11時から15時30分まで、北前船のセミナーに出向く。
市長のごあいさつから始まり、13時前までS学芸員の基調講演、Mさんの日本遺産認定市町全体事業の紹介などがある。北前船の歌ができたとのことでその披露にある。五木ひろしさんの作曲、石原信一さん作詞。ご当地ソング的な歌である。
そのあとは自由行動の市中見学と昼食、14時30分から能「高砂」観世流・能楽鑑賞を15時30分前まで催された。
能の実演はとても迫力がある、室町時代にタイムスリップしそうな感であった。薪能になると更に・・・。
世阿弥の風姿花伝に「秘すれば花なり」「家、家にあらず、次ぐをもて家とす。人、人にあらず、知るをもて人とす」とある。また花鏡には「初心忘るべからず」「いのちには終はりあり、能に果てるべからず」と。「女体の風姿。風体を飾りて書くべし。これ、ことに舞歌の本風たり」能作書。風姿花伝・花鏡の帯に名言として記されているのを改めて目にする。この本は山彦Mさんに頂いたもので、一気には読まずに時折、頁を開く本である。
能の実演はsns等を含め公開禁止なので、その前に能楽舞台を撮影した。
一緒にセミナーに参加なさった皆さんからは、別府四国の航海疲れは取れたか?など労いをうける。セミナー前後には、31日締め切りの帆船Mプロジェクトの申請のことで6回ほど電話のやりとりをする。NOYCの事務局長からも長い電話連絡があり、現実の引き戻される。
しかし、今日は文化に触れた1日であった。謡曲は義父もなさってたことなど思い出す。
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