二十四節気の寒露、今日はタイトルがある。季節暦としてこの二十四節気は解り易い。ましてや漢字から、想像というか想いを巡らせることが出来る。
昨夜の講演のあと中国の人と懇談する機会があり、立ち話をした。流暢な日本語を喋るので、話しの内容についても、仔細まで聴くことが出来る。
中国では仲秋節と国慶節の連休から、旅行者の消費活動も盛んである。昔昔、何処かの国も一億総中流など評していた頃があったようだが、いまや中国では、その数倍が中流層とか。まあ、驚きである。
さて寒露、朝夕はめっきり涼しく、と云うより寒く感じる時もある。この時候の市民薄明、航海薄明の時刻も早くなる。日没まで自然に併せて何段階かに分けた表現をされるのが面白く、そして好きだ。
然し、数字表現は二十四節気を含めて規則的にまとわりつく。
まあそれはそれとして、市民薄明時刻が早くなる頃の夕暮れの播磨灘が美しい。
沈み際の夕日はとても大きく、周辺にある全てを幻想的な色で染めながら、水平線に消え、つぎの何処かの見せ場へといってしまう。
晴れの日、航海薄明刻までの空、海、雲の彩りのなんと美しいことか。
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