レース本部艇を仰せつかり、舞いあがっての所業のひとつに、レース委員の2名の方々を岸壁に置き去りにして、レース海域へ出港してしまった。
場面の一部を記すと、コミッティのIさんが其々の役割をコックピットではじめたが、人数が少ないので、あれやこれやとダブル役割を捌いている。愚生もお手伝いをと思っている矢先に、1号警戒艇より、2名のレース委員を乗せて、本部艇に向かっている、ついては、海上にて乗り込むので準備するようとの連絡。瞬間、レース委員リスト内容が過り、ハタと気付く、なんたる失態。
1号警戒艇のY船長の操船技術から、お二人は無事に乗り込む。
そこでIさんが役割調整を再び行うと、当然ながら重なることなく要員配置が出来た。
親しいOさんだからよかったものの、お二人に平謝り。その話をあとから聞いたルナ艇長は、前代未聞の出来事にア然としてた。一方、女性セーラーのおひとりは愚生の性格の一部を見抜いた評であった。
何れにしても、忘れるにもほどってものがある、と天の声が聴こえそうだ。
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