塩屋と須磨の海岸線にノリ網支度が出来上がってる。毎年、同じ場所に組み立てられ、大方、春までこの風景が続く。水面をゆらゆらと漂う海苔の養殖筏である。ヨット乗りは、このノリ網筏を避けながら、冬のセイリングを楽しむ。少しだけブツブツ云いながら。
須磨の海苔は有名ブランドとなり、多くの鮨職人が使う。その中にはミシュラン星を持つ店もある、と思う。行ったことはないけれどね。
よく見ると沖には漁船群が、さあ、どのくらいだろう、20隻くらいか、魚を追っかけてる。右手に海峡大橋の端っこ、2、3分の車窓パノラマを楽しむ、これが朝の通勤時の日課。
この季節、島の周りや海岸沿いに養殖棚や網などの漁具がひろく敷き詰められていく、この海域の冬の風物詩と云える。
播磨灘を西へ針路を取ると牡蠣棚がひろがってくる、近辺の食堂では、美味い牡蠣を食べさせるので、大いに賑わう。
その一軒の食堂の浮き桟橋にルナを舫い、焼き牡蠣を山盛りいただく。牡蠣のシーズン中は日帰りで何度かいったな。凄く美味いんだけど、この食堂には冷えた白ワイン、いやワイン自体が無いんです。
ルナの3Kメニューのひとつの牡蠣料理。殻付き牡蠣を蒸してと、それに冷えた白ワイン・・・、そうだ、この冬はルナのキャビンでこれやろ。漁師の冬支度、その恩恵にあやかる季節が、そこまで来てる。
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