海上でホンダワラが巻きついた。エンジンを完全ストップさせて、K山さんが素早く潜って除去した。普通ならホンダワラを巻き付けた状態で港に入るくらいのパワーがあるが、今日のはアクセルを吹かしても前進しなかったので、状況を聞くと、ペラ本体にガッリと巻き付いていたようだ。ホンダワラ、水中に漂うもの、海面で漂うものと千差万別だが、今日のは水中に漂っていたのだろう。
風の旅人と言いたいところだが、現実は自然のなかの人間の小ささを思い知らされているところ。
午後からもホンダワラが絡みつき、三国港口で再びK山さんが潜って除去した。この量はラグビーボールにすると、1.5位はあった。エンジンもさることながら、ラダーの振動も酷かった。
で、除去が済んで、エンジンスタートしようとしたが、かからない。レスキューでルナを呼び出して、曳航して貰う。然し、九頭竜川の状況は解らないので、何とかしてエンジンをスタートさせようと試みた。起こる現象を全て消し込むも、それでも回らないので、M屋技師長に電話を入れた。いろいろ確認しながら、アドバイス等を受ける。
ヒョッして、クラッチじゃないかということになり、前進後進をレバーで何度か動かしてセルを廻す、ディゼル独特の快音がうなりだした。航海灯等を準備して、入港アプローチ。もうとっぷり陽はおちていた。
詳しくことは臨時号でご紹介いたします。
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