2015年11月30日月曜日

小豆島クルージング続編

舫を取ると、後からルナも着岸した。ルナ艇長もSさんも完全防寒のいでたちだ。愚艇のポートサイドのライフラインのポールやドッグハウスの側面に潮がべっとりと付着している。ドジャーもスプレーで雲っているので戻ったら水洗いをせねば。予報では月曜は雨といってたので、草壁での水洗は止めたが、なんと今日は快晴、あてが外れた。

着岸手続きに桟橋食堂のおばちゃんのところへ行き寒霞渓の紅葉状態を聞くと、開口一番、もう時期は過ぎた、チョット汚いね、と。
Kさんは走って、紅葉亭前まで行くと、はじめからその準備をしていた。ルナ艇長は靴も新しく、行く気満々。Sさんは、少々迷っているような。愚生は、入港時の寒霞渓を見た印象と桟橋食堂のおばちゃんの意見が合致したので、どうも行く気が失せてきた感。

いずれにしても、バスの時間まで休憩となる。ルナ艇長とSさんはビールで乾杯。後から、艇長がビールを持ってくれた。で、時間だから、そろそろ行くかということになる。愚生も一応準備はしていたものの、なかなかその気になれない。バス停迄、グズグズ言いながら行った。

停車場でバスを待つもなかなか来ない。ルナ艇長がバス停の時刻案内を見て、なんや時間、間違ってやん、バスは15分前に出てるよ、と。なんと、愚生の勘違い。
前もって、みなさんには メールで時間を知らせていたにも関わらず、愚生の直前の勘違いに、みなさんもそれにつられてしまったのだ。そういえば、ルナ艇長も自ら時間を調べて愚生にメモをくれてたな。
ルナ艇長、折角早起きして来たのにと愕然としつつ暫く考えた末に諦めた。艇に戻り4時まで自由時間とし、それ以降、温泉に徒歩で行くことになった。この際、昼寝と決め込み、頂いたビールを飲み、バースで横になり1時間ほど昼寝した。その間、Kさんはランニングをされたようだ。

夕暮れのじゃらんジャラン、4人揃って海岸線に沿った遊歩道を漫ろ歩き。途中道の駅に寄ったりして、丘のうえのオリーブ温泉に辿り着く。ホッとして湯に浸かるもルナ艇長の残念そうな雰囲気に申し訳なく思う。帰りはタクシーを利用、桟橋迄戻る。
JSAFのSさんの推薦もあり夕食は桟橋食堂で食べることにした。予めお刺身を買ってきて貰ってたら、その中に、オリーブ鰤があり、皆でいただくが、これは大変美味かった。ここにしかない鰤だ。

お酒全く駄目のKさんが地元の麦焼酎を差入れしてくださる。桟橋食堂のおばちゃんに持ち込みをお願いする。おでんやらに合う美味しい焼酎だった。
翌日の朝食を8時にお願いして、愚艇で2次会をはじめる。今度はルナ艇長が芋焼酎を持ち込んでこられた。そこで、わいがや言いながら芋の湯割りをいただく。

キャビン夜話は音楽やらなんやら、思いおもいの話題が交差する。そのなか懐かしいルナの名物3k料理の復活話もでる。食材は牡蠣、蟹、鴨、何れも丁度今からのシーズンだ。おひらきになると愚艇は酒場の如く麦と芋焼酎がストックされた、所謂、ご両人のキープだ。

翌朝目覚めると、係留桟橋でルナ艇長が8時からの朝食は遅いと思ってたが、なんとギリギリまで寝てしまったといいつつ慌てて洗面に行かれてた。キャビンのバースはよほど寝心地がいいのだろう。桟橋食堂に遅れて来られるほどだった。

朝食を摂りながら、おばちゃんからオリーブの話を聞く。今度は、計り売りのオリーブオイル買出しセーリングに相成った。花より団子、紅葉よりオリーブ。大きめの瓶を持参せねばなるまいな。牡蠣をオリーブオイルで食す、これもいい。


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