2018年7月18日水曜日

デッキシューズ

田辺英蔵氏の著書に、はきなれたデッキ・シューズがある。愚生もデッキシューズをいくつか持っている。勿論、履き慣れている。デッキで滑るほど使い込んでいるものある。要はオンボロである。

昔昔の若い時は何でもチェレンジ、現場で鳶職用の足袋を履いてたことがある。実用的で地に足が着く感がいい。それと、格好つけてたかな・・・。
この足袋で1.8m× 1.8m、高さ74 mのジンポール(トラス構造)という、重量100トンほどの石油精製蒸留タワー等を倒立させる支柱のトップまで登ったことがある。その場所で作業する鳶は一流中の一流の人たち。72mまで登ると、作業中の鳶たちは、こいつ、ちょっと変わってるって烙印をおされる。多分、仲間入りの烙印だったのだろう。

高いところで、滑らないよう足袋底の材質は生ゴムで、エッジの効いた凹凸など工夫されていた。その後は高所作業用の安全靴が開発され、一流の鳶も皆、それを履くようになった。

話は長くなったが、その足袋をデッキで履いているセーラーもおらっしゃる。ただ、鳶用ではないように思えた。所謂、地下足袋、でもグリップはよく効くと思う。
デッキシューズならず、デッキ足袋。

この前、新たなデッキシューズを見つけた。このデザインと色、ずっと追い求めていたもの。
デッキシューズは、大切な道具のひとつ。はきなれたデッキ・シューズはオイルが染み込んでいて、素足での履きごこちもいい。

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