必要なのはその空間を覆うシートで、愚生はこれをフライシートとか天幕と呼んでいる。
北前航路探索クルージングの時は、少し長めの航海だったので、透明のシートで仮天幕を作る。その効果は日本海、北海道といろいろな場面で発揮された。そのなか、流石は遠州灘、その沖ではブームより1mほど上に波があたりセイル面で砕けた波がドジャーと天幕をたたいた。若し天幕が無かったら・・・、思わず天幕にサンキューと。この天幕も出航後、1ヶ月程でブームエンドが擦れて、孔があき、雨漏りするようになった。
先般、その天幕を恒久的なものにした。ゆうこうマリンのコリンさんに製作してもらった。これがなかなかの優れもので、日除けにも代用でき、更に幅の調整も出来る構造になっている。愚艇のhyde sailブランドはまた紹介する。
北前航路探索クルージングの時に現在の形に整えておけば・・・、ヘッドセイルも、メインを含めて。なんもかんも揃えて航海に出るのが普通なんだろうけど、物を買うのも、何かを決めるのも、ああでもないこうでもないと時間をかける。無駄とおもわれるようなメンテナンスもやる。この天幕の恒久化は、途中いろいろあったけど結局4年以上もかけた。
このようなのことを現役時代の友人や、今の仕事仲間たちが知るとなんと仰るか、その前にニンマリ・・・。
まあ道楽の時くらい仕事と真逆でありたいね、非日常なんだから、折合いをつけて。
奥のビミニトップと手前のドジャーとの間に 天幕をセットした状態。 |
右がドジャー、色の濃いのが天幕。 ヒネリにしたことが多様に使えるようになる。 |
ハイドセイルのブランド付き。 |
このようにドジャーのヒネリを部分的に外すことで、 天幕の幅調整が可能になる。 |
これが北前航路探索クルージングの時に 仮天幕として製作したもの。 でもこれはこれで、いろいろ助けてくれることになる。 |
これも北前航路探索クルージング。 風通しの良いシートを着けて雨漏りを凌ぐ。 写真の赤いガムテープが雨漏り箇所でこれがどんどん増える。 右のビニールシートは横波と横風避け。(寒い時にも取付ける) 茶色のシートは夏の日除けとして使ってきたもので今でも使ってる。 |
北前航路探索クルージングはこんか格好で・・・。 青色が旧ビミニトップ、今は新しいものに作り替えた。 白いビニールが天幕。 メインセイルもヘッドセイルも作り替えた。 |
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