仲裁人が双方の言い分を聞き始めた。一方のちび提督が大きな声で主張し始めると、威圧感を受けるので普通の声で、と仲裁人が注意する。では、そちらの言い分はと、何度か繰り返しているうちに、落とし所が見つかる。
そのやりとりを横で聞きながら、おもわず、ほくそ笑む。ジュリーは冷静な母親である。
ヨットレースは小競り合いではなく大競り合い・・・。
少ない経験だが、前回の全日本選手権大会レースでのプロテストの審問はいろいろなことがある。3日間のシリーズなので、毎日のようにプロテスト、抗議が発生、その異議申し立てなどから、その日毎に裁判がなされる。ベテランジュリーにくっついて勉強する、これ年寄りの冷や水か。
先月行われた選手権大会レースでは、 RRS付則 T(調停)を適用すると帆走指示書に記された。感染症対策の一環で、密にならない、長い時間をかけないなどを配慮したもの。で、プロテストはどうであったか、下マーク回航で10数艇が絡む危ないシーンはあったが、幸いにスターンに赤い旗をみることはなかった。
ただし、ノンプロテストで、全艇が回航を済ませた頃に、N旗が上がるというハプニングが発生。なぜか・・・、またそのうち。
先月にも登場・・・。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