海上でみる夜空は、陸(おか)で見るより星の数が多い。辺りは真っ暗だから、当たり前と云えばそう。でも夜間の船舶用の信号灯は陸の灯りと重なり、結構見辛い。
波と真っ向からの風に艇速が阻まれると、ニューペック画面のスピードと艇の進む方位をあらわすイラストが消える。それが連続的になると少しだけど嫌になる。微妙に風をはらむようにしたりと・・・。
向かい風速と艇速を換算すると14m/sec位はあった。愚艇の風速計は鈍感なので、瞬間的にはそれ以上吹いたのかもしれない。でも響灘沖や日本海で吹かれたそれと比すれば、内海だからまだ柔らかい。シングルハンドでは、だいたいメインセイルは2ポイントリーフで航行する。リーフは抵抗を少なくするにも効果ある。小樽航海の時の経験則も含め勝ってにそう解釈している。
その海上で、夜空をみながら、風に吹かれ、スプレーを浴び、誰憚ることなく好きな曲をボリュームいっぱいで聴きと、非日常の夜間航行をどっぷりと楽しんだ。
いい歳して・・・。
今日の灘、 こんな時にセーリングすると楽しい。 夕暮れを迎えるチョッと前、ここから徐々に空の色が七変化する、 それがなんとも美しい。
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