桟橋食堂の朝食が30分早く出来上がったので、その分3艇が早く離岸する。高速フェリー双胴船の乗組員が今朝は10mくらい吹いてますよと言っていた。
SGさんは、一昨日と同じような気象になるのではと言っていた。第2弾は9時過ぎに出港、案の定、沖は12mくらい吹いていた。
一昨日と同じく西風。我々は東に戻るから追手の風になる。得手に帆あげてスタコラサッサというが、この操船、特に風の強い時はやっかい。
ジャイブといってセイルを反対舷に移動するのがあるが、これがワイルドジャイブとなると、危ない。その防止策?プリペンダーを付けていると、ワイルドジャイブの際にドカーンといったマストへの振動がなくなるからいい。
今日もそのワイルドジャイブを数回やったが、コックピットの中で静かに処理ができる。プリペンダーには少し太めのシートを使うのがミソではないかな。特にシングルハンダーにはもってこいの仕掛けだ。
出港後2時間は強風やらブローやら、ヤンチャな風に翻弄された。こんな時に、よりによって、オートヘルムの遠隔コントローラーがバラバラで使いものにならない。
一昨日、本体をテーブルから落下させバラバラにしてしまった。この散らばった部品をやっとのおもいで探し拾い集め、キャビンに保管しようとした矢先に、強いピッチングでまたもや散らばった・・・。なんとも失態の失態。
話を戻すと、後の4時間は静かな海面になる。
TYC入港7マイル沖でホンダワラを巻き込む失態を起こす。いつものスタイルで外すも、ワッチ不足。ルナも巻き込んだといわれてた。
係留場所ではアンカーラインが船底に潜り込んでしまった。Sチャンをはじめ、みなさんに助けてもらってラインを舫う。
厳密に言えば、ラインのうえに乗ったというのが正しいかな。でもこれは幾度となく起きている。こ抜本対策は、Hちゃんにお願いして、アンカーを打ち替えて頂くしかない。
そうそう、もうひとつ失態があった。バウハッチの蝶番の軸を折ってしまった。この補修は少々厄介なようだ。
遠来のI女史は、楽しめたと言ってくれたので、よかった、安心した。SGさんが最寄りの新幹線駅まで車で送っていってくれた。
帰りがけ、ルナ艇長とこの時期はやっぱりメイストームが来ると話した。無事、TYCクルージングを終えた。
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