2020年8月14日金曜日

酷暑、猛暑の構造は・・・ rev-2

酷暑、猛暑の構造はいったい・・・。
夏特有の太平洋からの高気圧の上に、大陸チベットから高気圧が張り出しているサンドイッチのような構造。両方がパンなら中身は・・・。

このチベット高気圧の高度は17kmまで達しているらしい。偏西風の高度は12kmくらいだから、とても高い位置にあるわけだ。太平洋高気圧、狭義には小笠原高気圧、その高さは5km。因みに航空機の巡行高度は10kmくらい、高度を上げると空気抵抗が少なくなる反面、エンジンの燃焼に・・・。

高気圧は下降気流を発生させるので空気は地表に向かって下降する。その際、圧縮されるので温度が上昇してしまう。高い位置にある高気圧は圧縮する空気量も多くなり、地上の気温にダブルパンチで影響を及ぼすようだ。
また雲もできにくいことから遮るものなく日射量は増え地上気温を更に上昇させているようだ。これらから地上気温は38度とか40度を超え・・・。

偏西風はこの季節には北緯50度付近まで北上して風も弱まっているので大気を動かす力はもともと乏しい。
よって大気は上層と下層の2段構造高気圧となり、前者は東へ、後者は北へと張り出して列島を停滞して覆う。新聞などあちこちでも紹介されている理論と実際。
ではこの厄介なチベット高気圧はどうしてできるのか、これは春頃からインド洋周辺やマレー半島で仕込まれているようだ。

こう記しながら昔々あるスポーツ競技のインターハイ予選に出場したことを思い出した。その競技ではラジオの短波放送を聴きながら天気図を記し予測するカリキュラムがある。それも狭い場所での天気図作成で減点方式。
以前のブログにも記したが、審査員のある箇所の見落としから、県予選2位と・・・、でも2番ではダメなんです。勿論、気象予報士など無い時代のこと。

風が吹いたら桶屋が儲かる、気温が上昇したら・・・。


出典:気象庁HP
国際式天気記号を使った天気図、
太平洋を横断するセーラーやパイロットが参考にするようだ。
昔聴いてた短波放送ではとれない情報・・・。
ましてや予測なんて、無理無理。

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