2018年6月30日土曜日

バルクヘッドの加工

先日来のエンジンスイッチの増設の最終工程である、バルクヘッドへの取り付けをする。
要は大きな孔、穴をあける訳である。愚生としては・・・。

この増設ではリレーを設けることで、スターティングモーターのソレノイドを微電流でonさせバッテリーの負担を少ないするもので、リレーをMさんに準備して貰い、且つ配線までやって頂いたもの。それを完成させた。

折角ここまで丁寧にやって頂いたので、最後も丁寧と寸法もそれぞれのメーターなどに合わせる。特にセンターと横寸法を均等にするため、メジャーで測り、鉛筆でマークして位置合わせをする。

ひと仕事ひと問題、バルクヘッドだけに19mm厚の合板であった。木と云えど、穴明けは時間を要した。ルナ艇長にホルソーをお借りしての作業。途中で、ドリルの電池切れなどもある。

スイッチはバルクヘッドを挟み込むようにするのだが、板厚19mmに対して、スイッチのネジ部の長さは17mmで、つまり、挟むナットがネジにかからない。ここで、新たに座グリをする羽目になる。ひとサイズ大きなホルソーを、それも狭い場所で、ドリルにつけて、回さねばならない。横にホースあったりで、結構大変だけどやるしかない。で、そのあとMさんにノミをお借して、孔堀加工しながら、座グリを完成させた。

なんとか、かんとか、出来上がる。座グリは少々エキセントリックになったが、逆にナットを回すには良かった、怪我の功名ってやつ。

バルクヘッドの加工で、その厚みが19mmとはびっくりしたが、強度対策をキチンと施していることには安心した。

蒸し暑い中の作業、これまた楽し、か。

黒の小さな丸が増設のスイッチである。
hour meterの上に小さな孔が見える、
この孔を上手く塞がねばならない。
ナットを締め付ける側。
上下左右、いろいろなものがあるので狭く、
作業性はいいとは云えない。
向かって左側に隙間ができた・・・。
次回はこれを埋める作業をやろうと考えている。
勿論、木で埋める。

2018年6月29日金曜日

流石大阪

大阪のど真ん中で昼食屋に入る。
例の中華料理屋の入るビルから離れたところ、問屋街の一角にその昼食屋はあった。カウンターに座り、鉄火丼を注文すると、出てきたマグロの量、それに比する値段にびっくりした。くいだおれ大阪とは、ようゆうたもんや、を実感。流石大阪である。

NetやTVのニュースをみてると、関東辺りは梅雨明けとか言っている。一体どうなってんのって感じだ。こちらは雷ゴロゴロ、大雨警報も発令中。また台風も発生したとかで、まあ
自然科学での論理はたっているんだろうけど、よく解らない。某放送局にお勤めの気象予報士どのにたずねてみようか・・・。

周辺探索しながら、流石大阪の昼食屋インデックスを増やしてみるかな。そうこうしてたら、こちらの梅雨も明けるだろう。

2018年6月28日木曜日

床屋のラジオ

数ヶ月毎に床屋で髪を切る。
もともと無精な質で、要は伸びたら切る、それも促されて、短く。

その床屋のラジオを聴いてると、最近の若い人は枠組みを外すことが苦手とか、教える教師の側からして枠から外れない教え方をするとか、そのせいで考える力が衰えているとか、緊急事態への即応性に欠けるなど、そんな話題の番組か、或いはゲストの発言か、それが誰かも分からない。ソニーのような会社がなかなか日本に出現しないのは、そのせいかも知れないとか話していた。途中から聴いたので話の前後は不明だけれど、どうもプラス思考のような内容に思えた。

そういえばこの前から、ヨット関係の中で、その枠組みのようなものにふれている。
今あるものを頑なに守り抜き、次に繋ぐのもひとつ。そこに新たなものを取り入れ、次に託すのもあり。

用事で海峡に行くと、海面は荒れていた。大ウサギがピョンぴょん跳ねるような感じ。風は相変わらず強い。

2018年6月27日水曜日

長い会議

早めに出社すると、地下鉄に乗る人の多いことが、びっくりだ。電車を2本見送り、やっと乗ることができた。
昼食を挟んで7.5時間、会議室にとじ込もった。弁当を食べながら、支社長達と雑談する。会議とはひと味違う内容で、多分、そこには真の情報があるんだろう。まあ、現場を預かる人たちは大変である。
長い会議は、苦痛かと云えば、そうでもない。会議主役である、聞く方も応える方も、ああ云えばこう云うの連続、現場の匂いがプンプンしていい。時々口を挟むが、それがいいのかどうなのか・・・。

