なものを持ってます、確かネッスル社製かな。それこそカセットポット(アルミ製)を銃弾のように溝に入れて、コーヒーを抽出するやつでして、カセットのコーヒー種別を変えるとなんでも出来る、そんなマシンです。
 そうだ、エスプレッソマシンっていいますね、やっぱり機械でいいんだ。それもデロンギですよ、この種のものは。


ああー思い出した、スターバックスコーヒーだ。それとの味比較?!、そりゃ・・・云わぬが花。
デロンギのエスプレッソマシンです。
原材料、illyのポット以外、最近は色々なメーカーがありますね。


白玉の露&天使の分け前

 本渡で雨の休日を過ごしたようです。
 「今日は、朝から雨のため、沈殿です。ルナ艇長は、今後の行き先の再検討。私は、溜まっていた資料の整理。何やかんやで、時間が過ぎ、気がつけば昼になっていました。
 昼食は、昨夜、「季なり」さんでいただいた「焼きとろろ」に挑戦しました。たまたま、山イモを買っていたので、キャベツを軽くいため、山イモを流し、焼いたのですが何か違う。ルナ艇長は、何も文句を言わず完食されました。(今日も行ったら、レシピを教えてもらいます。)風呂に入り、「季なり」に直行。生ビールで、のどを潤す。ウメェー。ところで、3日お世話になった、「季なり」の写真を送ります。マスターには、プログに掲載する旨、了解を得ています。
 本当に、ゆっくりとくつろげます。BGMは、マスター好みの南国(ハワイアンでもなし)の曲が流れ、時の流れが忘れられます。
本日の焼酎:先ずは、「森伊蔵」のオンザロック。
白玉の露 25℃ @530円:白玉醸造合名会社 鹿児島県肝属郡錦江町城元618-6(「魔王」と一緒の酒造会社とのこと)
 ルナ艇長の今日の一言:「森伊蔵」を飲んだ後、「やはりまろやかで、奥深い」とのこと。
その後、マスターから、「長期貯蔵熟成酒 天使の分け前」をいただきました。
熊本県上益城郡 山都町浜町62-1 tel:0967-72-0003
 この焼酎が36℃。喉に・腹に染み渡る。これはヤバイ。頭に「落水」がよぎる。勘定を済ませ、マスターと一緒の写真を撮り、一目さんに帰る。
 写真の説明:暇だったため、運河にかかる目視による上下する橋まで行ってきました。これも、「季なり」のマスターにお聞きし、道順などの案内を受けて、行った次第です。係留場所から、徒歩10分、橋を渡るのに2~3分でした。
 ルナ艇長は、水の補給・陸電のお礼として、持参していた「ジョウと姥」、高砂のお酒を、「季なり」のマスターに渡されていました。」
Luna sailor k.I
 特派員便りはリアルな記事ですから、臨場感を醸し出す文章ですね。
白玉の露ですか、今日は。それに天使の分け前・・・、オーク樽で寝かしてしている香りの良い焼酎でしょ、熊本の銘品ですね。36度、これは喉越しいいでしょう。足を取られますから、落水・・・。あってはならないことですが、何故か起きる。またそれを繰り返す、人はなかなか性根がないですからね。メガネの予備は持参されてますか?3度も落ちる方が身近におらっしゃる・・・。
 明日は伊王島では?いよいよ、長崎。それとも再沈殿、艇長用語の欠航で森伊蔵&天使の分け前に白玉の露・・・。
 わたしは、昨日のkurenaiのアンカー抜錨で腰痛くて・・・。アンカー重量の重さに加え、マッドに埋まりこんでましてね、重いのなんのって、抜くのに大変でした。みなさんにお世話になりました。
 ルナのハイテンシルアンカーはヒラヒラですから、片手でヒョイですね。
kurenai k.O

上下稼動橋ですね、ルナはこれをクグルったんですよね。
この橋は上下稼働橋と並行にある橋ですね。
海図に出ています。
これが本渡瀬戸ですか・・・。
季なりのマスターとルナ乗組員・・・。