福田漁港を5時に出港、波切漁港へ向かう。その前に、男女の警察官が職質に来られた。つまり、4時台だ。昨日、漁協の若い職員が言ってたが、それが早朝になったわけだ。
出港後の遠州灘は静かであったが、渥美半島沖から、風も波も強くなってきた。予想通りだ。それに風は残念ながら南西、よって味方にはならず、抵抗そのものだ。
この航海では、なぜかしらそのパターンが多い。
艇はローリングにピッチングにと、よく揺れる。ルナも波の上にバウが飛び上がっている。兎に角、速度が出ない、こんな時はジッと辛抱するしかないので、こうしてblog原稿でも書く。ルナ艇長から、荒れた海上でよくblogなど書くなーと、よく言われる。
実況すると、3m以上の波が艇の前や横にあたる。オンボロ風力計が差す値は12m。また、こんな時に限って、右舷サイドから巨大船が近づく、あちらが航路優先なので、譲るために針路をかえる。多分、本船スピードからして、針路は変えなくてもいいのだろうが、先んじて法律通りの対応をする。
やはりここも北太平洋、バウが5mくらい持ち上がる。その際、CQRアンカーのストッパーが動いたので、テザーをジャックラインにつけて、波のタイミングをみながらバウまでいって処理する。結構大変な作業、ずぶ濡れ覚悟で・・・。
波切漁港へは予定より遅い入港になるだろ。
で、17時過ぎに入港。今日のlegは値打ちのあるひとつだったかな。
大王荘に風呂と食事と加えて軽油の給油先への連絡をお願いする。
給油を終え、風呂に浸かり、夕食を摂る。風はゴーゴーと唸っている。ルナ艇長、明日は出れるかなー、と。出港の場合は6時頃となる。
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