週末の番組に白石康次郎さんの対談があったので、録画しておいた。
世界一周ヨットレースの過酷さを淡々と話をする白石さんのあたまには白髪が目立っていた。然し、情熱は衰えることなく、昔のままだ。と言っても愚生は直接お目にかかったことはない。
対談の中で、ホーン岬の風が逆から吹いてたら、世界の歴史は変わってたかも知れないとの自論を披露された。大航海時代、帆船とそれを操るセーラー達が南米からアジアに大きく関わる。それは太平洋から吹く風の難所、ホーン岬を避ける航海の結果だと。そのなか日本は一番東に位置していた。
曰く、若しホーン岬に大西洋からの風が吹いていたら・・・と彼は論じた。
前の航海で、白石さんの師匠多田さんのヨットと出会った。船名は同じ。昔の仲間のみなさんが、引き継いでおられるそうで、そのなかのセーラーのおひとりが、わざわざ我々の係留場に来られた。少しの時間、お話した。確か勝浦の港だったかな。
午前中、海峡近くの鉄工所に出向き、注文してた燃料チューブパッキンを受取る。帰りにマストが揺れるAYCと堀江さんのマーメイドモニュメントの横を通りスターバックスに立ち寄った。
海峡大橋一望、見晴らしのいい2階席でカプチーノを飲みながら休憩してると、窓の外にセーリングヨットが西に向かって航行していた。旅の途中のセーラーだろうか。その上空には東に向かう旅客機が飛んでいる。とてもいい風景だ。
前の航海のゴールを海峡大橋に決めたことなど思い出しながらのblogの続きを書き始めた。
ヴァンデグローブレースはシングルハンドの世界一過酷なセーリングヨット競技。その模様は12月中旬にテレビで放映されるようだ。webでもリアルタイムのレース航跡を見ることはできる。
チャレンジャー白石さん、がんばれ。
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