2020年8月16日日曜日

仕事と真逆・・・

ヨットでは雨風を防ぐ設備にドジャーとかビミニトップがある。僚艇ルナのそれは、ビミニトップがドジャーまで伸びるので、コックピットは雨天でもほぼドライを保つことが可能。愚艇のは両方の間に1.5mほどの空間があるので雨天時はビショビショになっていた。
必要なのはその空間を覆うシートで、愚生はこれをフライシートとか天幕と呼んでいる。

北前航路探索クルージングの時は、少し長めの航海だったので、透明のシートで仮天幕を作る。その効果は日本海、北海道といろいろな場面で発揮された。そのなか、流石は遠州灘、その沖ではブームより1mほど上に波があたりセイル面で砕けた波がドジャーと天幕をたたいた。若し天幕が無かったら・・・、思わず天幕にサンキューと。この天幕も出航後、1ヶ月程でブームエンドが擦れて、孔があき、雨漏りするようになった。

先般、その天幕を恒久的なものにした。ゆうこうマリンのコリンさんに製作してもらった。これがなかなかの優れもので、日除けにも代用でき、更に幅の調整も出来る構造になっている。愚艇のhyde sailブランドはまた紹介する。

北前航路探索クルージングの時に現在の形に整えておけば・・・、ヘッドセイルも、メインを含めて。なんもかんも揃えて航海に出るのが普通なんだろうけど、物を買うのも、何かを決めるのも、ああでもないこうでもないと時間をかける。無駄とおもわれるようなメンテナンスもやる。この天幕の恒久化は、途中いろいろあったけど結局4年以上もかけた。
このようなのことを現役時代の友人や、今の仕事仲間たちが知るとなんと仰るか、その前にニンマリ・・・。
まあ道楽の時くらい仕事と真逆でありたいね、非日常なんだから、折合いをつけて。

奥のビミニトップと手前のドジャーとの間に
天幕をセットした状態。
右がドジャー、色の濃いのが天幕。
ヒネリにしたことが多様に使えるようになる。
ハイドセイルのブランド付き。
このようにドジャーのヒネリを部分的に外すことで、
天幕の幅調整が可能になる。
これが北前航路探索クルージングの時に
仮天幕として製作したもの。
でもこれはこれで、いろいろ助けてくれることになる。
これも北前航路探索クルージング。
風通しの良いシートを着けて雨漏りを凌ぐ。
写真の赤いガムテープが雨漏り箇所でこれがどんどん増える。
右のビニールシートは横波と横風避け。(寒い時にも取付ける)
茶色のシートは夏の日除けとして使ってきたもので今でも使ってる。
北前航路探索クルージングはこんか格好で・・・。
青色が旧ビミニトップ、今は新しいものに作り替えた。
白いビニールが天幕。
メインセイルもヘッドセイルも作り替えた。

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