会議中にNPO理事長からヨットレース関連のメールが送信されてきたが、その返事は夕刻でないとできない。電車に乗ってすぐさま資料の修正を行い返信した。
テザリングというのか、一昨日から通信容量が契約の量を超えてしまい、サクサク動かない。特に添付資料などをつけるとまあ時間の掛かることが、今流行りの、半端ないって感じ。

長い会議の後の長い通信時間。

昨夜からの南風の影響で海峡は少々荒れ模様。その風景を見るのはいいけど、艇でもまれるのは・・・。

2018年6月26日火曜日

海峡通過の巨大船

海峡を巨大船が通過、LNG専用船である。ゆっくりと航行しているが、マーチスも重点チェックしているだろう。
この海峡は釣り船が多く、航路にも入り込むので、タグボートが先導して注意が促し航行している。本船ブリッジから、バウの船を見るのは・・・。レーダーの感度などは知る由もない。

今日はちびギャン達に付き合う。勿論、ヨットではない。
海辺は紫外線がとても強いので、屋内で暇をつぶす。誰も屋外にはいない。





2018年6月25日月曜日

担々麺と酢辣湯麺

昔、よく行ってたS飯店の支店というのかな、引越したビルの近くにあったので、先週、好きだった担々麺を食べ、今日は酢辣湯麺にしてみた。どちらも、ひたいから汗が滴り落ち大変だけど、じつに美味い。
相席円卓で、年配の方が、冷えた白ワインに冷麺と飲茶一品を注文していた。この時期にはいい選択である。

名物の担々麺、もともとはこのS飯店の賄い食で、若いコックが作るならわしで、それが名物になった。当時、それぞれのコックが作るので、味も微妙に違いがあったが、それがまた評判をよんだ。店は三田にあったが、エリア開発などもあり、六本木に引っ越した。博多にも店を出していて、そこへは何度か行ったことがある。

店の女性に、オーナーのMさんは来るの、と尋ねると、娘さんの経営になってからは、殆ど来られないと言っていた。博多でも同じような話を聞いた。
当時の三田では、既に年配であったMさん、いつもチャイナ服の正装で、凛とされていたのが印象時だった。

酢辣湯は上海でよく食べた。細く切った豆腐がとてもいいので、麺より豆腐を麺に仕立てた湯(tan)の方が好きである。
さて、次は何を食べるか・・・、暫く通ってみようとおもう。楽しみが一つ増えた。

今日も数件、ヨット関係のメールが入る。

2018年6月24日日曜日

海に出ない休日

急な用事があり、昼前に出かける。
昼間は夏日となり、気温も上昇してきて、暑くなる。今日の海域はシーブリーズであっただろう。

海に出ない休日も、ヨットに関わることで電話があったりで、RRSを何ページか開きながら教えて貰う。
ヨットの楽しみ方は、ひとそれぞれ。

2018年6月23日土曜日

若い新聞記者

今朝はNPOの助成金申請のプレゼンがあった。理事長がユーモアを交えた説明をされ、そのあとの質疑応答では分担して対応する。全て終了後に、若い新聞記者が、挨拶に来たので、理事長、事務局長とで対応した。

質疑応答の中でちょっとユニークな行事を紹介したので、それを取材したいとの申し出だった。ならばと主催部門をお教えして、取材許可を得るといいよと伝えた。
その行事は、彼の若さでの参加はまだ早いかな・・・。取材許可が出たら艇に乗りにおいで、と誘った。それから、同社の女性記者の話をすると、私の上司ですと。

プレゼン会場にはその新聞社の支社長も委員として参加されておられた。その委員から質問を受けていて、どうも、充分お応えできなかったらしく事務局長に促されて追加説明にうかがい、ご挨拶する。いろいろ話てると、なんと知り合いの名前がでてくるではないか。そこがどうも落としどころだったようだ。然しまあ、その取材力にはびっくりポンだった。

たまたま会った若い記者さん、ジャーナリストはいろいろ大変だろうけど経験を積み、頑張って欲しい。そう、息抜きにヨットレースの取材でも来ればいい。なんならレース運営チームに入って体験するのもひとつかも。

