2021年9月3日金曜日

ウォッシュボード ver-1

コンパニオンウエイとは、いろいろな意味をもってヨットのキャビンへの出入口の名称になっているようだ。その出入口には、ウォッシュボード(英国)、ハッチボード(米国)、刺し板(日本)と云う、木戸がある。木戸の表現は余分なことかな。

このボード、板には、水封の役割もあり、外洋レース艇の資格取得ではボードが海に流されないよう細引の取付などが求められる。ルナはそのようになっている。
そのウォッシュボードとは大英帝国帆船時代からある呼称のようで、多分、鎧戸のような形状だったんだろう。当時のセーラー達は洗濯板と兼用していたのかも・・・。前述のコンパニオンウェイもまさにその時代からで、パンを食べあったりするセーラー仲間達が通るところと、なにかに記されていたような。

愚艇にはその刺し板は2セット計6枚ある。
標準装備品はチーク材の3枚でこれは重厚感あるもの。もう1セットは光を入れるため用でクリア樹脂板3枚、この厚みは22mm、多分ポリカーボネート材ではないかな。特に冬場の泊地ではこの樹脂クリア板が役立つ。

そのなかで、7枚目を作ることになった。
それも穴開き、1枚のみで、条件としては、材質は光が入る、軽量で扱い易い、ある程度の強度がある、UV対応、でそれを見つけた。それに既存ボードと同じ外寸の罫書きをする。あと艇に出向いて、再度現物合わせして台形カットする。追加に円形孔のカットが必要。余った材で補強をするなどせねばならない。

で、それを何に使うか・・・それはまた。

3枚のうち、真ん中に円形の孔を開ける。

0 件のコメント:

コメントを投稿