錦漁港を6時15分に紀伊勝浦に向け出港した。定置網漁船と港口で交差する際、手を振ると大勢の漁師さんが手を振ってかえしてくる。色々な合図をされる。無事に航行しろと理解した。
錦漁港は昨日のblogに記したが、その印象通りだ。
K山さんのお話しの中に、古事記には、錦は丹敷と記されているとのこと。また神武天皇のことなどうかがい、改めて海から深い山々の背景の錦をみると神秘さを感じる。
今日の海域は打って変わり静かだ。尾鷲を越える頃には少し波が出てきた。昨日のようなことはないが、バウは結構上下する。然し、オートヘルム君はよく働いてくれる。これとゼノアのUVカットカバーは満身創痍である。
この航海中、ドジャーとビビニトップの間にUVカットの天幕を固定取り付けしている。その効果からか日焼けは少ない。また太陽光を遮るので涼しい。
昨夜は暑くて、少々寝不足。居眠りしてしまいそうだ。ルナ艇長から無線が入る。目覚ましに無線を入れたようだ、皆さん、昨夜は寝不足。
そうこうしてるとNHKラジオ第一放送に雑音が入りだした。エリアカードを東海から近畿②にかえると鮮明な音になる。いよいよ近畿エリア、つまり和歌山県内に入ってきたようだ。丁度、11時なのでルナと交信して昼食タイムとする。
近畿エリアに入ったことを記念にB缶を開ける、この航海で初めてだ。この揺れ、結構カロリー消費する。ダイエットにもってこいだ、ということを発見した。
14時過ぎから、真向かいの風に波が出てくる。行く手を阻む、この3日間パターンだ。それに黒潮が加わる。黒潮と真向かいの風を避けて陸側へ針路をとりながら、那智勝浦を目指す。
マウスの左スイッチが壊れたので、モニターコントロールができない。いちいちキャビンに入りパソコン操作せねばならない。予備のマウスの受発信USBを探さねば。
新宮沖はエメラルドグリーンの海の色とインクブルーが混在する、とても綺麗な海だ。
紀伊勝浦は島々が色々な形になり、不思議な風景だ。16時30分頃に入港した。舫を手伝ってくださる人がいた。ありがたい。清水からのヨットの方が挨拶に来られた。有名なヨットである。暫く、雑談する。
その後、徒歩で温泉銭湯にいき、いい風呂をいただく。夕食はマグロ料理をいただく。大将が生ビールをジョッキになみなみと泡などたてないで注いでくれる。H部さんはニンマリして、いつものよう2杯飲まれた。
明日は周参見。H部さんはこのleg、愚艇に乗られる。
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