評価は結果をみないと解らない。いい線いったのではなかろうかい。
と、西郷どんのナレーション風・・・。

2018年6月22日金曜日

時が解決

今日も鉄道に遅れが生じている。理由は知らないけど、今までと同じような内容なんだろう。

昨夜から昼にかけて、ヨット関連の会議録の内容の一部が波紋を呼び、メールが飛び交っていた。どこかに落とし所があるのだろうけど、今はそこがどこだか解らない。

人事異動のリリースがあり、知り合いが異動する。これは気になるが、未だ仔細は解らない。そのうち何か解るだろう。

どれもこれも時が解決する。

昔、現場で突貫の仕事をやってる時、ピンチが来るたびに、時が・・・と言い聞かせた。でも、目の前にあることをやり抜いてこそのこと、皆んなでなんとか凌いだことを思い出す。そのかわり45日間、風呂に入らなかったり、14日間、現場から離れずだったりと、夢中になっていた。あの頃、一番、仕事を覚えたような気がする。

今の艇を買った時、毎週のように艇泊した。勿論、台風の時もだ、蒸し暑いキャビンで。これは、時が解決する、とはあまり関係ないけど、まあ・・・。

昨日今日メールが飛び交った事案、おとなの対応をされている文面もあるので、ホッとする。多分、時が解決するだろう。

2018年6月21日木曜日

夏至日

今日は夏至。
朝から曇り空だったので、どうかなと思ってたら、午後から天気は回復して夕日を見ることができた。明日からは昼間の時間が少しづつ短くなるのか。

その夏至日、ドカンと座って、ヨットレースの公示の不具合指摘箇所の修正や、項目をやり替える。それを確認して貰うために、先ほどNPO理事長へ送付した。併せて、加盟団体へのお願い書も修正するが、そう少し手を加えねばならない。

昨日から結構な時間wordを使っているので、もうここらでよかろうかい、と。

曲線と直線美

2018年6月20日水曜日

雨の日は・・・

粋ないい回しというか、晴耕雨読なる言葉がある。焼酎の名にもなっている。
朝から強い雨が降るので、ジッとしていると、JSAFのSさんとKさんからお電話をいただく。雨の日は、読することもなく・・・。

Mさんが、昨夕の一献傾け話をblogにコメントされている。彼とは古い付き合いの友人で、たまに飲んでは互いの話を肴に盛り上がる。仕事柄、いろいろな人脈を持った知識人である。そう云えば、最近はピアノを弾き始め、サックスを買ったとか。
なら、愚生も・・・。

航海中の雨の日は、沈殿というやつ。
小樽への航海では、20日以上も沈殿した。それが多いのか、少ないのかだが、然し結構楽しんだ気もする。例えば、写真のような過ごし方もある。

雨の日は・・・。

料亭、いや僚艇ルナのギャレー。
こんな日もある。
青森の漁師さん曰く、この烏賊もらってくれたら
舫を取るの許す・・・。
この港でも沈殿したかな。
ここもルナ。
I女史がハマチ1本貰ってきて、
調理の漁師さんを3人引き連れてきて捌いてくれたもの。
沈殿の日のご馳走。

2018年6月19日火曜日

時間を要した

出社しようと、でたはいいが事務所まで3時間以上かかった。線路の状態チェックが不十分だったのだろうか、時間通り動いていたのが、突然に不規則ダイヤになった。私鉄にすればよかった。地下鉄も問題なく運行されていた。

昼頃だったか友人のMさんから夕方一杯どうかと電話があったので快諾。飲むところは、彼に任せておけば間違いない。

用事があったので、南の方へ出向いた。そしたら、名物の古いタワーが目にとまったので、好奇心から、そこへ近づく。所謂、新世界に足を踏み入れた。案の定、新旧織りなす町だった。昔はハイカラ、で、今はノスタルジックで、ことのほかいい。

夕刻、Mさんと会い、案内された飲み屋に入る。昭和の雰囲気の酒場で、まあいろいろな話をする。暫くするとY女史の話にも及ぶ。今度、誘って一杯やろうとか、野郎達は勝手気ままなことを云う。彼との話、屈託なくリラックス出来る。

帰りもまだ乱れているダイヤ、ゆえに、私鉄に乗る。彼も私鉄で戻った。今日のように酔っぱらうと、2往復くらいやるらしいが、さて今日はどうだったか・・・。

そうそう、電車に乗る前に彼の儀式がひとつあって、それはカレーを食べること。老舗のカレーで、常連さんなんだろう。愚生は少々残すも、彼はへっちゃらでたいらげる。体形は、愚生よりも、ひと回りは大きいので、当然と云えば当然。

