TV番組の新美の巨人たちで犬吠埼灯台が紹介されていた。スコットランドのリチャード・ブラントン氏の設計施工管理で明治7年11月15日に初点灯されたとある。400Wの電燈が、レンズを通して30km先まで光が到達するとのことに改めて凄いと思う。
この灯台の北東に銚子港がある、利根川の河口域。その銚子港に入港するとき、丁度天候はよろしくなくて、高波に加えて、意外と狭い港口に閉口したのを思い出す。
銚子での沈殿は数日に及んだので、暇に任せて、東京クルー、ルナ艇長3人で近くの旅館のお風呂や居酒屋出入りで顔馴染みになったり、美味い中華屋を見つけたり、醤油工場の見学に行ったりした。数日後、天候回復したのを見計らい、横抱き係留させていただいたカレー船をあとに出港した。
狭い水路と港口を出て、南西に針路をとる。右舷に美しい犬吠埼灯台を見ながら岬を回り込むと銚子マリーナ、以降、いつまでも続く九十九里浜をみつつ、次のレグまで機帆走した。
それから2年後の同月に銚子を旅した。再びこの灯台を訪れ、あの沖を航行したんだと・・・。横抱き係留で数日間お世話になったカレー船をみたり、近くの居酒屋の前も通った。
新美の巨人たちを見ながらそんなことを思い出した。この番組は美しいものを凝縮編集してみせてくれる。録画しているのを、その時の気分で、テーマを選びみている。
今朝、窓の外をみると凧揚げ大会をやっていた、昨日ほど風はない。けれど依然、強風波浪注意報は継続されている。
カレー船に抱かれる愚艇と後方はルナ、 撮影はルナ艇長。 雲どんより、ここから沈殿がスタート。 |
ルナから見た犬吠埼灯台、 やっと青空になる・・・。 |
2年後のカレー船を訪問、横抱きと同じ場所だけど、 なんか綺麗に・・・。 |
明治初頭に作られた犬吠埼灯台 美の巨人に相応しい・・・。 |
この沖を航行した。 先の岬の突端を回り込むと銚子マリーナがある。 交通が少々不便なようだったので泊地には選ばなかった。 係留費用節約も・・・。 |
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