2014年12月2日火曜日

ある女性と、はなたれ小僧

先日、出先の電車の中で、ある女性と席が同じになりお話をする。一期一会。この方は薙刀もなさる。先般もある国のお客様が来日時、現総理夫人と薙刀袴姿でお出ましのシーンをニュースで拝見した。

ご主人は剣道をなさっておられた。当時の米国通商代表に竹刀を構えさせ、自身の喉元に竹刀の先を突きつけた姿、丁度、日米通商交渉の真っ只中で、そのユーモアとジョークに満ち溢れた仕草が、当時、マスコミを賑わせた。またその写真が産経新聞のネットに掲載された日に、その奥さまにお会いしたのだから、不思議だなーと感じる。

電車を降り同じ方向へ向かうエスカレータで、ご主人の弟さんの話題になる。最近はまたTVでご活躍ですねと申し上げると、番組は前後にも仕事もあり大変だそうですよ。と申されていた。

弟さんはNHKから県知事に転身、今はお昼のTV番組に出てらっしゃる。小生もこの歳になっても働いていますと申すと、すかさずあなたなどまだ、はな垂れ小僧ですと、一蹴された。そうかまだ、はな垂れ小僧かと、すんなり受け入れた。

数代前のファーストレディー、その凛とされた姿と笑顔はオーラいっぱいであった。


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