今朝方は、時間を要したけど、今夕方は、楽しいひと時を過ごせた。よって、結果オーライ。

どこもかしこも、角ばったデザイン。
これがいい。
色もまたいい。

2018年6月18日月曜日

大きな地震

今朝、凄い揺れと同時に緊急地震情報が鳴り響き、びっくりした。大きな地震だ。
以降、全ての交通機関に影響を及ぼす。大震災を受けてるので、本当に怖い。

2018年6月17日日曜日

アンカー打ち替え

天気のいい朝、早めに行くと、漁師のHちゃんは既に準備を始めておられた。
簡単な打ち合わせの後、こちらもアンカーロープに更にロープを継ぎ足したり、不必要なブイや補助ロープなどを外したりの準備をする。

そうこうしてたら、みなさんお揃いになる。
愚生と長靴を準備されたKさんとで、Hちゃんの漁船に乗り込む。隣のオーナーのHさんは愚艇に乗り込み、アンカーロープの受け渡し役をやってくださる。

アンカーを打ち替える場所が重要なポイントで、そこはルナ艇長とMさんにお願いした。

アンカーは漁船のウインチで巻き上げるも、これは一気にはいかない。モニターやチエーン代わりの金具が2個現れて、そのあとモニターがあがってきた。他のアンカーと絡むことなくスムースにあがってきてくれた。

打ち替え場所を慎重に決めて、デッコする。ひと通りの作業を終えて、ノンアルコールビールで乾杯。そのあと一休みして、長さ調整をする。次回、もう一つモニターとして、鉄の塊を取り付けようと思っている。これもHちゃんが準備してくださったもの。

その後、MさんがVHF無線機のアンテナ性能のチェックをやってくださる。計測画面におかしな数値が出てくるので、再々チェックすると、なんとケーブルが破断していた。
またもや、Mさんが手際よく修理してくださる。これで無線の入出力能力を発揮できる、本当に助かった。
ルナも同じようにケーブル破損が見つかった。Kurenai and Lunaの無線に纏わることは、またの機会に投稿したいと思う。
やれやれ・・・。

2018年6月16日土曜日

リレー回路・・・

午前中、漁師Hちゃんから、明朝風なかったら、アンカー打ち直そうかと。明日は操業でしょうと尋ねると、夜操業やから、かまへんよとのお言葉に甘えて、そうすることにした。
クラブにおられた皆さんに協力をお願いをする。風の読みは、漁師のHちゃんの右にでる人はいない。

午後からはMさんにリレー回路の結線の残りをやって頂く。テストをするとグルリとエンジンは回った。これで小電流でスターティングモーターを回すことができる。また予備スイッチもできたので、トラブルがあった時にも安心できる。その間、Sさんが黙々とNPOのホームページ作成をやっておられた、これも大変な仕事である。

NPO理事長から、18日締め切りの県民局プレゼン用スライドの作成状況の再確認と、加えて、万灯祭行事の市役所への提出の計画書の作成依頼を受ける。まあ、時が解決すると楽観的、でも、手を動かさないと解説しない。いや頭もか、年寄りゆえに、ならば頭にもリレー回路、要るかも。
その場合の容量は・・・、それは比例的にみても、小さいものでしょうや・・・。

2018年6月15日金曜日

ヨット関連会議

昨夕、ヨット関連団体の会議に出席した。
今年行われる記念行事の準備会議で、21時過ぎまで白熱した意見交換が行われた。
また、そのあと、地元レースについての審議も行われ、結果、22時を過ぎてしまった。このことは、機会をみてまた投稿したいと思う。

そのあと、Sさんに車でお送り頂いたので、助かった。昨日のブログアップの遅れは、この会議の影響。Sさんはこの団体の会長であり、いろいろと大変である。愚生はこの春からSさんに促されて、会議メンバーの一員となった。中に入って、その大変さが解る。
微力、果たして、お役に立てるのか、どうか・・・。

その会議前に時間があったので、ウロウロしてると、KYCの入り口にアメリカスカップ出場艇のレプリカがあった。先日のジャッジの時にはケースに布がかけられていた。KYCが代表クラブだったので、除幕式典か何かやられたのだろうか、昨日は公開されていた。

重量は2.5トン、全長15m、全幅8.5m、高さ24m、クルー6名、素材カーボンファイバー、とプレートに記されていた。
謂わば、世界最大級のディンギー、それも世界最高のヨットレース艇に関わる技術が施されたもので、とてもスマート、美しい。
次のAPはモノハルのようだが、手やら足やらがニョキニョキとでてくるようなデザインのようだ。

