2015年10月9日金曜日

播州高砂の秋祭り

寒露が過ぎると、播州は秋祭りの期になる。10月初旬から始まるところもあるが、大体が今から本番を迎える。

高砂神社のお祭りは、往時は大阪天神祭と並ぶもので、また1000年もの歴史があると刻まれている。神様が海でお遊びになる舟渡御は壮大なもので、港町ならでは風景だ。今は3年に1度の行事になっている。

御旅所で御休憩の神様を楽しませるひとつは、町まちの屋台の拵えや、練り合わせながらのぶつかり合いなどの披露だ。
それは、それは、迫力あるもので、締込み姿の地元の男たちの力と技の為すところ。古式豊かなお祭りは神事であり、また伝統文化でもある。

前回の舟渡御の折に、漁師さんのご厚意で地元の法被を着せて貰い、祭りに参加させて貰ったことがある。ふさの付いた警棒を持つ役で、地元のルナ艇長の横に立った。とても貴重な体験をさせていただいた。

法被姿をみた顔馴染みの女性から、へー、引越して来たの、とからかわれたりした。
この町から引っ越した愚生の過去からすると、戻って来たの、ということになるのだろうが、然しそれはもう古い話。今は、時々週末のキャビン暮しといったところか。

祭りが過ぎると、播州の秋は深まり、平野も灘も、とてもいい季節になる。勿論、ヨットライフにとってもだ。




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