2015年10月16日金曜日

薪能、観月会

来週末は高砂神社の能舞台で薪能、観月の会が催される。
今の能舞台は古いそれを数年前に建て替えた。秋雨の降る日のこけら落としには、県知事もお越しになった。謡曲高砂の発祥、能を舞うに相応しいところである。

ルナ艇長も以前、謡の倶楽部に参加していたが、譜面の難しさには手こずったようだ。謡は腹式呼吸の最たるもので、且つ、文化度も高い。艇長のお謡は二度きいたことがある。一度目は明石ヨットクラブの創立何十周年かのパーティの席で、挨拶代わりに披露。次は、先日の万灯祭の挨拶の後、壇上で急に謡ったそれだ。
クラッシック音楽を愉しむので、日本の古典にも難なく入り込むことができるのだろう。
愚生の義父も昔々、謡曲を趣味にしていた。昔ながらの譜面台を前に稽古している最中にくわしたことなど思い出す。

その来週の観月会の折に、ルナ艇長が理事を務める町づくり協議会の方々とで、一杯やろうということになった。
運河の奥にkureni and Luna をスターン付けに舫っての一杯飲み会だ。

それぞれ自分が好きな飲み物と食べ物をひと皿持参して、海辺で食事を楽しむという嗜好だ。鴨鍋をやろうとか、ふたりでいろいろ考えたが、まあ、今回はBYO方式というか、其々が好きな飲み物、食べ物を持ち込むことでやってみようということになった。

秋の夜長、月夜の晩、イタリア語名のルナで、艇長のお仲間と軽音楽でも聴きながら、お酒と好きな食べ物に大人の会話を添えて、少しの非日常を皆んなで愉しむ。

そんな場にkurenI and Lunaが役に立つなら、おやすいご用。折角だから、食卓には自然な灯りを準備しておこうか。

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