結構大きな模型である。
ガラスケースに飾られていた。

古い町

暦が変わり一昨日になったが、古い町へ出向き、所用を済ます。
朝、早め目に着いたので、近くの市場をのぞくと、既に観光客がかっ歩、天ぷらなどを美味そうに食べながら族、となっていた。そこで、愚生も何か買おうと衝動的に思うも、考えると今から人に会う・・・、これはありえないと、諦めた。魚をすり身にした天ぷら、今度は買って帰ろうと心に誓う。これ、ちょっとオーバーか。

この町に足を踏み入れると、路地のお店から香の匂いが漂ったりする。何かしら落ち着く、不思議な力。また出向くことになりそうだ。まあ、古い町での所用は苦にならない。

2018年6月13日水曜日

夜間航行

先週末は夜間航行となった。というより、それを選んで、帰投したと言った方が正しい。

海上でみる夜空は、陸(おか)で見るより星の数が多い。辺りは真っ暗だから、当たり前と云えばそう。でも夜間の船舶用の信号灯は陸の灯りと重なり、結構見辛い。

波と真っ向からの風に艇速が阻まれると、ニューペック画面のスピードと艇の進む方位をあらわすイラストが消える。それが連続的になると少しだけど嫌になる。微妙に風をはらむようにしたりと・・・。
向かい風速と艇速を換算すると14m/sec位はあった。愚艇の風速計は鈍感なので、瞬間的にはそれ以上吹いたのかもしれない。でも響灘沖や日本海で吹かれたそれと比すれば、内海だからまだ柔らかい。シングルハンドでは、だいたいメインセイルは2ポイントリーフで航行する。リーフは抵抗を少なくするにも効果ある。小樽航海の時の経験則も含め勝ってにそう解釈している。

その海上で、夜空をみながら、風に吹かれ、スプレーを浴び、誰憚ることなく好きな曲をボリュームいっぱいで聴きと、非日常の夜間航行をどっぷりと楽しんだ。
いい歳して・・・。

今日の灘、
こんな時にセーリングすると楽しい。
夕暮れを迎えるチョッと前、ここから徐々に空の色が七変化する、
それがなんとも美しい。

フラッシュを当てての写真、実際は真っ暗なキャビン。
画面はニューペックが示す針路で、
ピンボケは艇が波と風に煽られ、揺れているので・・・。
入港するとキャビンの電灯を灯す。

2018年6月12日火曜日

潮だし

恵の雨を期待している。
デッキもドジャーもパルピットもジブシートも潮だらけで、それを雨のシャワーで洗い流して貰おうと・・・。

アンカーロープはどっぷり潮だらけだけど、それは別途洗うことにした。ヘッドセイルも潮を被っているので、出来れば洗い流したい。
潮っ気のないもの味気ない・・・、いやこれはジョーク、出汁とは違う。

ルナはダンフォース社のステンシル(ハイテン鋼)製小型アンカーを持っている。
片手で宙に放り投げることもできるほど軽い、艇長ご自慢の逸品かな・・・。
先日のアンカーリングでは、それを使ったようだ。
その際、アンカーとチェーンを繋ぎ、いざ投錨の瞬間、一方のチェーンの端末にロープが繋ってないのに気づき慌てたと・・・。ブログネタと言われてたので、ここにアカす。

愚艇の方はバウにCQRを常設している。降ろす時は引力の法則でスルスルと海底に沈むが、揚げる時は引力に逆らうので重たい。浮力利用もなくなる瞬間からウインチに助けて貰う。そろそろフォトレスアンカーを使ってみなければ・・・、どこかのタイミングでテストしてみよう。

今日の雨で潮は殆ど抜けたかな。

2018年6月11日月曜日

リレー回路工事

昨夕より、懸案のエンジンのスターティングモーターにリレー回路工事をMKさんにお願いしはじめた。
いつもながら手際がいい、回路図は頭に入っているからと、端子をスイスイとカシメながら仕上げられる。

作業の途中で、既存の配線部にリレー回路を加えるため、そのターミナルを外そうとネジを触ったところ、なんと緩んでいた。
この緩みがエンジンスタート時の問題要因のひとつか。小樽航海、毎朝出港時に悩まされたので、ええっ、ココかいなと・・・。
これがまあ、狭い場所にあるので、回路を追加するターミナルのネジ締めは愚生の手を利用する。

