2016年7月16日土曜日

ソフトウエア

航海で使う気象海象のソフトウエアには、海上保安部情報MICSの警報通知とpredictwindを使った。これらは随分と役に立った。predictwindは釜石の港で1ヶ月利用契約した。様々な海象がグラフィックで表現される。気象庁の船舶向け気象情報も同じような仕組みがある。北太平洋の情報で見ると、排他的経済水域迄を網羅しているので、陸地近くを航行するには広義過ぎる情報となる。

一方、有料のそれはピンポイント情報が得られることと、時間軸作動や画像工夫が施されているので見る側を楽しませてもくれる。月間の利用料360円、これ高いか安いか。いずれにしてもそろそろ契約が切れる。これらはYさんが教えてくれた気象海象関連のソフトだ。
そういえば、Yさんご夫婦とブルワンちゃんは母港に戻られたかな。

航行用では、new pecが役に立った。これがなかったら、いろいろな情報を複合させなければならない。これがあることで定置網や漁具の位置が明確に解るから、初めての海域でも安心した航行が可能になる。勿論、表示されない刺網やら様々な漁具あるので、航行中のワッチは重要だ。
このnew pecは日本水路協会のもので、所謂、電子海図ソフトをパソコンにインストールして、GPSとで使うので、インターネット接続は不要。よって電波事情などに左右されることはない。
このソフトが出始めた頃だったか、バージョンが変わる頃だったか、確か3ヶ所エリアを購入すれば全エリアが無償となる時期があり、ここぞとばかり購入した。今までは、一部エリアの使用のみだったが、今回の利用である程度償却できたかな、と思う。

海図、気象海象などのソフトウエアが航行支援をやってくれる。北前船の時代と比較など出来ないが、何れにせよ、昔の人たちは凄い。五感や経験で乗り越えていたのだから。それもソフトか。


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