2020年7月27日月曜日

静かなJURY boat

JURYboat、レース中はスピードを出しての航行なのでエンジンと波切り音で乗り心地はいいものではない。それも立ちっぱなしの姿勢。反面、風待ちではとても静かなJURYboatである。時折、引き波を受けて揺れることもあるが逆に心地よい。
このような時はYさんの話が聞ける。今回は、NYYCのバーの話から、ヨットクラブ幹部たちのボランティア精神のこと、芝刈りをやってる女性、掃除の人と思っていたら、YC会長夫人だったとか。世界のレースはボランティアで支えられている。お金を寄付する人や汗を流す人、その両方をやる人。スペインのセーリング選手のパンピングに負ける日本の選手、練習量の違いがまざまざとあらわれるとか、来年発刊RRSの変更点についての話。その他に深い話などいろいろである。
波風の無い海面、ただただ漂うレース艇のコックピットでも同じように話に花を咲かせているのだろう。また遠くではスピンネーカーの稽古をやっている艇もいる、ここは風があるぞとのアピールを含めて・・・。
出場22艇に、レガッタを支える本部艇、マーク設置艇、PRESS boat、プライベート支援boat、JURY boatの27艇は、のたりのたりと過ごしながら風待ち約5時間を費やす。でもまあ、楽しい時間である。天気予報とは真逆、まあ最近のそれのあたらんことが・・・。

師匠のYさんと大先輩のUさん
航行中のはためき、止まると萎れる
手前と向こうは同じメーカー艇

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