今回のリレー回路工事はバッテリーの負担緩和措置でもある。また複数のスイッチを設けるのは、ひとつのスイッチが故障した際の補助機能付加でもある。少し作業を残しているので、週末に不足コードを揃えて完成させたい。リレー回路工事の完成後は負荷なくエンジンをかけられる。これが楽しみ。MKさんのおかげである。

このリレーもMKさんが準備してくださった。
微弱電流をスタータースイッチに通電させる仕掛け。
道具はすべてプロ仕様である。
ステップの向こうに見えるのがエンジン。


2018年6月10日日曜日

フラダンスに魅せられる

アンカーリング参加艇は9艇、近いところは1時間たらずの距離での参加。遠来は約20海里で我々より少し遠いフリートからも1艇参加されておられた。

水深6m、海底は比較的アンカー効きのいいマッド、地形は島影だが、南の風は結構吹くので、強風時は気をつけねばならない。

昨日の写真をアップ。なによりフラダンスに魅せられる。
愚生たちも水際でフラを踊ってる写真をルナ艇長が写してた。とにかく、楽しいイベント、なかなか、こんな風景はないだろうな。

いいことあれば、なんとかで、この後がいけませんで、真っ向から吹かれることになる。その中、22時過ぎに海上で給油作業をする羽目になる。それを終え、ルナ艇長へ無線で、燃料補給したと連絡をすると、ビールか?と応答してこられたので、いやディーゼルと言うと、こんな荒れてる海上で何やってんのと・・・。まあ、それも興かな。
坂越の砂浜がワイキキビーチ
アンカーリングの艇と相まってなかなかいいのではないでしょうか。
綺麗どこが、ますます綺麗なフラを踊って見せてくださる。
大変お上手で、拍手喝さいだった。
SO女史もフラを踊られる・・・、
なかなかお上手である。
フラダンスチームは女史のお友達のようだった。
この夕日、美しい。その美しいのもつかの間、
暮れてくると風と波を呼ぶ、曲者であった・・・。
通常の2.5倍の燃料を使うほど、向かい風が強く、
それに煽られた真正面の波。
転ばぬ先の杖とばかり、荒れ気味の海上で給油作業・・・。
これも訓練のひとつ。

面白い一日と相成る

朝、ルナより約1時間遅れ、7時30分に出航する。
朝のうちはいい風で波なしと、昨夜の祈りの通り、いや期待の通りとなる。潮も少し見方になってくれ、時折7ノットのスピードとなったり・・・。

アンカーリングの場所を間違えて、結局、集合時間より20分ほど遅れた。でも、連絡があり、集合時間そのものが30分遅くに変更されていたそうで、なら、10分前に到着したことになる。

この坂越も日本遺産に今年指定されたので、それを推進なさった方と情報交換などする。これは行政が申請するものだから、我々は言わば縁の下のなんとか・・・。力はないから、なんとか・・・。

パーティーはおおよそ1時間遅れでスタートする。料理もいい、日本酒の乙女と忠臣蔵、其々もいい。フラダンスを砂浜で実演するなどの催しも素晴らしい。ビンゴゲームもいいし、景品までも当ってしまう。企画から実践までやってくださったOWご夫妻に感謝、感謝。

で、アンカー泊と思いきや、ルナ艇長が、明日は雨やから帰ろ、と。
まあ予定通り明日帰るかとの場面もあったが、里心がついたとのことで、夕方、抜錨となり出航した。CQRはウインチを使い揚げたはいいが、マッドでベタベタなので水洗をやって格納。

夕日がとても綺麗で、沈んだそのあとはナイト航行。星も美しく、大熊座の延長線上の向こうに北極星も見える。このように空はお星さまキラキラだけれど、海上風は22ノット+α、波はドタバしゃ、艇は潮だらけ。ホームポートでひと波乱あって、片付けて、今の時間のblogアップ、面白い一日と相成る。

写真等はまた明日のblog、いや、今日か・・・。

2018年6月8日金曜日

波なく、風なく日和

昨日、移動した縦貫道のインターチェンジには物流センターが新設されている。
その中でも外資系が投資する賃貸施設物件が目立つ。勿論、プライベート施設もある。

内陸から港湾まで移動、往来のトラック、トレーラーが多い。荷動きは活発のように見えたが、どうなんだろう。
立ち寄った拠点では、見学の印象などを話すが、相手はどのように受けとめられたのだろうか、お節介な話だったかな。

