2018年11月30日金曜日

暇なとき・・・。

九十九里浜沖をセーリング中に、九十九里の名付けの根拠はなんだろうなど無線交信する。それは99里あるんだろう・・・、では×4kmか。なら400kmとなるぞなど、まあクイズとは云えないが、そんなやり取りをする。
シングル&シングルの航海旅では基本暇なのである。特に風なく波ない絶好日は他愛もない話に耽る。

誰かと話したくなる延長線上でいくと、寄港地のセーラーの自慢?話も面白い。大洗だったかのハーバーでの話。我々も荒天海域を航行してきた同じような時に、南から北へ購入した艇を回航中のセーラー曰く、夜航海中に荒天を回避するため沖出しすると100mもあろうかの波に揺られた・・・、まわりの本船も揺られていたと。
猛者話というのか、なんなのか、話は大きい方が面白いので、ルナ艇長とでフムフムと聞き入ると、相手も饒舌になる。話のあとルナ艇長と顔を見合わせ、ニンマリ・・・。

同じハーバーで、40歳を過ぎてヨットを乗り始め、60歳で米国西海岸まで単独航海したセーラーの話では、北太平洋は暑くて暑くて、途中で引き返して、クーラーを装着して出直した、とかも。このセーラーは1年米国で過ごして、戻ったとのこと。まてよ、このことは何度かblogに綴ったな・・・。

このハーバーで係留代金を値切ったりもしたな。
釜石、大洗、銚子沖では北太平洋の波に翻弄されたことを想い出す。また房総半島の銚子港では利根川河口水流と北太平洋の波がぶつかり合うなんとも得体のしれない波に巻き込まれた入港、出港とも難儀なことで、これも遊びの延長線かと諦めたり。でもまあ、100mの波にはお目にかかれなかったことは不幸中の幸いかと自問自答した。

荒天であっても、暇と云えば暇かな・・・。
無線で何してると交信、愚艇は気晴らしにラジオを聴いてると、それを無線で聞いたルナ艇長曰く、こんな波の中よくラジオなんか聞くなー、と。流石にこんな時はクイズはやらない。



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