2013年6月10日月曜日

ヨットで小豆島アンカレッジランデブー

 日本のエーゲ海、瀬戸内海でもっとヨットを楽しもう。
そのような考えで、瀬戸内海アンカレッジネットワークが推進されているようです。姫路ヨット協会のSさんをはじめみなさんが中心になって・・・。
 具体的には、瀬戸内海で活躍するヨッティー達とで瀬戸内海を研究したり、地域活性に繋がることを盛り込んだ泊地紹介だったり、その泊地に集結して、地元のひと達と交流しつつ遊んだり、レースしたり、パーティーしたり・・・です。以前、そのことを初代観光庁長官にメールしたことを思い出しました。
 この週末、小豆島アンカレッジランデブーにはじめて参加。この行事でアンカリングして停泊するのは、今回がはじめてだと、Sさん、おっしゃてました。勿論、瀬戸内海アンカレッジネットワークの一環行事です。
 吉田港には午後から、近隣のヨットが集結しはじめ、最終的には東は西宮、西は岡山などから15艇が、湾内にアンカリング、夜になって更に1艇と。
そういえば距離からすると、僚艇ルナが一番遠来、いや遠回りしての来訪、それも40数日かけて・・・。アンカリングで停泊すると、陸にはあがれませんので、テンダー(小型のボート)を利用しての行ったり来たりです。欧米のヨットは殆どがこのスタイのようですが、日本では、なかなかやらないようにおもいます。ずーっと以前に、ルナのクルー時代、対馬に行ったときに、橘湾にアンカリングスポットが無数にあったような記憶があります。
 この小豆島のお誘いは、Sさんからありまして、上架整備のお疲れさん会を当艇でやったときに、「小豆島アンカレッジランデブーをやるよ、今回は湾内にアンカリングするから来ない」と。
ルナはこの小豆島アンカレッジランデブーに早々に申込み、併せて、後半のスケジュールアップ。ルナ艇長は協会理事ですからね。
あとから考えてみれば、ルナのロングクルージングの最終レグがこの行事でして、一方で、kurenai and Lunaのランデブーでもあったわけです。
 日暮れ時から、BBQパーティーがスタート。参加者は50名を越えていました。食事しながらのイベントクイズの結果発表や、各艇長からの自慢話挨拶など。みんさん、なかなか上手なスピーチをなさる。さてクイズは1~3位が入賞、つまり商品があたるわけです。
そのなか、3位は2艇となり、ジャンケンポンの決戦。3位のTさんが、司会のNさんに、何か景品出してよって折衝したら、ジャンケンポンに負けた艇には、車海老セットを出すと。
 実はわたくし、その3位のひとりでして・・・。ジャンケンポン勝敗の行方ですか?水面に浮くキーホルをダーゲット、それも魚のデザインでした。まあ海老で鯛を釣ったと諦め、そのうち大事な物を落水させても、このキーホルダーが救助してくれるだろうと。
 パーティー後半、Sさんから明日は、アメリカズカップに対抗する、「The Coffee Cup Race 2013」を湾内でやると発表。なかなか、お洒落なネーミングだと思いました。
 結局、コースは湾内の予定を家島群島院下島の灯台を目指す、スタートから1時間経過したところの緯度・経度を自己申告して、それにレーティング、順位を決めることになりました。
そこで、kurenai and Lunaはスタート合図をする役目を仰せつかりまして・・・。
 スタート5分前にTYCクラブ旗を揚げる、4分と1分前の合図は大きな声で伝達。スタートはクラブ旗を降ろし、信号短音一発。こんことを電話でやりとり、これもアンカリングだからこその楽しみ。
 いよいよルナ艇長が、5分前のホーン合図を出し、クラブ旗をスターンに掲げました。それぞれの艇が戦略的な動きを我々の艇の周りではじめます。
そうしてたら信号音を出すホーンのボンベに空気が無いので、ポンプ取ってくるわーって・・・ルナ艇長。ェえーっ大丈夫かいなーとおもいつつ。でも、悠々と戻ってこられポンプで空気を入れ始める。
 今度は私、電波時計はどこどこ?ああ、あったあった身体の後ろに・・・、なーんておまけも。そうこうしてると、2分前くらだったか、艇長、ご操作で、「フウァー」って、ホーン鳴らしちゃった・・・。
 じぇじぇ。大声で「今のは間違い」って叫びながら、「ルナ艇長、おいしいとこもってくやん」と。ひょっとして、レースに出たかったのかも・・・。だってレース好きですからね、アメリカズカップ観戦も行ってます、出るのも観るのも好きなルナ艇長ですから。
 10時30分、マーチを先頭に、参加艇全てがスタートラインを過ぎていきました。順位の結果、それはこれからです。小豆島アンカレッジランデブーを企画・参加されたみなさま、お疲れさまでした。

 どうして、こんな浅瀬に・・・。
午後から段々と集結、アンカリングしている状態です。
カタマランに積んできたテンダーで移動
後方のシャトルが見守ってます。
テンダーを漕いで上陸です。
バウのポパイがランニングライトを握ってるんです。
それは公式の両色灯だそうです。お洒落なですよ。
浅瀬まで入って来れますから、便利です。
BBQ前の静かな水面、みんなが、日本の風景やないみたいと・・・。
シータイガーのロッジ前の芝生で記念撮影
ロッジ前で・・・。
いい風景でしょ。
写真撮りたくなりますよね。
ご夫婦で楽しんでおられます。
BBQパーティーの雰囲気。
久しぶりのBBQでお腹一杯。
テーブルから湾が一望、こんな感じです・・・。

カメラのせいにする・・・
朝のひととき、お隣同士でおはなし。
同じシーン、take2
木造艇のケッチ。
take3
いつも港で出会うヨッティーたちです。
ジャンケンの弱い?Tさんが車海老get。
girl and boy 将来のセーラーたち。
どうも寝足りない感・・・。
朝食のあとのくつろぎシーン
Nさん、雑誌投稿用の写真撮影で、大忙し、大変です。
木造艇、take2
kurenai and Luna
CQRアンカを打ちました。水深は3mくらい、スコープをたっぷり取ったので、安定感抜群でした。
何度も何度も、180度向きが変わりましたが、なんのそのって感じ・・・。
ルナ艇長がGPSで走錨チェックするもビクともしなかった。
Sさん、仕掛け人です。
ヨッティーで知らないひとはいないですね、海外を含めて。
遠くをみて、何か次のプランを計画中かな・・・。
セーラーIさんに何か話かけてます。
レースのことかな。
シャトルのエンジンあまり調子良くない。
女性ふたりともセーラー。
ヨットに乗ってる姿もカッコいいですよ、絵にになります。
ファーストスタートするマーチ。
これは5分前の戦略行動・・・。
KTCの艇です。
ファミリー参戦。
ちびっこセーラー、この頃から乗ると
将来は一体どうなるんだろ・・・。
多分、船底はセンターボードがニョキッと・・・。
全艇、問題なくスタート、コミッティのルナ艇長が証明。
The Coffee Cup Race 2013 のはじまり、はじまり・・・。

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