明日はアンカーレッジランデブーがあるので、針路を西に向けて20海里ほどの航行を楽しむ。天気は良さそうなので、好きな曲でも聴きながら、コックピットのマット加工でもやりながら・・・。それに新しい無線機のテストもやってみたい。

波なく、風なく日和を期待しつつ、少し早寝をせねば。

2018年6月7日木曜日

車移動も・・・

朝から拠点訪問。
午前中で2拠点をこなし、昼食を済ませたあと1拠点。車移動も・・・、結構な距離であるから疲れるも、現場大好き人間としては苦にはならない。

そういえば、昨日の飛行機は随分と揺れた。離陸から着陸まで雲の中ばかりの飛行。
所謂、cloud。情報の世界のそれ。更にひょうきんに、iCloud・・・。雲の上もいいが、雲の中を揺れながら飛行するのも好きだ。

到着後、会議を1本やって、その後、会食となり、そこで2時間ほど懇親する。終えて、やれやれとおもってると、寝るにはまだ早い⁈と言い出す呑助がいて、もう一軒と、くりだすことに。
愚生としては、東やら西やら移動で、少々疲れ気味なので、ゆっくりしたいところだけれど・・・。昭和の匂いのする居酒屋で、地元の米焼酎に、からし蓮根、馬刺、一文字ぐるぐるなど美味しいものにピンポイントをあて、それを堪能する。結局は23時頃までワイワイガヤガヤ、となる。
呑助連は、宿舎で提供される夜鳴きそばを、そこからまた食べるのだから・・・。彼らは剣道界では有名な剣士でもある。

宿舎は温泉付き。だけれど時間も時間なので、めんどうになりシャワーで済ませblogアップして就寝。今朝は早めに、おはら・・・。勿論、朝湯のみの庄助さん。

機外は何も見えない。

2018年6月6日水曜日

雨の中・・・

雨の中、空港に向かう。今日は西への移動で、まえまえからの仕事を一つ片付けるためのもの。エアラインのカウンターで傘を忘れる、搭乗券を失くすなどもある。

昨日の飛行機の席もポートサイドだったので、一昨年の航海のルートを空から見ることができる。勝浦から波浮、そこから下田と、全景が見渡せる。
渥美半島沖と大王崎波切港に向かう時、荒天に阻まれ苦労したことや、名古屋港から太平洋に向かう外国籍の巨大船が針路を変えずに、愚艇の目の前を通過したこと。
バウのアンカーが波に叩かれ留め金具が緩んだので、波の周期タイミングを見計らいバウで固定作業をする。バウとコックピットの間を、ジャックラインにテザーを装着して、行ったり来たりを繰り返すも、波の周期の外れる瞬間もあり、バウで5m位の高低差を味わった。
ああ、あの辺だったな・・・、そんなことを鮮明に思い出した。あの時も雨の中だった。

東京湾の本船の航跡も面白い、ここも混雑する海域なんだろう。

この沖で巨大船とミートする。
大きな壁が通り過ぎた。
波も風もかなりのものだったが、仕方ないので
ラジオを聞いて凌いだ。
湾を航行する中央上、コンテナ船であろうか、
その航跡がなんかヘン。

2018年6月5日火曜日

インバウンド重視

旅の中止から、急遽泊まるところを探す。
今日の今日、それも夕方なので、慌ててしまい、日時を間違ったりと、少々トラブルもあったり、帰りの交通機関の変更などで、少々手間取る。

早めに休むと、遠くでゴーッという音がするので、大型トラックでも走ってるのかと思ったら、深夜便の飛行機のエンジン音だった。それに気付くのに・・・。

食堂は早朝4時からオープンとのこと。よって軽食と案内されていたけど、結構バリエーションの有る内容で国際線のラウンジの軽食ようだ。ユニークなのは食器類は全て紙容器とフォークはプラ。

宿泊者は外国人観光客がとても多い。食堂の多くの家族連れの言葉からして、ベトナムからのツアー客だろうか。おしゃべりを聞いていると、こちらが外国にいるようだった。
ただ、食堂の棚のディスプレーは日本を紹介するものばかり、インバウンド旅行客を重視しているのは、一目瞭然。

ナショナルフラッグ系のホテル、よって空港までホテルバスが運行され、とても便利である。勿論、そのエアラインのスチュワーデスもスチュワードも乗ってくる。その乗員の名札はカタカナ、つまり国内線の外国人スタッフ。名札はカタカナだけど、バスの中での会話は母国語だった。ここもインバウンド重視・・・。

