競技の風・・・
ラージヒルを側面から見ると、真っ逆さまに滑り落ちるくらいなので、風など吹き飛ばすのではとおもうが、そうでもなさそうで、風の影響がとても大きいとのこと。
スキージャンプ競技には、テイクオフとかフライトという言葉があるように飛行機と同じである。エンジンのある飛行機でも追い風を受けては飛ばない。
グラーダーが飛ぶ、ジャンプで人が飛ぶ、ヨットも最近のACレースでは海面からハルを浮かせて滑空する。それぞれ風に影響されるスポーツである。
これを上手く掴むと勝てる。でも最後は「風運」に任せるのだろうが、でも、この運は、運ぶという意味なのかも知れない。
20数年前のジョーク話。
金は幾ら掛かってもいいから、セントアンドリュースと同じゴルフ場を作ってくれと当時の成金の人が有名な英国のコース設計者に注文すると、曰く、で、風は如何いたしましょうか、と。
当時、ゴルフ競技は英国人がつくり、米国人が世界に広め、日本人が駄目にしたと言われてた時期でもあった。今はもう、そんな話を聞くことはない。
風相手のスポーツ、スキージャンプもヨットレースも風を読みながら競う。
適度な風はいいが、吹き上がってくると嫌になる。でも、ヨットレース運営とかジャッジのお手伝いの時は、そうも言っていられない。競技の風はシビアであるから。
昨夕から、旋風を巻き起こしてたちびギャン一行が先ほど帰った。この風も・・・。
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