快適なホテルであった。



昨日分

ウィークデーの朝5時からサーフィンを楽しんでいる。このサーファーは早朝の波乗りあと仕事場に向かうのだろうか。
サーフショップを多くあり、また、それに関連するアウトドア系のお店もある。10数人のかたまりがいくつものエリアにいて、黒のシージャケットをまとってプカプカ浮かんでいるので、遠目ではオットセイの群のように見える。
それぞれ、好きな波を待っている、それにも順番があるのだろう。多分、沖から順に優先権があるのか・・・。
この数10分あとにトラブルがあり、今回の旅はここで終了した。
このblogは昨日分。

この周りに10人ほどのサーファーが
波を探してプカプカ。


2018年6月3日日曜日

カレー船

2年振りにカレー船を訪ねた。
相変わらず、港の一番奥に係留されていた。老舗の旅館でお風呂を頂いたとこと、歩いて2分のところで世話になった居酒屋など、懐かしい。ここに3、4日閉じ込められられたように記憶する。
ヤマサ醤油工場を見学したり、中華料理の昼食やサバカレーの缶詰、ピーナツ最中などを思い出す。

そのあと、本州最南端だったと思う灯台に陸から行った。時間の関係から上まで登ることはできなかったが、海上から見る風景とは真逆で、海上を見渡すと、湾に向かう本船がどんどんこの沖を航行していた。

そのあと、森の公園横と住宅街横にある美術館に立ち寄る。この建築が有名で有名。

漁港のカレー船、この船には随分とお世話になった。カレー船の意味、船体の塗装が黄色、それだけのこと。でもこの周辺のセーラー達は皆さんご存知。

明日もクルージン寄港地を訪ねる。

カレー船を教えてくれたのは、大洗マリーナのセーラーだった。
彼は太平洋を横断したオールドセーラー。

青空に白い灯台が生える。
入場料は寄付と書いてあった。
キャンチレバー(片持ち梁構造)の美術館。
空間に浮いている。
鉄筋を露出させている。周りの広大な公園の杉の木に
同化させる工夫とうかがう。
素晴らしい建築。

2018年6月2日土曜日

眼下に・・・

いつもはTYCから上空を仰ぐが、今日は眼下に見る。ポートサイドシートからみえる、いつもの遊びの海域はあっという間に過ぎ去った。

空港で前のシートに少年が一人で乗り込んできた。バイオリンケースをスチワードが持ってて、上の荷物入れに保管してあげていた。小学校3年生くらいかな、どこかに練習にでも行くんだろうか。

発着地空港は、どちらも混雑している。
一昨年のクルージングで訪ねた港を、今回は陸から行ってみようと思っている。どんな風にみえるか、楽しみである。

遊び慣れた海域

2018年6月1日金曜日

logbook

標記は所謂、航海日誌。
bがあたまにつくと、このサイトになるが、その意味するものは知る由もない。

以前、パイロットのMさんから頂いたログブックがある。出航しなくても、艇にいけば記録すると仰っていた。パイロット様式のものをヨット形式になさり、それはシンプルの何ものでもない。

仕事場、窓の外のその上空を旅客機が飛び交うというか、滑走路への進入路で、空港を目指し着陸体勢を取るところが仕事場の上空のようだ。
この上空でギヤは降りる。つまり引き返せないところでもある。タッチアンドゴーはあるだろうが、それは最終的なもの。

横風が強いときはクラブメソッドで着陸をする、遠目ながらその姿勢がみえる。このメソッドは蟹が横歩きをするが如く、風上に向けざるを得ない状況下での着地姿勢でパイロットの腕の見せ所でもある。

こう書きながら、この光景を見るのも今日で見納め。
よって何シーンか写真におさめた。明日は久々に空の旅人となり、その小窓からの風景を楽しむ。また来週半ばは別な空港へも飛ぶ。

ヨットも好きだけど飛行機も好き。
パイロットたちは、日々logbookを記す義務がある。一方、愚生も毎日、b級log、いや、blogを記す。然しこれは義務もフォーマットもない自由気ままなもの。そこには時折、ハッタリもあり法螺もある。そこはお読みいただく皆さまが見抜いておらっしゃる・・・。

今夜は、仕事先輩、人生後輩の若い人との食事会。そこでまた、余計なことを言ったかな・・・。

帰る車中でblogを記す。明日の早起きは少々つらいも、でもまあ上空でうたた寝すればいいか。今も楽しい酒、よって少々酩酊気味。